経済は地理から学べ!

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068687

感想・レビュー・書評

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  • 2018年4月21日読了。

  • 地理は自分が学ばなかった教科だけど、資源の偏在とか地形とかを知ればより経済や社会のことを読み解けそう。でもこれは学ばなくても知ってたような基本的な事柄が多くて歯ごたえがない。

  • 従来の地理の概念が覆された。本来、その国の地形や資源という土台があり、その結果として必然的な経済の発展があることがわかり、興味深かった。

  • ★地理は現代世界を理解するのに役立つ総合的な学問だとわかった。地理に対するイメージが変わった。

  • タイトルの通り,高校で習った地理を思い出す.
    もう一度流し読みしたい

  • なかなか、面白い!
    でも、ちょっとだけ若い人向けかな。
    と思ってたら、著者は予備校の先生やん。

  • 地理とは地球上の理

    知識がつながりひとつの物語となる。

    現代社会そのものを学ぶ

    地理と歴史はクルマの両輪


    経済は土地と資源の奪い合いがベース

    景観
    地理学では様々な要素が関わりあって物語が成り立つこと

    視点
    1 自然 エネルギー
    2 スケールメリット
    3 資源 地勢リスク
    4 距離 物理、時間、経済、感覚

    良い土地
    面積が広い、雨が多い、鉱物資源豊富

    立地
    パートナー、時差、流域の河口
    人手か機械か
    パイプラインと地勢リスク

    資源
    発言力、レアメタル、アルミと電力

    貿易
    物流距離とコスト、同じ国で輸出も輸入も
    航空連合とハブ&スポーク路線

    人口
    日本は教育と人口ボーナスで資源不足を補う
    米の人口支持力、アジアの台頭
    東京、大阪、名古屋と平野や遠浅海岸
    神戸、横浜の港湾都市
    人口密度とインターネット

    文化
    資源がないと奪い合いではなく協業
    食文化、芋と豚、ニュージーランド酪農
    世代交代が持続可能な経済発展の最重要
    インドにも牛肉食ニーズは2億人

  • 書き方が面白く、興味がありそうな分野を中心としてるので、楽しく読めた。

  • 地理学の面白いところをかいつまんだ本という感想。朝に1,2くらい記事を読めばいいのでは?という感じ。

    ただ、賃金や要素賦存量の話は経済学でゴマンと行われているのに、それを援用して「地理学で経済も説明できる!」と言ってしまうのは拡大解釈というか、傲慢ではないだろうか?

    イマイチ地理学のことがわからなかったが、学問的体系がなさそうな分野だと感じた。

  • 代々木ゼミのカリスマ講師が執筆した「地理」という学問をもっと大きな視野から捉えて、そこから特徴的な国の経済を解説した作品、。
    「地理」というと自分も学生自体の暗記科目で、世界一長い川とか生産量一位の国などをバラバラに覚えるだけのイメージであったが、これらの情報をつなぎ合わせることで、それぞれの国特徴を捉えている点は非常に面白い視点であったが、個人的には内容が薄い感じがした。
    もっと「地理」的側面を掘り下げて各国の特徴を掘り下げて、そこから現在の経済につなぎ合わせると面白い作品になると思った。筆者が経済ではなく地理の専門家なので、経済的な側面での薄さが出てしまっているのかもしれない。

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「2023年 『現代史は地理から学べ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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