女性の品格 (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569657059

感想・レビュー・書評

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  • 著者がまえがきで述べているが、
    女性だけではなく人間全体の品格についてのお話。

    武士達が美徳としていた点は、やっぱり美しいと思う。
    また、孔子とキリスト教の教えを比較していたのがよかった。

  • 坂東眞理子さんもおっしゃっていたように、人間の品格としてあるべきことが書いてありました。 私はレジのバイトをしていて、『ありがとうございます』と言ってもらいたいわけではありませんがやっぱり言ってもらえたら嬉しいので言える人が増えたらどんなにいいだろうか、と思いました。加えて私は自分の悪いところなどを友達に話してアドバイスをもらおうとして、相手を困らせてたかもしれないと気づけました…
    この本を読んでよかったです。

  • すごくいいこと言ってると思うし、多分しごく真っ当で、かなり正しい生活なのかもしんないし、品格云々いうなら素晴らしい行為なのかもしれないけど、確実にこれ実行してる女は

    100パーセントつまんねー女なんだろうな。

    っていう感想。

    なんつーか、きっとつまんなんいだろうな。人生。楽しめるわけない。


    大口開けて笑うなって、必要ない会話しかしたことないんじゃないか?

    やばい爆笑の渦にであったことないなんて、品格持っててもごめんだね。

  • 2014.11.3再読了。

    書かれている内容全てが正しいとは思わないし、世代、環境によっては違和感を感じることも多いと思う。
    ただ、著者が語る趣旨は間違っていないし、美しいと思う。人によってはきれいごとと感じる人もいると思うけど。
    今の時代に生きていると、自分だけが真面目にやってることが馬鹿馬鹿しくなる瞬間があるが、そんなときもやっぱり間違ってないんだと思わせてれそう。
    自分がおごっていないか、誇り高く生きているか、確認するためにたまに読み返したい一冊。
    読み返す度、ハッとする項目があります。

  • 感謝の手紙を書いたり、友人関係を断片的にしないなど、マインドだけでなく実践的な方法も書かれていた。品格やマナーは正義ではないけど、著書の中に凛とした女性の姿は見えた気がした。

  • うーん。

  • 内容を一言で言うと「当たり前のことを書いてる」という印象でした。
    ただその当たり前が出来てない私としては耳の痛いことばかり・・・
    例えばお礼状をこまめに出すとか、敬語をちゃんと使うとか・・・。
    でも大体において当たり前のことを書いてるんで、何でこれがあんなにブームになったんだろう?という気がしました。

    印象に残ったのはこのお話です。
    「秘すれば花」
    『不完全で、欠点の多い自分をありのままに告白して、あるがままに認めてもらおうというのは、とても不遜極まりない態度です。できるだけそうした自分を見せないで少しでもいいところを見せるように努力することが、人間の品性を高めるのです』

    また人間関係の章においてはほとんど共感できるお話ばかりでした。

    ・仲間だけで群れない
    『友達といることはとても重要ですが、群れるのは品格がないというのが私の意見です。なぜか?群れているうちに自分自身で判断しなくなり、正しい事は何か?自分は本当は何をしようとしているのかに向き合わなくなるからです。(中略)品格のある女性の第一歩は一人で生きていけること、群れないことから始まります。』

    全く同感!

    私は個人的に品格というのは、人の嫌がることをしない、迷惑をかけない、ということだと思ってます。
    あまりにも大きいくくりですが、それ以外の小さいことはある程度大目に見てもいいと思うんです。
    それと同じようなことをこの本にも書かれていました。
    これが一番共感できます。

    『自分がしてほしくないことは人にもしないというのは品格ある生き方の基本です。(中略)自分のしてほしいことを相手がしてほしいと思っているとはかぎりません。人の好みはさまざまだからです。でも自分が嫌だと思うことはたいてい人もしてほしくないと思っています』

    例えば、
    狭い通路で人が来る気配があればちょっと身を縮める。
    レジで並ぶ際、後の人をなるべく待たせないようにサイフをバックから出しておく。
    車を駐車する際、後ろに車がいたら奥に入れる。

