- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049136340
作品紹介・あらすじ
皇帝である緑峰からやっかいな話が舞い込んだ。後宮内に妃候補達に向けた女学院を設立するにあたり、序列試験で首席を取って欲しいと言う。
緑峰の意図を汲み取り、無事に試験を首席で突破した沙夜。順風満帆……と思われたが、女学院の生徒達が次々と病に倒れ、その原因が沙夜にあると、あらぬ疑いをかけられてしまい!?
果たして沙夜は、様々な思惑が渦巻く後宮で謎の流行り病を解決し、自らの疑惑を晴らす事が出来るのか――。
感想・レビュー・書評
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皇帝である緑峰からやっかいな話が舞い込んだ。後宮内に妃候補達に向けた女学院を設立するにあたり、序列試験で首席を取って欲しいと言う。
緑峰の意図を汲み取り、無事に試験を首席で突破した沙夜。順風満帆……と思われたが、女学院の生徒達が次々と病に倒れ、その原因が沙夜にあると、あらぬ疑いをかけられてしまい!?
果たして沙夜は、様々な思惑が渦巻く後宮で謎の流行り病を解決し、自らの疑惑を晴らす事が出来るのか――。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後宮の夜叉姫3作目。
えーっと、パンダが登場する。
しかも仔パンダとあっては、愛らしさ爆発だが、
残念ながら今回限りの登場のようだ。
皇帝は沙夜の叔父のはずだったのに、
どうも父親が違ったらしく、
血が繋がっていないことがわかる。
都合の良いこと山のごとし。
皇帝の妃を教育する女学院に
異国の女子たちが通い始め、
仲良くなるために豚の角煮を作る話は面白かった。
その中のひとり、皇帝を愛する女の子が現れるが、
妖異を倒す槍の名手、守護神をその身におろすことができる。
どうも主要な登場人物は、
超常なる力をもっていることが前提らしい。
粘菌類複合体の妖異というラスボスが登場し、
どうも母親の仇ということで、次回へ続く模様。