- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396111908
感想・レビュー・書評
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几帳面とかルーズとか、とかく性格の一言で片づけられてしまう人の振る舞いについて、生物的観点からその原因を整理できるとすれば今まで知らなかった視点だ。
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読みやすさ◎
実は、発達障害者の数はなかなか多い。
しかし学校、職場の支援体制は現実問題あまり整ってないと思う。
本書読んでて自分これだなあって誰しも思うところがあると思う。また障害の程度によって認識できたりされなかったり…境界線がやっぱり難しい。 -
世の不思議が1つクリアされた感じ。
「発達障害」が広く理解されて
そうである人もそうでない人も
生きやすい社会になることを祈ります。 -
今の時代だからこそ知っておくべき。
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本人も発達障害を抱えている著者だけに説得力がある。子どもから大人までの基本的な障がいが理解できる。
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発達障害について学ぼうと思って読みました。よく分からなかったところが理解できました。タイトルに「…大人たち」とあるので発達障害をもつ大人への関わり方が中心。
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私はADHDかどうか検査をしたところ、グレーゾーンでした。
幼少だらしなかったのですが、今はあまりその症状が感じられないのでどうなんだろうと思い購入しました。
福島県立医大は発達障害が先進的に進められている大学です。
項目や症状をみていると、少しは万人に当てはまるのでは・・と思ってしまいました。
この本だけではグレーゾーンの場合、なんともいえない。
もっと知識を深めたいと思いました。
おもしろかったです。 -
発達障がいの症状、付き合い方、治療法などが詳しく書かれていて勉強になった。基本が全体的に学べる良書。
まずは自分が発達障害であることを認めること、そして周りの理解も必要である点が特に重要だと学んだ。
対策で特にこれいいな、って思った点は3点。
1点目は仕事の優先順位が苦手なら、やるべきことを一覧表にまとめ、優先度が高い順で印をつける。◎、○、△と。
2点目は職場や上司と共有すること。騒音が気になるならイヤホンをつける、人事管理が苦手なら管理職につかないようにするなどを話しておく。
3点目は意外と食事管理。マグネシウム、鉄分など必要な栄養素がある。睡眠も同様で乱れると、症状が悪化。
生活のリズムを整える努力は必須。
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ADHD、アスペルガー症候群、学習障害…。子どもだけのものと思われがちな発達障害だが、実は「大人の発達障害」も数多く存在する。その実態から治療法、日常生活での注意点やサポート方法までわかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40150948 -
発達障害のとらえ方から、AS/ADHDを中心に具体的症状、合併症、原因とメカニズム、治療・対応方法、発達障害の肯定、の流れで書かれています。
自閉症、学習障害については別読が必要。
新発見:発達障害の薬物療法以外の治し方(5章)、過去障害が見逃されてきた理由、症状の男女差、ADHDの合併症(うつ病・躁うつ病・依存症・異常性愛など>P132)、恋愛・結婚などでの注意点(6章最後)
5・6章はとても参考になった。再読の必要あり。