    そんなしょうもないと思われるようなことでも、出来る人と出来ない人の差は大きいと私は思います。

    • アセロラさん
      katatumuruさん、こんばんは(^-^*)/
      オジャマします♪

      この本、昔読みました。おっしゃる通り、当たり前の事ばかりですけれど、...
      katatumuruさん、こんばんは(^-^*)/
      オジャマします♪

      この本、昔読みました。おっしゃる通り、当たり前の事ばかりですけれど、それを全部自分が出来てるかというと…(^^;

      昔、喫茶店で働いていた時、お客さんがお帰りになって、さあ片付けようとテーブルに行くと、テーブルの中央にグラスがまとめて置いてあったのを見て、ちょっと嬉しくなったのを思い出しました。

      ああ、いいお客さんだな〜なんて(^^ゞ

      ちょっとした事ですが、こんな気遣いが自分も周りも相手も気持ち良くさせる。

      そんな行いが、個人の品格を上げたり、住みよい社会を創り上げていくのに繋がるのかな、と思いました。
      2013/08/07
    • katatumuruさん
      アセロラさん、こんにちは~(^^)
      コメントをいただき、うれしいです(*´▽`*)

      喫茶店のお話、すごくいい話ですね~。
      そういうちょっと...
      アセロラさん、こんにちは~(^^)
      コメントをいただき、うれしいです(*´▽`*)

      喫茶店のお話、すごくいい話ですね~。
      そういうちょっとした気遣いってすごく嬉しいですよね!
      私は反対の立場でお客さんでスーパーに行った時、重いカゴとかを台に黙々とうつしてくれる人がいるとすごく嬉しくなります。

      ホント、そういうちょっとした事でいいんだと思います。
      風通しのよい社会になるのは・・・。
      そういうのって伝わる人にはちゃんと伝わってるし、これ見よがしじゃない、そういうさりげない行為こそ素敵だと思います(^^)
      2013/08/07
  • とても基本的な、良質ないいことが書いてある!のにもかかわらず、この本を「自分に落とし込む」ということが結構むずかしい一冊。
    一度手放して、再度手に入れて、それでもやっぱり身に付かぬ......笑
    読み返すと、その時々によって違うところに反応する自分がいて面白かったりします。

  • 大人の振舞い方を学びたい私にはとても参考になった。
    しかし、この本に書かれているのは表面的な品格であって、内面のものではない。あくまで、振る舞い方についてのハウツー本だと思った。

    「品格のある」人間になるのはとても大切だけれど、一方で品格さえも気にしない情熱とか爆発力が新たな発明を生んだり、人の心を動かしたり、世の中を革命したりするんじゃないかなぁとも思う。上品な人ばかりでは世の中つまらないし。

    坂東さんはそういったことも承知の上で、あくまで上品な大人のお手本としてこの本を書かれたのだと思う。

    • atuki029さん
      面白い見解だと思います。

      世に名を残している人すべてが人格者ではないですね。

      異端児と呼ばれる人の感性が必要な場合もあるのでしょう。
      面白い見解だと思います。

      世に名を残している人すべてが人格者ではないですね。

      異端児と呼ばれる人の感性が必要な場合もあるのでしょう。
      2012/10/21
  • 読んでみて「なるほどなあ」と思うことはあるものの、これを全て実行したらただのイイ子になってしまって面白みがなくなってしまう気がした。
    もちろんそうあるべき事柄も多いし、最近の若者に社会に入る前に読ませると良いかもしれない。
    だが、恋愛までこの通りにやったらつまらない人生になりそう。
    感情が抑えられないから恋であり、それが人間ではないかと。
    マニュアル通りの恋愛なんて、本当に恋をしていないと思う。

    ベストセラーになった割にはイマイチでした。

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著者プロフィール

昭和女子大学学長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年に女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)に就任。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。04年に昭和女子大学教授となり、07年より現職。320万部を超えるベストセラーとなった『女性の品格』をはじめ、『錆びない生き方』(講談社)、『坂東式ハッピーライフ両立力』(幻冬舎)、『60歳からしておきたいこと』(世界文化社)など著書多数。

「2014年 『ソーシャル・ウーマン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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