- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751522226
感想・レビュー・書評
-
ともかく絵がいい、影絵のような絵が。
人が寝ているときに見る夢は、実はモノクロなんて言われるけれど、
そういう意味では本作品の絵も、人の深層心理を微妙に表現しているのではないか・・・。
※“微妙”は本来の意味として
肝心の内容はというと、繊細で内省的な話なんだろうけれどあまりピンとこなかったかな・・・。
少し感想的な前置きを受けて読んだので、そのポイントを探すのに気が向いたかも(笑)。
もう少し若いときに読めば、ちゃんと感じられたかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこかで読んだことがあるような、懐かしい雰囲気。かの国の暗さ、不安な感じ。少年の成長の痛み。
-
8/21
-
素晴らしかった。児童向けということでストーリーの雰囲気を増幅する挿絵も全体についている。タイトルは一見するとおどろおどろしい感じだけど、読了したあとに改めてみるとまた違った印象を受ける。
バイトの帰り、雨上がりの夜の喫茶店で読み始めたけどページを捲る手が止まらなくなって、後半からぽろぽろ涙しながら読み進める不信人物になってしまった…
母が癌で入院していた時の自分とダブらせていたのかも。久しぶりに自分自身と共鳴する本に出会えた。 -
ぎゅっとした。
怖い本のように見えて怖くはない。
矛盾。
何をどう考えるかは重要ではない。
大切なのはどう行動するかだ。
はー。。たしかに。
たしかに。
課題図書だったらしいけど、これで感想書くのは辛いな。ましてや中学生で。
わたし無理!
感想など求めるな!
挿し絵と物語の融合っぷりがとても良い。