地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555989

感想・レビュー・書評

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  • 30秒でまとめる。

    結論から。全体から。単純に。
    仮説思考。フレームワーク思考。抽象化思考。

    全体を俯瞰して、そこからズームインするように流れを決める。分解して考えるのに、抜けなくするには最初にアイデア出してからもれなく分解する。

    これを日常に活かす。

    まずは、自己分析に使う。
    全体の流れを仮定して、アイデア出して、分解する。枝葉を切ってシンプルに。

  • 自分がいかに知識をただただ詰め込みたいだけのタイプだと痛感させられました…すぐ答え見ようとしちゃう。知識が足りないからと言って闇雲に勉強して、結局何を得たいのかわからなくなってしまう
    目的と手段を取り違えないように、普段から課題に取り組むときはゴールを意識して、ここで述べられてる思考法をためしたい。
    フェルミ推定で鍛えてみよう。

  • 生まれつきの頭の良さではなく、思考のベース、下地としての地頭力、、おれはまだまだ全然だめですわ

    昔ちょっとやりかけたフェルミ推定、改めて仮説を設定して考えていく癖を鍛えるにはいいなと思ったからもう1回やってみよーっと。

  • 【本書を読もうと思った背景】
    コンサル業界にいる読書家の友人に、オススメの本を聞いた時に紹介してもらった一冊です。問題解決がテーマということで、私も職業柄で顧客の問題解決を手伝う機会が多いため、普段の仕事にも必ず役に立つ内容だろうと思い、本書を手に取りました。

    【本書から学べることを一言で表すと】
    考えるための基本的な力となる「地頭力」とは何かを理解し、それを鍛えるツールである「フェルミ推定」を学ぶことで、それらを普段の仕事から日常における情報の取捨選択にまで、あらゆる範囲に活用していけるようになる。

    【本書をおすすめしたい人】
    ・仕事の生産性を上げたい人
    ・インターネットでよく調べ物をする人

    【感想】
    本書は去年に読了していたのですが、今回書評をするにあたって2週しています。以前まで、私は「考えるとは論理的思考力を駆使することだ」と思い込んでいました。しかし、論理的思考力とは考えるということの一部分に過ぎなかったということを本書を通じて痛感させられました。本書で紹介されている「結論から・全体から・単純に」という思考法は、全てに応用できるとても有用性の高いものです。また、それぞれの要素がかなり具体的に図を用いて説明されており、とても理解しやすかったです(各章末のまとめはわりとざっくり目でしたが)。少ない情報量でも仮説を立てたり、期限を意識して作業に取りかかることは、完璧に物事を進めたがる私自身の姿勢を変える手段になると思います。そして、その練習となるフェルミ推定に普段から取り組むことで地頭力を鍛え、ビジネスシーンやキャリアを考える際にも活用し、最後には自分の行動を変えていけるようにしたいです。目指せ、一日に一フェルミ推定!

  • 地頭力の要素の説明とフェルミ推定によりどう鍛錬出来るかの説明がされていました。

    特に地頭力を構成する3要素の説明が丁寧にされていて、自身に足りないものが分かりやすかったです。

    私は特にフレームワーク思考力が出来ていないので、それを意識出来るように所謂「エレベーターテスト」をいつでも出来るように意識していきたいです。

  • ●地頭力とは
     ・仮説思考
     ・フレームワーク思考
     ・抽象化力思考

    ●3軸とは
     ・知識、記憶力
     ・対人感性力(ミクロ、相手目線、ムダを許容、まず共感)
     ・地頭力(マクロ、高所目線、効率的、まず疑う)

    ●3分間事業シミュレーションでトレーニング

  • ●地頭力とは
     ・仮説思考
     ・フレームワーク思考
     ・抽象化力思考

    ●3軸とは
     ・知識、記憶力
     ・対人感性力(ミクロ、相手目線、ムダを許容、まず共感)
     ・地頭力(マクロ、高所目線、効率的、まず疑う)

    ●3分間事業シミュレーションでトレーニング

  • 地頭力という力の分解方法が改めて役立った。名著だと思う。
    フェルミ推定についてはどうでもよいが・・・

  • 目的 フェルミ推定とは何か知りたくて

    この本を読む前は頭の良さの種類を分類できていなかった。


    この本を読んで私は、
    頭の良さには、
    ・知識の豊富なタイプ
    ・人の気持ちを察知してして気遣いや機転のきくタイプ
    ・数学者のような思考能力が高いタイプ
    があり、地頭の良さは思考能力の高いタイプを定義する
    知識は豊富な情報が溢れているので、
    情報の使い方や選び方といった地頭力が求められる

    問題を解決しようとする知的好奇心を基盤に
    論理的思考力
    仮説思考力 結論から考える
    全体から考えるフレームワーク思考力
    単純に考える抽象化思考力
    それを鍛えるのがフェルミ推定という、明確な答えのない問題に取り組むこと

    だと気づきました
    今後、フェルミ推定を一日一個解くことを
    実行することにします。

  • フェルミ推定

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著者プロフィール

細谷功(ほそや・いさお):1964年生まれ。ビジネスコンサルタント、著述家。問題発見・解決や思考力に関する講演や研修を国内外で実施。『仕事に生かす地頭力』(ちくま文庫)、『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(共に東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『思考力の地図』(KADOKAWA)等著書多数。

「2023年 『やわらかい頭の作り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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