一流役員が実践している仕事の哲学

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844373056

感想・レビュー・書評

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  • 参考になる部分もあるが、受け入れがたい部分も多い。著者の評する所の一流とは何ぞや?役員になるのは凄いことですが、その中の一流とは?
    「いろんなスタイルがあるんだろうな。」と思いながら、
    あっという間に読了。

  • 平社員、部長、役員と三段階に分けて様々なシチュエーションでどう行動するか示し、「仕事の哲学」を説いている。

    役員クラスの行動で印象に残ったものをピックアップ
    ・メールが来た時3分以内に返信
    ・出社時間が遅くとも始業の1時間前
    ・会食時間はきっかり18時から
    ・ごちそうしてもらったら翌朝7時にお礼メール
    ・接待をするとき行きつけの「5軒」から選ぶ
    ・革靴を履くとき必ずひもを結びなおす
    ・時計は王道を選ぶ

  • 具体例とか挙げられていて分かりやすい。
    ただ、個人的には一流とか二流とかにこだわりすぎている気がした。
    けれど、自分に当てはまることとかはとても納得して教訓になった!

  • [購入] 一流のビジネスマンと言われる人たちの仕事のこだわりや着眼点を、「役員まで行く人、部長どまりの人、平社員で終わる人」という分類から紹介。

    その区別や行動パターンには少々疑問の残る点もあったが、単純明快でわかりやすく、自分も心がけたいなと思うポイントもあった。

  • うーん、エグゼクティブのスタイルが垣間見られて興味深い内容もあるが、内容が薄いな。

  • 読みやすく、参考になりすぐにでも取り入れたい要素は多い。
    ただ、著者のいう「一流役員」はかなり年輩の方しか想像できないのが残念なところ。

  • 自分のこだわり、継続するという精神力、意識の継続の先にある無意識、推測に基づき迷わずに決める習慣。とてもためになる。読みやすい良書。

  • このような自己啓発本というのはよくあるのかもしれませんが、著者が数多くのビジネスマンに接する中で得られた共通項を対比する形でまとめられていますので、リアリティもあり、読みやすい構成となっています。

    著者も述べていますが、海外からの自己啓発本を読みふけるより、現実から得られるもののほうがより実感があるのかもしれません。その中から自分の習慣として取り入れることができるものがあれば、マネしてみればいいですし、そうでないものは無理に考える必要はないのかもしれません。

    よく聞かれるように、メールを早く返す、時間を守る、といったことは当然ですが、「役員はメールを3分以内に返信する」とか「出社時間やアポの1時間前に到着している」という話は、本当かなあという気がしますし、仮に本当だとしても現実的には難しいと思います。

    自分の仕事のスタイルを考えつつ、できるところから試してみればいいのではないでしょうか。

    【お店】
    平社員は、食べログで話題のお店
    部長は、ミシュラン掲載のお店
    役員は、「行きつけ」の5軒から選ぶ
    【首元】
    平社員は、安物やファッション性の高いもの
    部長は、奥さんに選んでもらっている
    役員は、たいてい長いネクタイをしている
    【おみやげ】
    平社員は、道すがら買う
    部長は、有名ブランドの銘菓
    役員は、包装紙で決める
    【仕事とプライベート】
    三流は、仕事にプライベートを持ち込む
    二流は、仕事とプライベートを明確に分ける
    一流は、いつでも仕事の顔をしている
    【体調管理】
    三流は、体調不良で休む
    二流は、体調不良でも休まない
    一流は、健康オタクである
    【学問】
    三流は、「体育が得意でした」と言う
    二流は、「数学が得意でした」と言う
    一流は、「国語が得意でした」と言う
    【意識と無意識】
    三流は、思いつきで終わる
    二流は、無難なことしか考えられない
    一流は、革新的で、実現可能なアイディアをひらめくことができる
    【憧れ】
    三流は、誰の教えも請わない
    二流は、優秀な人に憧れる
    一流は、師を仰ぎ、師を越えようとする
    【家庭】
    三流は、尻に敷かれまくっている
    二流は、亭主関白
    一流は、あえて尻に敷かれている
    【劣等感】
    平社員で終わる人は、コンプレックスに潰される
    部長止まりの人は、コンプレックスを抑制する
    役員まで行く人は、コンプレックスをバネにする
    【趣味】
    平社員で終わる人には、趣味がない
    部長止まりの人は、趣味を遊びだと捉えている
    役員まで行く人は、仕事と同じくらい趣味を極めようとする


    <この本から得られた気づきとアクション>
    ・一流と呼ばれる人は、自分が意識しなくても一般のビジネスマンとは異なる習慣が自然と身についている。よい習慣をそこまで自分に落とし込めるからこそ一流と言える
    ・できることはマネすべきだが、無理に合わせる必要は全くない
    ・三流と同じことをしないことも大切。

