隠すをテーマに女流作家11名の短編を収録。同じ女性ということで興味が似ているのか?途中経過でラストがワクワクするような短編が多かった。「アリババと四十の死体」は「アリババと四十人の盗賊」をモチーフにした作品で面白かった。でも原作を読んでいないと理解できないと思う。だから原作を知らない「まだ折れてない剣」は全く理解できず。「甘い生活」は近藤史恵さんらしい作品で女の嫌らしさが全面に出てキリリと辛口。この短編だけ異質な作品だと思うけど私は好き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年10月2日
- 読了日 : 2020年10月2日
- 本棚登録日 : 2020年10月2日
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