後藤明生のレビュー数ランキング

プロフィール

●後藤明生(ゴトウ・メイセイ)1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。博報堂を経て平凡出版(現マガジンハウス)に勤務。67年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。「内向の世代」と呼ばれる作家として注目を集め、代表作に73年発表の『挾み撃ち』が高く評価される。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長。99年8月2日、逝去。

「2020年 『四十歳のオブローモフ【イラストレイテッド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

後藤明生のレビュー数ランキングのアイテム一覧

後藤明生のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『挾み撃ち (講談社文芸文庫)』や『小説-いかに読み、いかに書くか (講談社現代新書 684)』や『首塚の上のアドバルーン (講談社文芸文庫)』など後藤明生の全166作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

挾み撃ち (講談社文芸文庫)

355
3.81
後藤明生 1998年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 ものの本や参考文献、解説なんかを読むと非常にイレギュラーな、私小説における方法論としてはかなりのイレギュラーであるらしいんだけど、世間一般でいうステロタ... もっと読む

小説-いかに読み、いかに書くか (講談社現代新書 684)

102
3.11

感想・レビュー

小説家による創作論が面白いのは、いわゆる批評用語が用いられていないところ。後藤明生自身が書いていたとおり、批評家による批評と小説家によるそれとは、そこで一... もっと読む

首塚の上のアドバルーン (講談社文芸文庫)

95
3.33
後藤明生 1999年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者自室の窓から見える首塚から、どんどん話が逸れていくエッセイ風連作短編。 話といっても、過去の書物や口伝を調査しレポートしたものに所感を加えたような内... もっと読む

首塚の上のアドバルーン

17
4.00
後藤明生 1989年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1980年代の幕張を歩き回る作者の日常から、いつのまにか時代小説となり、どんどん脇道に逸れ混沌として、1980年代と600年ほど前との境目が溶けていく。 もっと読む

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫)

58
3.71
三浦哲郎 2018年4月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この文庫に載っている作品を読んで改めて読みたいと思った作家は 吉村昭 山田詠美 (笙野頼子) もっと読む

雨月物語 (学研M文庫 こ 5-1)

34
3.00
上田秋成 2002年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

愛おしい。悲しくなるほど純粋。 読んでみるのも面白いかと。 もっと読む

伊勢物語/土佐日記 (新潮古典文学アルバム)

20
3.67
片桐洋一 1990年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ずいぶん前から買っただけで満足していた参考書的な何か。 ちょっと前に一応、土佐日記を読んだおかげで、この本の内容とリンクして楽しく読んだ。 当時の... もっと読む

この人を見よ

52
3.00
後藤明生 2012年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

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首塚の上のアドバルーン 後藤明生・電子書籍コレクション

11
4.20
後藤明生 電子書籍 2013年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

首塚の上のアドバルーン (和書)2012年06月27日 19:41 後藤 明生 講談社 1989年3月 図書館で蔵書のリサイクルがあり貰ってきた本の一... もっと読む

後藤明生コレクション1 前期I

74
2.67
後藤明生 2016年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内向の世代と括られたうちの一人、古井由吉から知る。 『関係』 仕草や軀の描写が少なく、描写に惹かれることはない。 女が語るが、女自身の心情を語らないので... もっと読む

現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫)

34
3.33
多和田葉子 2015年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増... もっと読む

吉野大夫 (中公文庫 A 115-4)

27
2.00

感想・レビュー

追分に少し土地勘があるので、読みはじめたが途中でやめる。 もっと読む

小説は何処から来たか (叢書レスプリ・ヌウボオ)

18
4.00
後藤明生 2016年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こんなに面白かった文芸評論はない。二葉亭四迷の『浮雲』が正当に評価されずに来た日本文学。おかげで私小説がはびこり、方法や趣向といったものが軽視されてきた。... もっと読む

文学が変るとき

13
4.00
後藤明生 1987年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文学が変るとき (和書)2012年07月04日 12:11 後藤 明生 筑摩書房 1987年5月 図書館のリサイクルで貰ってきた本の一冊。 文学の話... もっと読む

挟み撃ち (1973年)

9
2.67
後藤明生 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イデオロギー もっと読む

関係 (1971年)

7
4.00

感想・レビュー

旺文社文庫版(平岡篤頼・大橋健三郎解説) もっと読む
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