こんにちは、ブクログ通信です。
今年で9回目の開催となる「次にくるマンガ大賞2023」の結果発表が8月31日に行われました。
今年1番「次にくる!」作品として選ばれたのは、
「コミックス部門」:むちまろさん『生徒会にも穴はある!』
「Webマンガ部門」:新井すみこさん『気になってる人が男じゃなかった』でした!
おめでとうございます!
その他ランキングは、こちらからチェック!気になった作品は、ぜひ本棚登録してみてくださいね。
「次にくるマンガ大賞2023」コミックス部門
1位 むちまろ『生徒会にも穴はある!』(KCデラックス)
内容紹介
この生徒会の面子ときたら、あほの子だったり、恐ろしかったり、むっつりだったり、ちょっと変!でも、それがなんだか、妙に可愛く思える今日この頃……!?
作者:むちまろさんについて
漫画家。2020年、講談社『マガジンポケット』で『世が夜なら!』を連載。2022年、同社『週刊少年マガジン』で『生徒会にも穴はある!』を連載する。
2位 荒川弘『黄泉のツガイ』
内容紹介
山奥の小さな村落で暮らす少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように……。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体!?
作者:荒川弘(あらかわ・ひろむ)さんについて
1973年北海道生まれ。漫画家。1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年「第49回小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞した。
3位 タイザン5『一ノ瀬家の大罪』(ジャンプコミックス)
内容紹介
一ノ瀬翼は、事故で記憶を失ってしまった中学生。無事に家族と対面するも、彼らも事故で全員記憶喪失になっていた。記憶を取り戻すために嘘の思い出話で絆を深めた翼たちだが、自宅に帰ってみると自分たちは思っていたような家族ではなかった事に気付かされ——!?
作者:タイザン5さんについて
2021年、『少年ジャンプ+』で『タコピーの原罪』を連載し、連載デビュー。同作は同サイト史上初の1日あたり200万以上の閲覧数を記録し、話題となった。2022年、『タコピーの原罪』で第51回「日本漫画家協会賞」まんが王国とっとり賞を受賞。同年9月、「タイザン5漫画賞」が創設され、タイザン5が特別審査員を務める。同年11月、『週刊少年ジャンプ』(同)50号よりホームドラマを描いた『一ノ瀬家の大罪』の連載を開始する。
U-NEXT特別賞 石山諒『龍とカメレオン』(ガンガンコミックスJOKER)
内容紹介
天才漫画家・花神臥龍。彼を病的に羨む無名漫画家・深山忍。不慮の事故により二人の身体が入れ替わってしまった!?最強のルーキーとなった漫画中毒の”龍”が、灼熱の漫画業界を駆け昇る、超絶怒涛の漫画家バトルが開幕!
作者:石山諒(いしやま・りょう)さんについて
兵庫県出身。大阪総合デザイン専門学校漫画学科卒業。第53回「JUMPトレジャー新人漫画賞」にて、『デコ・ボコ モンスター』で佳作、久保帯人特別賞を受賞。『週刊少年ジャンプ』公式ウェブサイト上に掲載された。『少年ジャンプNEXT!』に掲載された『ユミルの魔人』でデビュー。『週刊少年ジャンプ』で2014年に『三ツ首コンドル』を初連載し、その後、2016年〜2017年まで『歪のアマルガム』を連載した。
Global特別賞【英語】 ゆあま『君と綴るうたかた』(百合姫コミックス)
内容紹介
人との接点を避けてきた女子高生の星川雫は、ある時ひそかに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織に見られてしまう。夏織に笑われることを恐れる雫だったが、夏織からは全く予想だにしなかった感想が飛び出してきて……?
作者:ゆあまさんについて
1995年生まれ。漫画、イラストレーター。現在は、『コミック百合姫』で『君と綴るうたかた』を連載中。
「次にくるマンガ大賞2023」Webマンガ部門
1位 新井すみこ『気になってる人が男じゃなかった』(KITORA)
内容紹介
CDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あや。しかし「おにーさん」の正体は、話したこともない、クラスメイトの目立たない女子・みつきだった——!?
作者:新井すみこ(あらい・すみこ)さんについて
漫画家。本書が初の単行本デビューとなる。
2位 やじま『ねこに転生したおじさん』
※X(旧:twitter)上での漫画発表のため書影、関連リンクの掲載はございません。
内容紹介
平凡なサラリーマン生活を送っていたおじさんは、ある日トラックに轢かれたことで猫に転生する。寝床はない、食べ物はねずみと猫の生活に慣れない中、サラリーマン時代の社長に気に入られ、一緒に暮らすということとなり……。
作者:やじまさんについて
書店員をはじめ数々の転職を経験した後、2017年よりX(旧:twitter)上で漫画を発表し始める。『ねこに転生したおじさん』が人気を博す。
3位 千葉侑生『幼稚園WARS』(ジャンプコミックス)
内容紹介
囚人番号999、元・伝説の殺し屋のリタ。彼女が今働いているのは、何と世界の重鎮達の子供が通う幼稚園!その仕事は、日々差し向けられる刺客の魔の手から園児を守ること。圧倒的な力で敵を撃退するリタだが、実はイケメンに弱いという弱点があって……!?“世界一安全な幼稚園”で繰り広げられるバイオレンス×ラブコメディ!
作者:千葉侑生(ちば・ゆう)さんについて
2022年から『少年ジャンプ+』にて『幼稚園WARS』を連載中。本作は元々インディーズ連載作品であったが、「ジャンプルーキー!」の連載争奪ランキングにて、読者投票により連載となった。
U-NEXT特別賞 綿引智也/春夏冬画楽『バンオウ―盤王―』(ジャンプコミックス)
内容紹介
永遠の命を持て余していた吸血鬼・月山が出会ったのは“将棋”。その世界に魅了された月山は、300年を経て圧倒的な棋力を手にしていた。人間社会で正体を隠してきた月山だが、馴染みの将棋教室を救うため、最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することに!?凡才吸血鬼VS天才棋士の戦いの幕が上がる!
作者:綿引智也(わたびき・としや)さんについて
漫画家。主な作品に、『バンオウ-盤王-』 『その惑星で、彼は生きる。』 『SWORD IN THE CITY』などがある。
Global特別賞【繁体字】 壱屋すみ『踏んだり、蹴ったり、愛したり』(シルフコミックス)
内容紹介
毎日激務の仕事に追われ、心身共に疲労する日々を送るOL・佳帆には、唯一の楽しみがあった。それは、お気に入りのバーで知り合ったイケメン・泰と気兼ねなく楽しく飲むこと。酒、煙草、喧嘩、女遊びetc…付き合ったらアウトな条件満載の泰だが、お互いに恋愛感情もなく、良き友人として関係を築けていると思っていた。あの夜までは——。
作者:壱屋すみ(いちや・すみ)さんについて
2021年、「pixivシルフ」で、ラブコメディ『踏んだり、蹴ったり、愛したり』を連載し、初のコミックス化を果たす。
改めて、受賞おめでとうございます!
ブクログが厳選したノミネート作品10選も、併せてチェックしてみてくださいね!
次にくるマンガ大賞(つぎにくるまんがたいしょう)とは
「次にくるマンガ大賞」は、2014年10月6日にniconicoとダ・ヴィンチの共催企画として、すでに売れているマンガではなく「次に流行るであろうマンガ」の発掘・紹介を目指し創設された。niconico上の「次にくるマンガ大賞」公式チャンネルにて自薦他薦問わずエントリー受付を行い、ノミネート作品をダ・ヴィンチ編集部が選考。その後niconico上でノミネートされた作品の中でユーザー投票を行い、各賞を決定する。