- 眠れない夜は体を脱いで (中公文庫 あ 91-1)
- 彩瀬まる
- 中央公論新社 / 2020年10月22日発売
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眠れない夜は体を脱いで、心を丸裸にして、素直な自分になりたい。
2022年2月23日
- 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし (幻冬舎文庫)
- 阿佐ヶ谷姉妹
- 幻冬舎 / 2020年2月6日発売
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だれも傷つけないほのぼのエッセイ。
私も、お姉さんと美穂さんが住んでいるアパートに一緒に住みたい。一緒にご飯を食べたり、やいのやいの言いながらテレビを見たりしたい。家族よりも恋人よりも強いつながりを感じる。
2022年2月23日
- 嵐が丘 上 (光文社古典新訳文庫 Aフ 8-1)
- E・ブロンテ
- 光文社 / 2010年1月13日発売
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海外文学は敷居が高いように感じていたのですが、手始めに母が少女時代に読んでいたというこの作品を手に取ってみた。
アーンション家一族、気性が荒すぎて恐怖さえ抱きます。狂気じみてる。下巻が楽しみです。
2018年5月24日
- 探偵の探偵 (講談社文庫)
- 松岡圭祐
- 講談社 / 2014年11月14日発売
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ドラマは観てなかったので、読んでみてびっくり。
ここまでやる!?ここまで美少女ぼこぼこにする!?と衝撃。玲奈は、優しさの欠片もない、容赦ない世界に入った。その背景が切ない。
どうか幸せな結末が待っていますように。
2018年5月21日
- ぬしさまへ しゃばけシリーズ 2 (新潮文庫)
- 畠中恵
- 新潮社 / 2005年11月26日発売
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おもしろかった〜
一太郎が少しずつ成長してる気がする。
2018年5月19日
- 魔法のゆび (ロアルド・ダールコレクション 3)
- ロアルド・ダール
- 評論社 / 2005年12月1日発売
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短いけど痛快!
おもしろかった。
2018年5月21日
育児の指南書?保活の指南書??
と思わずにいられなかった。
小説家の方は、どうしたって自分の経験が作品に反映されてしまうものだと思うけど、辻村さんの、保育分かってます感、ちゃんと育児も仕事も両立させてます感が全面的に出すぎてしまっている気がする。私自身、保育の仕事をしているから、ということもあるかもしれないけれど、志保の、裕の意見や考えというより、辻村さん自身の考えなんだろうな〜ということが透けて見えすぎてしまった気がして、ちょっぴり残念です。
2018年5月18日
- そのバケツでは水がくめない
- 飛鳥井千砂
- 祥伝社 / 2017年12月12日発売
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あ、いる。こういう人。
すっと近づいてきて、自分の辛い経験や身の上話をして、親身になって聞いているうちに、子供みたいに泣いたり、突然怒ったりして、何故かこっちの生気が吸い取られてる。我慢の限界が来て、そういうところは良くないと思う、と伝えると、途端に手のひら返してあることないこと悪口を言ってくる。でも離れられるのは怖いのか、ごめんね、反省してる。あなたに憧れてたの。と言われた、大学時代。
そう。そのバケツでは、水はくめなかったのだ。彼女の寂しさや不安を満たそうとしても、底が抜けているのだからどうしようもない。
距離を取り、社会人になってからは、会うことも年に1回。上手く付き合えるようになった。私も家庭環境は良くなかったと思うけど、それを理由に誰かに依存したり、不幸にしながら生きていくことだけはしたくないな。
2018年5月18日
初めは、幸夫はなんて男だ!と思った。いくらなんでもそれはないだろうと。作家でありながら、情緒のひとかけらもない人間。非情。冷淡。
でも途中ではたと気付く。幸夫が陽一や子供たちに抱いていた思い。自分がいなければ、この家は成り立たない、という思いは、最初は夏子が抱いていたものなのだろうと。夢を追う夫を、自分が支える。自分がいなければ、この人はダメになる。ところが、幸夫の才能は開花し、世間に認められていく。同時に、夏子は生きる理由をなくしていく。
最初に手を離したのは、実は夏子の方だったのではないか。幸夫はほんとうにどうしようもない男だけれど。でもそこには、たしかに、愛があった。
これは、幸夫が妻に宛てた、永い永い言い訳と、ラブレターだ。
2018年5月18日
- あなたは、誰かの大切な人 (講談社文庫)
- 原田マハ
- 講談社 / 2017年5月16日発売
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原田マハさんの作品は、どれもじんわり心が温かくなる。
私も、誰かの大切な人でありたい。
2018年5月18日
- しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)
- 畠中恵
- 新潮社 / 2004年3月28日発売
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軽く読めて良かった。頭を使うミステリーや、重い作品の間に挟みたい一冊。笑
一太郎にとことん甘い佐助と仁吉が素敵。
