スパイダーマン:ステイシーの悲劇 (MARVEL)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 32
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796875127

作品紹介・あらすじ

1970年代初頭、二つのエピソードが、コミックにおける死の概念を大きく変えた。この波乱万丈のドラマのなかで、スパイダーマンは友人を、恋人を、そして宿敵を失うことになる。これほどまでに読者に衝撃を与えたストーリーは当時としては史上初のことであり、その後においても数えるほどしかない…。

感想・レビュー・書評

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  • 映画アメイジングスパイダーマンを
    観たことある人ならご存知の通り
    スパイダーマンの物語において
    グウェンの死はとても印象的だけど
    そのグウェンの父親である
    ジョージステイシー警部もまた
    スパイダーマンの前で亡くなってしまう。

    このコミックはステイシー警部とグウェンの
    2人の死の物語が描かれた作品。

    いや〜もう悲しい。
    全部スパイダーマンのせいにされるし
    後の話も一応軽く知ってるから
    ピーターの人生、波乱万丈すぎやん!と
    思ってしまう。

    さあ、この次は
    スパイダーマン:クローンサーガ(オリジナル)
    読むのが楽しみです!!

  • まさかあの有名なシーンの背景がライターの女性の好みだったとは。。

  • 「アメイジング・スパイダーマン」シリーズで映画においても再現されたスパイダーマンの歴史の中でも大きなイベントであるステイシー父娘の死にまつわるエピソードを収録した一冊。かつての著者たちが載せたコメントにもある通り、その後のコミックの展開を変えたのかもしれない重大な事件がしっかり読めるのはとてもうれしい。他のスパイダーマン関連作の解説の中に必ず顔を出すほどのエピソードなので、ぜひ一読しておくべきだろう。
    ピーターの等身大のヒーロー像に、我々は共感して読み進めてしまうので、グウェンの死に対してもそのように受け止めなければならない。そして直接の死因がよくわからないとしたら…。一人の人間の死の影響について、じっくりと考えさせらえる良作である。
    なお、邦訳作品では意外にお目にかかれない、ドクオックとグリーンゴブリンのちゃんとした活躍が読める点も魅力的だ。

  • 古本の光文社バージョンが懐かしいが、大判・カラー・より忠実な訳出(しかたないし味もあるんだけど)で悲劇のドラマ性が強調された再訳。グウェンが一言もない間に死んでしまうのはいかにも「話作りのための死」であんまりな気がするけど、普段にない鬼気迫るムード作りは確かに貫禄。G.ケイン&JRSRコンビの画は今見ても抜群の筆力でカッコよくお洒落。

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著者プロフィール

●スタン・リー[作]……1960年代にスパイダーマン、アイアンマン、X-MENといったキャラクターを次々に考案し、マーベル・コミックの繁栄を築いたカリスマ・クリエイター。

「2014年 『スパイダーマン:ステイシーの悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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