    <目次>
    第1章 平社員と部長と役員の違い
    01 メールの返信
    平社員は、5分考えた挙句、あと回しにする
    部長は、空いた時間にまとめて返す
    役員は、3分以内に返信する
    02 出社時間
    平社員は、始業5分前
    部長は、15分前
    役員は、遅くとも1時間前には来ている
    03 会食
    平社員は、20時スタートが標準
    部長は、早めに切り上げて19時から
    役員は、きっかり18時から
    04 お礼
    平社員では、90%がメールすらしない
    部長でも、80%の人がお礼を言わない
    役員は、100%朝7時にお礼メールが来る

    06 お酒
    平社員は、好きなものを飲む
    部長は、ワインのうんちくを語る
    役員は、最終的に焼酎に行きつく
    07 気配り
    平社員は、コップが空になってから注ぐ
    部長は、半分くらいになったら注ぐ
    役員は、相手に合わせた完璧なタイミングで注ぐ
    08 宴会芸
    平社員は、自分の好きな歌を歌う
    部長は、自分の得意な歌を歌う
    役員は、皆が歌える歌を歌う

    10 足元
    平社員は、カカトを潰しても気にしない
    部長は、靴ベラを使ってサッと履く
    役員は、必ずひもを結び直して履く
    11 手元
    平社員は、オシャレを重視する
    部長は、値段やブランドで選ぶ
    役員は、王道を好む

    13 休日
    平社員は、憂鬱度MAXで過ごす
    部長は、憂鬱にはもう慣れた
    役員は、「◯曜日」という概念がない

    第2章 三流の仕事 二流の仕事 一流の仕毎


    16 疲労回復
    三流は、シャワーを浴びるだけ
    二流は、しっかりと湯船につかる
    一流は、朝風呂を浴びる

    18 運動
    三流は、3日で挫折する
    二流は、数年で飽きる
    一流は、数十年やり続けている
    19 活力 三流は、偏食家である
    二流は、美食家である
    一流は、何でもスマートに平らげる
    20 所作
    三流は、テーブルマナーを知らない
    二流は、一応の知識を持っている
    一流は、自然に完璧な振る舞いができる
    21 学習
    三流は、TOEIC700点を目指す
    二流は、ビジネス英会話に通う
    一流は、あえて勉強しない

    23 仮説力
    三流は、仮説を立てない
    二流は、仮説を立てて満足する
    一流は、一瞬で「当たる」仮説を立てる
    24 自意識
    三流は、卑屈である
    二流は、自分の力を過信する
    一流は、運を味方につける

    26 オーラ
    三流は、オーラの意味がわからない
    二流は、オーラを出そうと必死になる
    一流は、一流のオーラを感じ取ることができ、自らも、自然とオーラを発している
    27 執着
    三流は、欲しいものを見つけられない
    二流は、欲しいものをあきらめる
    一流は、手に入れるまで絶対にあきらめない


    第3章平社員で 終わる人 部長止まりの人 役員まで行く人
    29 机
    出世できない人の机は、雑然としていて汚い
    出世している人の机は、新品のように美しい


    32 モテる秘訣
    平社員で終わる人は、部下からも異性からもモテない
    部長止まりの人は、ちょっとモテて満足してしまう
    役員まで行く人は、自分を磨き続けている
    33 集中力
    平社員で終わる人には、緊張感がない
    部長止まりの人には、隙がある
    役員まで行く人は、一時も自分に甘えない
    34 世界標準
    仕事ができるのに出世できない人は、歯が汚い
    どんな場所でも活躍できるビジネスパーソンは、歯が美しい
    35 伝説
    伸びない人間は、過去の栄光にしがみつく
    伸び続ける人間は、伝説を更新し続ける
    36 仕事と人生
    「家」が好きな人は、よくて部長止まりである
    役員になる人は、電子レンジの使い方も知らないほど「仕事」を愛している

  • まだ読み始めたばかりのところ。
    「あなたは気が利かないね」職場で何度も言われてきました。
    じゃあ具体的にどういうことが気が利く人というのか、この本はそのヒントをくれそうなそんな予感がしています。

  • 一流とは?

    →仕事に対する姿勢が能動的か受動的かが出世できるかどうかの違い
    言い訳をしない

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著者プロフィール

安田 正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ。
東京大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。
元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。
自分の「強み」を知って活かすことで、誰もが仕事でも人間関係でも必要とされ、魅力的な存在になっていく。その具体的な方法を、体系的かつ実践的にまとめたのが本書である。
主な著書に、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』(三笠書房)、シリーズ累計92万部の『超一流の雑談力』(文響社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)、『超一流 できる大人の語彙力』(プレジデント社)、『図解 超一流の時間力』(日本文芸社)など多数。

「2023年 『できる人は必ず知っている一流の自分の魅せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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