娘に贈る12の言葉: 人生と投資で成功するために
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2007年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532352592
感想・レビュー・書評
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37歳で引退し、世界を旅して周り、
時々は、大学の講師として教壇に立つジム・ロジャーズが、
人生と投資で成功する秘訣を、大まかではあるが
娘への言葉として、披露してくれている。
本格的に投資について勉強する本ではないが、
勇気付けられる素敵な本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/8/29
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090718
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「子供を作ってはいかん」と言っていたジムが60歳過ぎての子「ルールー」へ向けた言葉を集めた本である。
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ジムロジャーズは冒険家です。
僕にとっては投資家である前に冒険家です。
スケールの大きな冒険家です。
愛する娘よ、から始まる12の言葉。
裏表のない人だからなのか、アメリカ人だからなのか
率直で明快です。
他者に流されてはいけない。
自分で考えなさい。
大衆に逆らいなさい。
大好きなことに情熱をかたむけなさい。
「考える」ことを学びなさい。
中国語を身につけ、歴史を学びなさい。
自分の目で世界を見てきなさい。
親から子供へのメッセージとなっていますが
当然、読者へのメッセージでもあります。
僕への助言でもあります。心深くで鐘のように響きます。
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人生と投資…。
・自分は自分
・歴史を学べ
・これからは中国だ!
ポイントはその辺だと思いました。
歴史を学ぶ、というのはやはり大事なことかなと。
まったく新しいこと、はよのなかにはあまりなく、以前あったことの繰り返し、もしくは拡大再生産版、のようなことが多い。
それも歴史を学んでいればわかることなのかなと。
-20080222購入 -
60を越えて娘を授かった彼が、一般読者の視線も意識しながら「娘向け」という体裁をとり、今後数十年のマクロ動向、デモグラフィック動向について書いている本。是非はともかく、世界旅行を2度行っている彼の体験に基づく確信的なメッセージなので、説得力がある。
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素直に共感。
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内容も著者も申し分なし。実践は自律が必要ではあるけれど・・・。でも1時間で読めてハードカバーであることを高価に感じた。
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投資の世界で著名なジム・ロジャーズが
我が子に向け、やさしく語りかけるように
書かれたのが本書である。
著者は若かりし頃、他人の意見を鵜呑みに
投資を行い失敗した経験から他者に流されず、自分で実際体験し行動することが重要だと説く。
一般的に、投資は楽にもうけているイメージがあるが実際はそうではなく、アナリスト以上に情報を集め、その分野で誰よりも
詳しくなれるよう努力を続けた者にのみ
女神が微笑むのだと述べている。
すべての業界に共通していえることだが、
おごり高ぶることなく、自らの間違いを認め、正していける人間になることが人生と投資で成功をおさめる重要な要因になっていることを教えてくれる一冊だ。