- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062758468
感想・レビュー・書評
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少女強姦殺人犯を福岡から東京まで移送するSPの話し。人間の屑である犯人に10億円の懸賞金が掛けられたことで、襲う側と襲われる側の人間がどんどん傷つき死んでいく。
まるごと全部、面白い!100%エンターテーメント。木内一裕さんは以前、デッドボールを読んで、それも満点だったんだけど、この著者ナニモノとプロフィールを見て、またまたびっくり。漫画ビーバップハイスクールのきうちかずひろさんだった。
木内さんすごい人。木内さんの他の本も読みたい。忙しいのに困ったもんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画を観てから原作を読んでみた。本と映画が同じにならないことはわかってるけど、あまりにも違っててビックリ。どうしてここを変えちゃうかな〜と思うところが多々。本は良かった!!
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映画原作本。
10億円の賞金が掛けられた連続幼女殺人犯清丸の殺害。
SPとして主人公銘苅は、自身の葛藤と闘いながら、清丸の護送を開始する。
いつ、誰が狙うのか分からない緊張感。
圧倒的にスピーディな展開は、読者を一時とて飽きさせることはない。
後半に一部消化不良のところも残るが、十分に楽しめる1冊。
読んでおいて損はない。 -
人の命の重みとは?
たとえ殺人者としても、護らなければならない職業・・・SP
護送者を殺せ、にかけられた懸賞金を目当てに襲いかかる狂人たちと護るSPとの戦い。
本当に護る義務はあるのだろうか?
2013GW -
意外に引き込まれておもしろかった!!
映画は大沢たかおと分かっていながらも、なぜか頭の中では
トヨエツに変換されている不思議(笑)
色白で神経質そうなんだもん。
松嶋菜々子の役は男なんだよねー。
性別変えない方がよかったと思うんだけどなー。 -
こんな展開の小説は読んだことがなかった。本当に異色だ。
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なんともむなしさが残る。
命の価値を考えさせられました。 -
あまりのスピード感、10億に目が眩んだ愚かな人間達に襲われるシーンの臨場感に、読むことを止められなかった。
カンヌで賛否両論を巻き起こすのも納得するくらい、救いのない結末…。
読後は疲労感がたっぷり。 -
映画が気になったので原作を読んでみた。
設定がおもしろくてサクッと読めたけど、内容は重い。
アクション的な描写も多いけど、メインは最悪な人物を守ることになった主人公たちの葛藤。
10億はすごいけど…いくら人間のクズでも、人を殺してまで欲しいかな…?なんかいろいろ考えさせられるところはあった。