「原因」と「結果」の法則

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763195098

感想・レビュー・書評

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  • ジェームス・アレンという名前と
    原因と結果の法則という名前は知っていたが
    そういえば読んでいなかったな、、、という事で手に取りました。

    以下、ポイントとなる一文。
     私たちは、自分が「望んでいるもの」ではなく、
     自分と「同種のもの」を引き寄せます。

    鏡の法則という本もこの内容が書いていますが
    ジェームス・アレンの方が100年程前なのでこっちが元ネタですね。

    聖書の次に幅広く読まれている、と書かれていましたが真偽はさてさて、、、
    再読することもないですし買ってまでして読まなくていいと思います。

  • 繰り返し読みたいと思う。

    生きていく中で大事にしたいことが散りばめられていた。
    原理原則。

  • 謎の多い哲学者、ジェームズ・アレンによって1902年に書かれたロングセラー。カーネギーらを筆頭に、そうそうたる作家たちが、この本の内容を引用しているという。それだけシンプルな原則だ、ということなのか。

    thinkethというのは、昔の英語でthinkの三人称単数形。「人は誰も、内側で考えている通り(の人間)である」が、タイトルの直訳。「自分が考えている通りの人生を生きている」、「心の中の思いが、私たちを創っている」ということ。

    人格、環境、健康、目標、成功、ビジョン、穏やかな心、と切り口を変えて綴られているが、全てに共通するのは、前段の鉄則である。穏やかな心で、自分をしっかりと管理して、生きていきたいと改めて考えた。

  • 人は自分の思った通りの人になる。自分に起きる事は自分の心が作ったもの。
    天災など不可抗力の環境もあるので、実際に心の在り方=環境では無い事もあるとは思うが、考え方としては持っておきたい。
    原作は1902年出版らしいが、自己責任論は時代を問わない真理だと思う。

    ・良い思考は良い果実を結び、悪い思考は悪い果実として実を結ぶ。

    ・人は自分が欲しいものを引き寄せるのではなく、自分の心の状態にふさわしいものを引き寄せる。

    ・人間の一番奥底にある思いや欲望は、それが清らかなものであれ、汚れたものであれ、そのまま育っていく。

    ・苦しみは常に何らかの誤った思考の結果。

    ・思いは習慣や生き方となって具現化し、習慣や生き方が環境となって現れてくる。

    ・あなたを取り巻く環境はあなた自身の心を映す万華鏡。

    ・心にしっかりとした目標を持ち、その目的の達成を目指さなければならない。

    ・1人の抑圧者が現れるのは、多くの奴隷的な人々がいるから。搾取する人とされる人は、気付かないうちに互いに協力しあっている。

    ・成功を願うなら自己抑制と自己犠牲が必要。

    ・あなたはあなたが夢見た人間になる。偉大な成功も最初は小さな夢。

  • 「あなたの環境は、あなたの心を映す万華鏡です」という
    言葉にあるように
    今目の前に広がる自分の環境は、自分の心がつくり、引き寄せたものなのだと思う。
    「人生には偶然という要素はまったく存在しません」という言葉も潔い。
    つまりタイトルの「原因は自分の心」、「結果は環境のこと」なのだろう。
    自分もそうだが、人は結果そのものを見ることが多く、なかなか原因まで省みるところまで達せない。

    例えば、事故が起きたとき。
    「あぁー!対向車が悪い!こんなとこにガードレールかまあるのが悪い!」と環境に原因を求めることはあっても、
    「自分の心のゆるみが事故を引き寄せたんだな、次からは気をつけよう」と
    素直に思えることはなかなか少ない。
    でもきっと真実は後者なのだろう。

    アレンが言いたいことは
    ①自分の思い(目標、夢)をしっかり持つこと
    ②自己批正して生きること
    なのだと思う。

    あぁ、、自分の心が悪いからこんなことになってしまったんだ、、、と
    鬱屈しなさいと言っているわけではないと思う。
    原因と結果の法則になぞらえて、
    起きた結果に自分がどう学ぶか、変われるか、そこが鍵なのだと思う。

