- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041055960
感想・レビュー・書評
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短編集かと思いきや、ストーリーが地味にリンクしていて…
人の心の裏まで見えてきてしまう感じ、癖になりそう。
いや、実際怖いけど(笑)
面白すぎて気づいたらどんどんページが進む作品。
いやー、面白かった(笑) -
最後まで楽しめた。2点3転のどんでん返しは素晴らしい。
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会話と回想のみで構成されているという事で、どうなのかなと思ったが、読み易く纏っていた。ネジの外れた犯罪者同士の化かし合いが、シリアスでありながらもコミカルな掛け合いのようで楽しめた。
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雑誌の対談記事をベースに書かれた作品
人は本音と建前を使い分けて生きていく。その建前を対談で口にして心の中では黒い本音を呟いている。
人間関係結構ドロドロで、それでも読んでて楽しい一冊。
対談風に名前:会話~~~(本音をぶちまける)という感じで進み途中に少し回想が入る感じ
基本的には章ごとに完結だが、他の章で別の時に出てきたキャラの事にも触れられてるのでしっかりと相関図を把握して読むといいかもしれない。 -
デビュー作の『神様の裏の顔』に続き,これまたトリッキーなミステリー小説。ほぼ全編にわたって,雑誌の対談記事(ゴシック)と,その最中の語り手の心の声(明朝)が混在するというスタイル。口ではきれいなことを言いながらも,過去の犯罪的行為を独白したり,そこに伏線がちりばめられていたり。記事6篇はそれぞれ独立しているようでありながら,読み進めるうちに大きなつながりが見えてくる。登場人物一覧を自分で書きながら読まないとわけがわからなくなること請け合い。