生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569678405

感想・レビュー・書評

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  • 笑えるし楽しい。
    でも北大路さんのエッセイ続けて読むと、さすがこの方飲みすぎなのではと心配になるよね(笑)
    いや、べつにわたしがたまたま続けて読んだからそれこそ毎日飲んでるような印象強いだけなのだけど。

  • も~!愉快(笑)この本を読んで「アタシ、生きてていいんだな」って思った!公子さん、どんだけ酒呑んでるんだよ~ホント、笑わせて頂きました。

  • 40代独身で家族と同居。昼間から酒を飲み、好奇心は身を滅ぼすという言葉が座右の銘

    ユーモア溢れる日常は、読んでいるとなんだか元気になるパワーを持っている

    説教臭くなく、しかも必要以上に謙遜もしない、あるがままの姿にほっとする

  • 初読みの著者。面白かった!さくらももこさんのエッセイを読んだ時のような感じ。
    力が抜けててドライで。
    他の作品も読みたい。

  • 40代、独身の人のエッセイが好きなんです。
    とはいっても他には森下えみ子さんのコミックエッセイしか知りませんけど。
    北大路さんの生活も、とても良かったです。
    私がこのエッセイを好きなのは、昼からお酒を飲めたり、実の父母と一緒に暮らせたりというのが、個人的にうらやましさを感じるからでしょうか。
    あと北海道というのもいい!

    佐藤浩市さんが随所に出てくるのがおもしろかったです。

  • ダメダメな私でも生きてていいのね、と変な自信がつく!

  • いや〜面白かった!恩田先生同様、私も北大路先生についていきますw
    私もまだ生きていていいんだなーと思えるわ。

  • 40代。独身。好きなものは酒。
    そんな北大路公子の脱力エッセイ。
    くだらない。とにかくくだらないけど何か面白い。

    エッセイで一番好きなのは三浦しをんさん
    なのですが、この方もなかなか好みでした。
    なんでしょう、ここまで吹っ切れてると
    いっそすがすがしいですね…

    何というか酒を飲み、いろんなことを忘れ
    体脂肪率が40%を超える、そんな日々…
    ただ、時々空想や夢や作り話がチラっと
    挟まるのですがその文章がサラっとしていて
    一瞬創作だと気づかなくてドキっとしたりして
    文章のうまい人なんだな~と驚きます。

    個人的には「風邪引きの一日」とか好きですね…
    すごく…くだらなくて…(ほめ言葉)
    ご本人も面白いのですがご家族も面白いです。

  •  古本屋の100円コーナーを漁っていると、全く聞き覚えのない著者の本が目に入ることがある。パラパラとページを繰ってみると、ちょっと興味が出てくる。買って家の積読棚でしばらく寝かせる。精神状態をみながら読むべきタイミングで開いてみる。ものすごくおもしろかったりする。 北大路公子さんという名前はまったく知らなかった。落ち込んでいるとき、本書によって「希望」というほどのものではないが「まいっか」程度の「了承」といったようなものを得られた。これは地味に効く。家族との交流、とくに妹との掛け合いは笑える。「いろんな人のいろんな話を聞きたい」そう思わせてくれる、どちらかというとドタバタ系のエッセイ。

  • 40代、独身。

    好きなもの、昼酒。

    座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。

    “いいとこなし”に見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。

    「結婚しないの?」と聞かれた時の答え方、圧力鍋との15年戦争、父のゴミ分別の不可解なルール、朝はなぜ眠いのかについての考察など、日常の出来事に無駄な妄想で切り込んでいく。

    読んでも何の役にも立たないけれど、思わず笑いがこみあげて、不思議と元気が出てくるエッセイ集。

    解説の恩田陸さんも「この人に一生ついていくと決めました」と絶賛。

    この本棚の管理人も個人的に絶賛w

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著者プロフィール

1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん――続・ああ無情の泥酔日記』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『頭の中身が漏れ出る日々』『すべて忘れて生きていく』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』『晴れても雪でも』(以上、集英社文庫)など。

「2020年 『ハッピーライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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