紅玉ブームで久しぶりに読み返し。切ない。ホーイチは恋や愛を知らなかったから、彼が抱く感情の名前が分からなかったんだね……人喰いの魔物でありながら20年近くもひとりの少女トトを慈しみ寄り添った彼の心は魔物ではなく、人を愛するただの男であったのだけれど。母と子という名を付けたトトとホーイチは、その感情の本当の名を知るすべがなかったのかもしれない。
互いが互いだけを求めている心の在り方は確かに歪んでいたかもしれない。ただその気持ちに名をつけることなく、母は子を守り、子は母を守り抜き、新しい愛を生んだ。美しく儚く、優しい物語でした。

カテゴリ ラノベ系

ミミズクと夜の王の続編ということで、ようやく読みました!!
あらがうことのできぬ星の運命に翻弄され、自分を愛することも信じることもできない忌まれた姫が愛おしい……そんな彼女を包み込み守り抜こうとする異国の異形の王子の慈しみ。2人の気持ちに涙が流れました。
クローディアスとエルザにキャワキャワしたい。ディアに女心分かってないってエルザは言うけれど、エルザだってディアの気持ち伝わってないよ~多分、まだ互いが互いの一番じゃないと思ってるんだよね。互いに生い立ちが恵まれてないだけに、人を愛することにも、人から愛されることにも不器用……

2011年5月21日

読書状況 読み終わった [2011年5月21日]
カテゴリ ラノベ系

カラスとジオの歪んだ愛が、切なかった…誰かに必要とされたい、戦を止める術を知らない……ムメがいなかったら、きっとカラスはジオと共にいったのだろう。カラスの心にさす影は、ハルナにも春風様にも分からないだろう。ぎゅっとカラスの腕をつかんだムメがカラスの心を地にとどめたのだと思う。

2011年4月21日

読書状況 読み終わった [2011年4月21日]
カテゴリ 文芸系

どこにでもいそうな平均的な男の子を、とっても魅力的にみせてくれる作家さん。
可愛らしいのに、どこか考えさせられてしまいます。
学校やバスの中、街角などの、読み手のすぐ側で繰り広げられていそうな作品集。

カテゴリ マンガ

再読。
地元の春節祭を機に10年振りに本棚から出しました。
激動を生き抜く女の生き様は、実に見事で有り、物悲しい。

カテゴリ 文芸系

再読。トウマ君表紙にて再購入…
太宰映画をみに行ったのりで、かなり久しぶりに読んでみました。

カテゴリ 文芸系

やっぱり柳原さんの作品は、優しくて暖かい♪
30男の温巳さんと、そのイトコ12歳の久留里ちゃんが、お弁当を通して少しずつ家族になっていく姿が、微笑ましいです。
久留里ちゃんのお父さんの謎や、これから2人の関係がどんな風に変化していくのか楽しみです。
丸宮くん、頑張れるかしら?

カテゴリ マンガ

久しぶりの柳原さんの新刊♪
現実の中の隣合わせの不思議。
誰でもやってるから…とか、自分ではどうしようもないし…とか、ではダメなんですよね。
自身の手で、変えることはできる。
そう思うことができる作品。

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役者は揃った。みんな、恋にはまりだす。

高校生のピュアな恋が可愛い…
ヤマケンの報われなさが笑えます。
ハルには幸せになって欲しい。

カテゴリ マンガ

子供の頃憧れた世界。
自分には何か秘められ力があるんではないか、ある日突然非日常が始まるんではないか…
大好きで、大切な仲間と一緒に向かっていけるってステキです。
少年3人が魅力的♪

カテゴリ マンガ

胸が押しつぶされそうになる程の悲しみの果てに何が待っているのか。

愛する人への裏切り
愛する人への嫉妬
愛する人への羨望

双子の片割れの悲しい恋と、その真実への復讐…

不器用でかなしくて、愛おしい。
まさに、そんな作品です。

カテゴリ マンガ

いよいよ、最終章。
原作を読んで結末を知ってはいても、やはり怖い……です。

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久しぶりに本棚から出しました。
名作劇場「ロミオの青い空」の原作。
記憶が確かなら、アニメもかなり心が痛むところもありましたが、原作はさらに当時の未成年労働者の過酷な様子が描かれています。
そんな中で、懸命に生き抜こうとするジョルジョ(=ロミオ)や、アルフレドたち。
初めて読んだのは、もう十年以上も昔なんですが、何度読んでもアルフレドの死、ロレンツォとの出会いには涙します。
いつかミラノ大聖堂の前で、友情の誓いを再現してみたい!と思っています。

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ときどき読み返したくなります。
大切な誰かを捜したくなる本。
注意深く目を凝らして周りをみわたすと、孤独ではなく、誰か大切な人が側にいてくれている。
そう信じたくなるお話。
文庫の装丁が変わってるんですね。残念…

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文庫化にて再読。→さらに再読。
言葉を理解し、多様な言葉を紡ぐ生き物、決して、人に慣れさせてはいけない生き物。そして、決して慣れることのない生き物。
ただ獣の医術師になりたかった少女が、王獣と出会いその運命を大きく変えていく。
生き物との共存や自分自身のあり方を深く考えさせられますね。

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優しい気持ちになれるお話。
何気ない日常の中にある、さりげない優しさや、ふと今まで気づかなかった思いやりに気づかされます。
あっくんのしょんぼり→にっばりが可愛くてたまりません。

カテゴリ マンガ

じんわりと優しくなれるお話。
壊される前に、己で壊してしまって守ろうとするって切ない。
壊したくないから、手ばなすことこともまた切ない。

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ひなちゃんの心優しい弟秀くんのお話。
元気いっぱいのビーノと優しすぎる秀くんの奇妙な関係は、ひなちゃんとビーナの時とは違って、ちょっとハラハラです。
日比野家のお話もこれで最後だと思うと、寂しいです。

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「まじめに、ゆっくり、恋をしよう」
同級生の帯の言葉が、まさに今までの彼等であり、これからの彼等だと思います。
少しずつ、ゆっくりと確実に互いを信頼し、求め合うための葛藤が、すがすがしく瑞々しいです。
卒業生は「冬」→「春」の順番でよむべし!

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お正月に友達から借りて読み直し、一気読み。
30巻過ぎたあたりで挫折していたんですが、一気に読み終わりました。
まさか、今更エースにハマるとは思ってもいず…

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再読。
切なくもあり、美しくもあり。
仄かな淡い色彩がただよっている素敵なお話です。

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長かったような、短かったような。
ようやく届いたお互いの気持ちに、キュンとなりました。

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友人から借りた本。
続きが気になります。

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