経済は地理から学べ!

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1434
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068687

感想・レビュー・書評

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  • 地政学について地理の観点から基礎的なことが学べる一冊。

  • 地理が大好きなので、最高すぎる本でした!高校以来地理に触れてなかったので、復習にもなったし、大学や社会人から得た知識によって、高校の時に気づかなかった視点で地理を楽しめました!
    最後に書いてあったように、まさに地理は、「一見関係なさそうな知識が繋がって1つの物語ができあがる」
    本当にその通りだなって気付かされました。

  • やはり地理はおもれえなあ

  • できればもう1回読みたい。
    面白く読んだはずなんだけど、内容を全く覚えていない。

  • 地理は暗記モノと思われがちだが、人の生活や歴史、未来を紐解く鍵になることがよくわかる。文章は読みやすく興味を惹かれ、1テーマが程よい長さで書かれているのがよい。

  • 自分は地理が好きなので、タイトルに惹かれて購入。
    各国が自国の地理的特徴・強みにあわせてどのような政策・産業を進めているかについて浅くではあるが広く解説されている。

    共通点としては、やはり自国の地理的条件をどのように強みとして見出し、どのように生かすか?である。
    弱みの改善はもちろん重要だが、飛躍的に成長していくためには強みをどのように生かすかを考えることがやはり重要であろう。。と地理の話なのに日本企業や各個人・自分にも想いを巡らせてしまった。

    〇以下は面白かった点や教養的に新しく得た知識

    ・アルミニウムは「電気の缶詰」
    ボーキサイトの電気分解に大量の電力が必要であるため、電力が安い地域でアルミニウム産業が発達。
    例)大国を除いては、水力発電がほとんどのアイスランド

    ・ロシアの最大輸出相手国はオランダ
    ⇒オランダはライン川の終着点でありEUの玄関口として港が発達(ユーロポート:ロッテルダム)
    ⇒世界最大級の石油化学工業

    ・バクー油田からジェイハン(トルコ)までのパイプラインは直線ではなく、ジョージアを経由(政治的な不都合)

    ・オーストラリアとブラジルの鉄鉱石の増産
    ⇒中国に対抗するため。中東諸国の対アメリカ(シェールオイル)と似た事例。価格が下がってでも寡占を狙う。

    ・ノルウェーは自国意識が高く、資源に恵まれることから経済的にも自立しており、EUに未加盟

    ・オーストラリアは資源大国だが人口が少なく、資源エリアと大都市エリアが距離的に離れているため製造業が発展していない。でも移民大国。
    ⇒単純労働者や低賃金労働者の数は少なくてよい
    ⇒移民はリタイア移住組や富裕層が多い。
    ⇒政策もそれ向きに

    ・タンザニアは東アフリカ共同体を結成。
    中国の経済的支援を受けサブサハラでは最も成長が見込まれる国のひとつ。

    ・イギリスの食文化が発達していない理由
    ⇒長年支配者階級であったジェントルマンが質素な食生活を好んだため。(プライド)

  • 地理は、歴史や経済と密接な関係性がある。中学時代はこれらを意識せずに、切り離して勉強していた。が、関係性を意識することで、社会に関する出来事への興味が湧いてくるだろうと思った。

  • 昨年度、初めて地理Bを担当することになり(高校で履修したことさえないのに免許状はあるという不思議!)、何をどう教えてよいのかさっぱりわからない状態で何とか1年を過ごしてきました。ただ教えるのではなく、物事の背景の説明や統計資料の読み取りに役立つような本はないかと思っていたところ、この本がTwitterで紹介されていたので読んでみることにしました。
    著者は代ゼミの人気地理講師ということで文章は読みやすく、「なぜアメリカは木材の輸出額・輸入額ともに大きいのか?」など、私自身が授業をしながら疑問に思っていたことのいくつかが解消されるとともに、雑学的な知識も得ることができました。もっと早く読むべきだったなぁ(^_^;)

  • 「知識が増えれば増えるほど、一見関係のなさそうな知識が繋がり、1つの物語ができあがる」

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著者プロフィール



「2023年 『現代史は地理から学べ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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