英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

  • 亜紀書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750513041

感想・レビュー・書評

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  • アニメが面白かったのと、たまたま友人から借りる機会を得たので読んだのだけど、アニメとはかなり違う印象を受けて、少し戸惑っている。
    ただの食レポでも旅行記でもなく、家族のエピソードもあってとても面白いのだけど、なんというか、アニメで取り上げられていたエピソードも相当に脚色をしていたのだな(アスガーとエミルの性格も含め)、というのと、それ以外のエピソードで訪れていたお店はあまり身近な雰囲気のお店ではなかったのだな、と(アニメでもそういうお店のエピソードもあったけれども)いうあたりで。
    段々と日本の食べ物、食事、食文化に対する見方が変わっていく過程は、読んでいて面白かった。
    これを読み終わったいま、天ぷらとお好み焼きと鯖寿司がとても恋しい…。

  • 64:その名の通り、イギリス人一家が日本で色々なものを食べるよ、食べたよという旅行&食い倒れ記録。作者のマイケルさんは食に携わる仕事をしていらっしゃったので、とても一般人が食べることのできないようなお店で和食を楽しんでいらしたりするので、これから日本に来られる外国の方が全員同じような体験をできるわけではないけど、マイケルさんの味覚、感覚に和食はとてもしっくり来たようです。こうして紹介していただけると何だか誇らしい(笑)
    食べるものって、やっぱり文化なんだなあとしみじみ感じる一冊。ユーモアたっぷりで読みやすい!

  • イギリス人家族による日本滞在食べ物旅行記。
    色々な食べ物を食べ日本を好きになっていくのは単純に嬉しい。
    子供達も行動がかわいい。
    料理の歴史も紹介しており評価も正直で好感がもてる。それだけに壬生の説得力がある。
    服部さんや辻さんがイメージ通りでワロタ。
    本のカバー表紙もいい。

  • 2014.10/13 翻訳が秀逸。著者のジョーク、著者が出会う日本料理、食材の達人たち(服部幸應、村田吉弘...)の言葉をそのまま再現してくれているかのよう。3ヶ月かけて北海道から沖縄まで各地に滞在しながらいろんな料理や文化に触れて行く貪欲さが素晴らしい。日本に生まれ育った人間には当たり前過ぎてスルーされていることが評価されていて興味深い。続編も読もうと思う。

  • 一番面白いのはカニとラーメンかな?
    最低は序文

  • 英国人一家の日本食べ歩き漫遊記。
    モンティ・パイソンのお国の人だけあって、
    なかなか毒のあるコメントや言葉もありますが、
    さすがに料理関係の経歴のしっかりした人なので、
    料理に関する率直な言葉は感心させられます。
    日本食にしだいにハマっていく様子が楽しかった♪

  • 異文化への敬意にあふれた食べ歩記。
    著者にプロのコックとしてのキャリアがあること、世界に新鮮な反応を示す子供が同行していることが、ひとつひとつのエピソードを多面的にしている。
    Sushi & Beyondという原題がいい。

  • 日本を誇りに思うと同時に、変化していく食に対してのさみしさを思うものだった。
    とはいえあまり食に興味も厚くないこともあり、飽きてきながら読んでいたフシもある。筆者の文章が上手でなければ途中でやめていたかも。
    全体として面白い本だと思う。

  • なんておもしろいの!という感じ。食エッセイでもかなり上位なのでは。

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著者プロフィール

英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーで一年間修業し、ミシュラン三つ星レストラン、ジョエル・ロブションのラテリエでの経験を綴った"Sacre Cordon Bleu"はBBCとTime Outで週間ベストセラーになった。

「2020年 『三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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