    アレンは"発見"、"観察"、"分析"などの言葉を語っている。
    この本の内容はこれまでの黄金律から学んだこともあるのだろうが
    きっとその多くはアレンが自分の人生から学び、気づいたことなのだと思う。

    ①思いを持つこと
    ②自己批正して生きること
    ③人生のすべてを学びにかえ、自分が変わること
    そんなメッセージをこの本から感じた。

    • inazumaz250さん
      出だしの言葉、深いよね。
      出だしの言葉、深いよね。
      2020/03/14
    • Kimura Naotoさん
      自己内責任ですね!
      わかっていても言葉で突きつけられると
      ドキッとします。笑
      自己内責任ですね!
      わかっていても言葉で突きつけられると
      ドキッとします。笑
      2020/03/14
  • 2018/03/10
    私達の環境を作っているのは私達
    良い結果に狙いを定めていながら、その結果と調和しない思いを巡らすことによってその達成をみずから妨害し続ける傾向にある
    →目標に集中できていない、するべき行動に指針がない、自分に当てはまる。良いことを1すれば悪いことを1しでもいいと思っている

    今は自分が作ってきた
    未来は自分が作るのだ

  • 「人間は思いの主人であり、人格の製作者であり、環境と運命の設計者である」

    他の本でよく目にする内容が無駄のない言葉でシンプルにまとめ上げられていた。

    内容は抽象的なことが多いが、読みながら大事なことを再確認していける良書でした。

    ページ数も短くさらっとよめるのでおすすめです。

  • 93 38歳の時から執筆に専念
    外国での著作権を放棄。
    でもそのおかげで広がった

    買ってもいい

  • ・⭐️私たちは心の中で考えた通りの人間になる
    ・自分こそが人生の創り手である

    ・思いと人格
    →心の中の思いが私たちを創っている、私たちは自分の思いによって創り手上げられている
    →⭐️私たちは自分自身の思いによって自分を素晴らしい人間に創りあげることもできれば、破壊してしまうこともできる

    ・思いと環境
    →自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めている人たちは、環境は思いから生まれるものである、ということを熟知している
    →良い思いは良い実を結び、悪い思いは悪い実を結ぶ
    →⭐️人々の多くは環境を改善することにはとても意欲的ですが、自分自身を改善することにはひどく消極的
    →私たちの環境を創っているのは、私たち自身
    →良い思いや行いはけっして悪い結果を発生しない
    →あなたの環境はあなたの心を映す万華鏡

    ・思いと健康
    →きれいな思いはきれいな習慣を創りだす

    ・思いと目標
    →人間を目標に向かわせるパワーは自分はそれを達成できるという信念から生まれる

    ・思いと成功
    →成功を維持するために警戒が不可欠、大きな達成を果たしたとたんに手を抜いてしまい、あっという間に転落していった人々がどれほど多いことでしょう

    ・ビジョン
    →理想を抱くこと

  • 目の前が一気に広がった感じがします。
    シンプルに書いてあるけれど、だからこそなるほどと納得できる本です。
    人間の心は庭のようなもので、
    手入れしなければ雑草ばかり生えてくる。
    しっかりと目標を持って生きることで、
    手入れもできるということが分かった。
    自分のやりたいことは何だったかがはっきりした本。
    先輩、紹介してくれてありがとうございます!

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著者プロフィール

1864年、イングランド中部レスターに生まれる。家業は靴下編み工場だったが、15歳のとき渡米した父親が亡くなり、学校を退学して自らも靴下編み工場で働く。17歳のときに父親の蔵書だったシェークスピアに没頭。その後、労働以外の時間をすべて読書にあて、エマーソンやトルストイを読みふける生活を続けた。25歳の頃、故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として働きながら、執筆活動を始める。1902年、雑誌「The Light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたるのを機に執筆に専念。29歳でリリーと結婚。ロンドンからイルフラクームに居を移し、生涯ここで暮らすことになる。1912年に48歳で亡くなるまで、本書をはじめ19冊の著書を刊行。後の世界に広範な読者をもつ。

「2019年 『人は考えたとおりの人間になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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