- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4582194840052
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
───父は40年待った。だから彼もひたすら待ち続けた、その日が来るまで。
『談話室』で「おすすめの映画」として、つい気合入れてコメントしてしまった(笑)ので、落とし前をつけるために、レビューを一応書かなきゃまずいかなと……。
で、レビュー書くために先ほどまでDVD見直しましたが、やはり最高。
空港(ターミナル)はいつも多くの人であふれている。
出会いや別れなど、数々のドラマがそこにはある。
ただし、それはあくまでも一過性のもので、単なる通過点。
それがターミナルのはずだった。
ところが、クーデターで祖国が消滅し、パスポートが無効になったビクターは、アメリカ入国を拒否される羽目に。
待つと言っても数時間、せいぜい数日であるはずのターミナルで、何ヶ月も待たされることになるとは。
それでもビクターはひたすら待ち続ける。ニューヨークの“ある場所”へ行くために。
ターミナルが彼の生活の場所に変わる。
お金も食料もなくなりながら、そこで待ち続けるために彼は知恵を絞る。
その彼の一所懸命な姿は、笑いを誘いながらも、周りの人間を変えていく。
人生において一番大切なのは、友を作ること。
その友たちが、ビクターを支え、彼の望みをいつの日か───。
やはりトム・ハンクスの演技が光る。笑えるし、感動します。
表情だけで、すべて表現できる数少ない俳優。男性版ジュリア・ロバーツ。
いや、ジュリア・ロバーツが女性版トム・ハンクスか?
ま、そんなことどうだっていいですが。
詳しくは下記をご参照ください。
http://booklog.jp/users/koshouji/archives/1/B000PC1L88
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの美しさも際立っている。
ヒット作を出し続けるスピルバーグだが、その中でも、笑わせ、ほろりとさせるこの作品は秀逸。
テロ警戒でJ・Fケネディ空港の撮影許可が下りなかったため、この空港をすべてセットで作ったというのもすごいですが。
どう観たって本物の空港にしか見えません。
見ていない方々は是非ご覧ください。損はさせません!!-
コメントありがとうございました。 40年ですか!長いなぁ〜〜
トム・ハンクスは 今度 Mr. Rogers を演られるそうで、そちらも楽...コメントありがとうございました。 40年ですか!長いなぁ〜〜
トム・ハンクスは 今度 Mr. Rogers を演られるそうで、そちらも楽しみです。2018/10/12
-
-
内容(「Oricon」データベースより)
2004年12月に全国劇場公開された。
クーデターで事実上祖国が消滅し、パスポートは無効。ターミナルから一歩も動けなくなってしまった主人公が果たさねばならない“約束”とは…。スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスの最強タッグが贈る感動ドラマ。
想像以上にとても面白かったです。
そして、撮影に使われた空港は本物ではなく 建設に20週間を費やしたカリフォルニアの巨大格納庫に作られたセットだということに驚きました。
工事中の区画に寝場所を確保し、カートを集め整頓して小銭を集めるとか、英語もまともに話せないビクターが空港内の本屋で勉強して話せるようになったりだとか、フードサービスや清掃員など周囲の人々とのエピソードにも心温まるものがあります。
母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまい アメリカへの入国許可が下りないまま、空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことになるなんて...発想がとても面白いと思いました。 -
スピルバーグとトム・ハンクス。
架空の国からニューヨークへやってきたトム。
故郷が革命になって国交断絶になった関係で、空港から出れなくなってしまう。
どうしてもニューヨークでやりたいことがあって、帰国を拒み、
空港のターミナルで暮らしだす。
彼の生活力はすごくて、英語もどんどん話せるようになるし、手に職はもっているし、なにより前向きで、明るい。最初はイジメていた空港スタッフも、いつしかハートをわしづかみされて、すっかり応援モード。不倫に苦しむ客室乗務員の女性とも、なんかうまくいきそうな、そうでもないような。。。
やっぱりこういう映画がいいなあ。
ストーリーがちゃんとしてて、登場人物がみんな魅力的で、笑うところも泣かせるところもあって。いや、ほんと泣いてしまいましたよ。久しぶりに映画で。 -
架空の国・クラコウジアのビクター・ナボルスキーはニューヨークへ着いた直後、母国のクーデターによって入国も帰国もできなくなり、JFK空港で足止めを食らうことになる。
スピルバーグ×トム・ハンクスによるハートフルコメディ。法律の谷間に落ちたビクターが空港で奇妙な生活を続ける中で、立場や言葉を超えた人間のつながりや優しさが描かれている。
トム・ハンクスのコメディ俳優としての能力が遺憾無く発揮された作品。お気楽に観られる作品。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの熟女っぷりが美しい。 -
政治の波に巻き込まれ、行く場所を奪われるも、その中で明るさを失わず周りを元気づけていく男の物語。
トムハンクスはすごいなあと思います。愚直な男という面では、フォレスト・ガンプと重なりますね。
まあハリウッドの映画です。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは本当かわいい。 -
劇場公開以来久々に観ました。当時は「すいぶん奇抜な話だなぁ」と思ったものですが、まさか10年たって、実際にロシアの空港の乗り継ぎエリアで1ヶ月も過ごすアメリカ人が出てくるなんて思いもしませんでしたよ(時代先取りだな)
国際空港が舞台というだけで胸躍るわけですが、そこで働いている下級労働者の姿がやはり気になります。みんな移民なんですよね。そんな彼らが主人公に共感して援助の手を差し伸べる。そこにまず感動してしまいます。もちろんそれも、逆境に置かれながらその人柄とポジティブなオーラで周囲を巻き込んでいく主人公の「人間力」あっての話。
それと、いまの自分の立場からすると、スタンリー・トゥッチ演じる空港の保安責任者の立場もよくわかっちゃうのが悲しかったり…(彼、悪い奴じゃないですよ)
キャストでは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの美しさは際立っていますが(ショートボブの髪型も素晴らしすぎです)、当時は気にも留めなかった入国審査係の女の子がゾーイ・サルダナだったとは。笑顔がキュートでした。 -
トム・ハンクス好きだなぁ。
ただ待つって、ホントに大変なことだって思います。同じ状況になったら、あんなに冷静でいられない。きっと空港で知り合った仲間とか、父親の思いとか支えになってたんでしょうね。
信じる気持ちは大切です。心があたたかくなりました。 -
実話を元にしてる割には、リアリティに欠けてるところもややあるけど、すごく感動した
悪い人がいない映画っていいなあ -
好きです。ハートウォーミング。
前半はアメリカは怖い所や~、絶対行かへん!と思うけど、後半みんなが応援してくれてるのを見てると、「英語は何を伝えるかが重要だよなぁ」なんて思ったりする。
前回見た時には気づかなかったが、空港の偉い人は「Shall We Dance?」の竹中直人役の人なんですね。気づかなさ過ぎ
24の大統領補佐官マイク・ノビックが親方役として出てる。