\第7回未来屋小説大賞/藤岡陽子さん『リラの花咲くけものみち』に決定!

こんにちは、ブクログ通信です。

今年で7回目を迎える「未来屋小説大賞」の結果発表が12月22日(金)に行われました。
未来屋書店の読書好き従業員さんが選考した、今年「いちばん!売りたい本」に選ばれたのは、

藤岡陽子さん『リラの花咲くけものみち』です!

おめでとうございます!

第7回未来屋小説大賞の結果はこちらから

第7回未来屋小説大賞ついに決定!大賞は、藤岡陽子さん『リラの花咲くけものみち』

大賞 藤岡陽子『リラの花咲くけものみち』

リラの花咲くけものみち
藤岡陽子『リラの花咲くけものみち
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内容紹介

家庭環境に悩み心に傷を負った聡里は、祖母とペットに支えられて獣医師を目指し、北海道の獣医学大学へ進学する。動物たちに「生きること」を教えられながら、聡里は自らの「居場所」を見つけてゆくのだった。

著者:藤岡陽子(ふじおか・ようこ)さんについて

1971年、京都市生まれの小説家。同志社大学文学部卒業後、報知新聞社にスポーツ記者としての勤務を経て、タンザニア・ダルエスサラーム大学に留学。帰国後に塾講師や法律事務所勤務をしつつ、大阪文学学校に通い、小説を書き始める。この時期、慈恵看護専門学校を卒業し、看護師資格も取得している。2006年『結い言』で第40回「北日本文学賞」選奨を受賞。2009年『いつまでも白い羽根』でデビュー。看護学校を舞台にした代表作、『いつまでも白い羽根』は2018年にテレビドラマ化された。

藤岡陽子さんの作品一覧

2位 青山美智子『リカバリー・カバヒコ』

リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)
青山美智子『リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)
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内容紹介

公園の古びたカバの遊具「カバヒコ」。彼に触れると、治したいところが回復するという——。「大丈夫。私たちはきっとリカバリーできる。」誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う、青山美智子さんワールドの真骨頂。

著者:青山美智子(あおやま・みちこ)さんについて

1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回「パレットノベル大賞」佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回「宮崎本大賞」を受賞。『お探し物は図書室まで』が「2021年本屋大賞」2位に、『赤と青とエスキース』が「2022年本屋大賞」2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』『月の立つ林で』など。

青山美智子さんの作品一覧

3位 井上真偽『アリアドネの声』

アリアドネの声
井上真偽『アリアドネの声
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内容紹介

巨大地震が発生した。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。光も音も届かない絶対的迷宮。生還不能まで6時間。想像の限界を超えるどんでん返しの結末とは?

著者:井上真偽(いのうえ・まぎ)さんについて

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回「メフィスト賞」を受賞。第2作『その可能性はすでに考えた』は、各評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回「本格ミステリ大賞」候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」「このミステリーがすごい!2017年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回「本格ミステリ大賞」候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。他の著書に『探偵が早すぎる』がある。

井上真偽さんの作品一覧

4位 森バジル『ノウイットオール あなただけが知っている』

ノウイットオール あなただけが知っている
森バジル『ノウイットオール あなただけが知っている
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内容紹介

1つの街を舞台に描かれる、5つの世界は、少しずつ重なり合い、影響を与え合い、思わぬ結末を引き起こす。すべてを目撃するのは、読者であるあなただけ——。

著者:森バジル(もり・ばじる)さんについて

1992年宮崎県生まれ。九州大学卒業。会社員。2018年、第23回「スニーカー大賞」“秋”の優秀賞に選ばれ、『1/2―デュアル―死にすら値しない紅』を刊行。2023年、『ノウイットオール あなただけが知っている』で第30回「松本清張賞」を受賞し、デビューする。

森バジルさんの作品一覧

5位 岡崎琢磨『鏡の国』

鏡の国
岡崎琢磨『鏡の国
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内容紹介

あなたにこの謎は見抜けるか——。 反転、反転、また反転——!本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者・岡崎琢磨さんが贈る、2023年の大本命ミステリー!

著者:岡崎琢磨(おかざき・たくま)さんについて

1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第1回「京都本大賞」受賞、累計250万部を超える人気シリーズに。この他の著書に『夏を取り戻す』、『貴方のために綴る18の物語』、『Butterfly World 最後の六日間』など多数。

岡崎琢磨さんの作品一覧


みなさんの気になる作品が選ばれましたか?ノミネート作と併せて、ぜひチェックしてみてくださくださいね。

未来屋小説大賞(みらいやしょうせつたいしょう)とは

未来屋小説大賞は、未来屋書店の従業員の中から選りすぐりの読書好きが選考し決定します。従業員が本の面白さを紹介し新たにスポットを当てることで、次のベストセラー作を生み出し、広く世に紹介していくという趣旨のもと選考されます。
https://www.miraiyashoten.co.jp/