2018年5月18日
- チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)
- ロアルド・ダール
- 評論社 / 2005年4月30日発売
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有名すぎるこの作品。子供の頃から大好きだったマチルダと同じ作者とのことですが、どうも訳者の表現が苦手なのか、ちょっぴり期待外れ。
2018年5月18日
前に付き合っていた人に、「助けたかった」と言われたことがある。私の家庭環境を聞いて。彼の目に、私はどう映っていたんだろう。か弱い、庇護しなければならない存在だったのか。それとも、自分がヒーローになった気分だったのだろうか。私は助けて欲しいなんて思ってない!と怒ったけれど、もしかしたらそんな風に思わせることを知らぬ間に言ってしまっていたのかもしれないな。
話が逸れたけれど、光晴にとって、眩しい程の存在だった菫。欲しいものを全部持っている彼女が、自分を求める優越感、支配感。
彼女が好いてくれた自分はもういないのに、それに気づかない男の情けなさを感じると同時に、リベンジポルノという、自分の身に起こったら社会に出ることも出来なくなるであろう出来事を、親友と共に乗り越えていく菫の芯の強さに、尊敬を抱かずにいられない。
2018年5月18日
コンビニ人間、社会にたくさんいると思う。〇〇人間、と名前を変えて。おそらくスペクトラムなのだろうな、と思うけれど、みんながみんな理解してくれるわけではないもんな。マニュアル化された中の方が生きやすい人もいっぱいいる。自分が生きやすいように生きることで、生きづらさを感じてしまう。なんだか切なくなってしまった。
2018年5月18日
- コーヒーが冷めないうちに
- 川口俊和
- サンマーク出版 / 2015年12月4日発売
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私だったら、誰に会いに行くだろう。
何を伝えに行くだろう。
今は変わらない。でも、ほんの少しでも、未来は変わるかもしれない。そんな期待を胸に、コーヒーが冷めないうちに、願うことは何だろう。
2018年5月18日
- マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)
- ロアルド・ダール
- 評論社 / 2005年10月1日発売
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小学生の頃に読んで大好きだった本。
捨ててしまったのですが、また読みたくなって図書館で借りてきた。
やっぱりおもしろい!!
子どもにとって、個性を認めてくれる大人の存在が、どんなに偉大か。
児童書ですが、考えさせられる本です。
2018年4月18日
今、だ。
今、出会うべくして出会った一冊。
どの本を借りようか本棚を眺めていたときに、すっと目についたこの本。
一ページ目を開いて、最初の一文で借りることを決めた。
重い。
まさに今の私。
重い、重い。どこが?何が?分からないけど、全てが重い。ゆりが感じること、考えること、全てに共感した。
今、この本に出会えて良かった。
誰かにとっての、うつくしい人でありたいです。
2018年4月18日
- かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
- 群ようこ
- 幻冬舎 / 2008年8月4日発売
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随分前に読んでいたのを、再読。
大人になったからでしょうか。退屈に思えた内容が、じんわり心に響きました。
とりあえず、宝くじでも買おうかと思っています。笑
2018年4月16日
2018年4月16日
- 首折り男のための協奏曲
- 伊坂幸太郎
- 新潮社 / 2014年1月31日発売
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伊坂さんらしい一冊といえばそうだけれど、ちょっとインパクトに欠けるかな〜。
2018年5月18日
- さようなら、オレンジ (単行本)
- 岩城けい
- 筑摩書房 / 2013年8月30日発売
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同じ国、同じ言葉。同じであることに安心し、生きる私たち。今使っている言葉が、アイデンティティだなんて思いもしない。だってみんな“同じ”だから。その言葉の中で守られて生きているなんて、気付きもしないのだ。
そんな、自分を守ってくれる国を捨ててまで、異国に逃げなければいけなかったサリマ。今までの普通が、異質になる。不安。恐怖。それでも、生きるために、子供たちを守るために、立ち向かわなければならない壁。
どれだけ高い壁だったのだろう。簡単に飛び越えられるものではなかったことは確かだ。それでもひたむきに母国と自分自身、そして今置かれている環境に向き合い続けたサリマの強さ。国に関わらず、誰しもに響くものがあったはず。
自分の国を、日本の言葉を、日々大切にして生きていきたいと思った。
2018年5月18日
たまには装丁で良いと思った本も読んでみよう、と手にとった一冊。
このタイミングで読めて良かった。
今も、大切な人がいなくなってしまったということ、それを周りが受け入れて前に進み始めたことを、認めたくない気持ち、すごくよく分かる。
陳腐な言葉でまとめてしまえば。
あなたの言葉。考え方。私に影響を与えたものの一つひとつが、私になる。もうずっと、私の中に、あなたがいたんだと。これからもずっと、私の一部になって、一緒に生きていくんだと。
そう思わせてくれる、一冊でした。
2018年4月5日