クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (1999年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041979037
作品紹介・あらすじ
藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。奇岩に囲まれた峽谷だ。記憶喪失か、それとも……。
感想・レビュー・書評
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デスゲームというジャンルらしい
とにかく読みやすい
結末から逆引きして無駄を省く手法らしいがなるほど
内容はホラーというかグロ寄り
追われる恐怖は手に汗握る
さえない主人公が、ボーイスカウト経験を駆使し
サバイバルするのは設定的に納得が…
ボーイスカウトって凄いのか?
ゲームのキャラクタがアレなので、
そのままの映像化は無理 帯通り!
あの巨大な組織を敵に回すのがホントのホラーかも
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最近でいうと、「今際のアリス」(Netflix)が、こんな感じかな?
朝起きたら、「どこなん?ここ?」で、驚き、状況把握。
何かゲームするって言ってるで。
訳分からんうちに始まったけど、これ失敗したら死ぬんとちゃうの。゚(゚´Д`゚)゚。
これって現実なん?夢の中ちゃう?そうであって欲しい!と望むがあっけなく撃沈_| ̄|○
で、段々真相が明らかに!
段々明らかになるので、この先どうなるの?で、一気読み!
グロい部分もあるけど、色々読んでるから、耐性あるから大丈夫!
まぁまぁ、面白かった!
真相は、明らかになったと言い切るほどはなってない。ので、もっと知りたい気分! -
火星表現が繊細。行ったことないのに上陸していたもの。不気味なマスコットや、ジワジワと人格崩壊していく人間達がおぞましい。
これが表現力というものなのだろうか。
命が保証されるのなら私も参加したいなぁ。 -
目が覚めた藤木芳彦は茫然とした。
視界に映るのは、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。
ここはどこだ? 何で俺はこんなところにいる?
傍らには一台のゲーム機が。
電源を入れた画面に映し出された文章
【火星の迷宮へようこそ】
なんだこれは-。
【ゲームは開始された。無事に迷宮を抜け出てゴールを果たした者は、地球に帰還することができる】
ゲーム機の指示通り進んだ先には、藤木の他に八人の男女。
集められた九人の、生き残りをかけたサバイバルデスゲームが始まろうとしていた-。
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これは!!
なんか男子が好きそうな要素てんこ盛りなストーリーじゃないですか!
ゲーム機の指示に従いチェックポイントを通りゴールを目指すサバイバル+デスゲーム
さらに藤木がアイテムとしてゲームブックを手に入れたことでRPG要素まで加わって ワクワクが止まらないじゃないですか!辿り着く先はBADENDか、HAPPYENDか、はたまたTRUEENDか。
『無人島に三つアイテムを持って行けるとしたら何をもっていく?』の質問に ユッキーが「クリムゾンの迷宮」を入れていた意味がわかった!
食べられる虫、毒蛇危険度ランキング、罠の作り方…これさえあれば最強だわ笑
カエルさんを生で食べたところでドン引きしたけど、まさか食屍鬼まで出てくるとは。
ハラハラドキドキ止まらないまま迎えたラストは、ゲームブックの最後の章と重なって なんだか中二心(?)をくすぐられるような終わり方だった笑
ただ、ずっと最後まで気になってたことが一つ。
藤木って目覚めた時 スーツ姿だったよね。
サバイバル中 ずっと革靴で走り回ってたの??
あと、ゲームブックやってみたい
ユキ&イッキューのおすすめ本(* ˊᵕˋ )ノ
たぶん息子も好きそう♡
今日 お誕生日だから プレゼントとして渡そうかな(ブックオフで220円)
HappyBirthday 17歳♬*°
(いやどんな終わり方)
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2023/11/21
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2023/11/21
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2023/11/22
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目覚めると,赤い砂山の迷宮。生き残りをかけたサバイバルゲーム。サバイバル,護身,食料,情報…アイテム選択が生死を分ける。極限状態のスリル溢れる展開から目が離せない。人はディンゴより危険。
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目が覚めると見たことのない場所… 周囲は深紅色の峡谷で、まるで迷路のよう。
サバイバルなデスゲームに巻き込まれたにいる主人公が、知恵と気力を振り絞って生き残りを目指すホラーミステリー。
ありがちなデスゲーム設定のストーリーですが、構成や展開にバランスがとれていて読みやすく面白いっ
また登場人物の心理描写もうまく、ホラーな感じの雰囲気が満載。ホラー小説の傑作だと思います。ただグロテスクで強烈な表現や描写も多いので、苦手な人にはあまりオススメはできませんのでご注意を。
ミステリー好きの自分としては、意外性や衝撃度の高い真相や伏線描写が少なく、ちと残念でした。理不尽なゲーム、追われる恐怖を味わいたい人は十分楽しめると思うので、ホラー好きは必読の一冊。 -
ハラハラドキドキの連続。
知能を使ってグールから逃げ、最後には倒す。パートナーとなった藍と共闘するもラストは意外にも、、、。
デスゲームの真相がラストにかけて解明されていくのが気持ちいいが、少し説明が薄く消化不良感がある。 -
かなり前に呼んで内容も完全に忘れたので再読です。
設定に時代を感じさせるものの、今読んでも読みやすく
デスゲームもありきたりの感じがないので面白いです。
文章からするっと脳内で映像化できるのも大変よい。 -
読んでる時は面白くて一気読みしたけど、読破した後振り返るといろいろとアレなことが多いなと思ったので星一つ減らした
・壁登ったらペナルティだったのに2回登っても罰則なし
・ゲームマスターのくせに自殺行為
・最後の鬼ごっこでなぜか犯人側が千里眼を持っている
今思いつくのだけ羅列したけど、探せばたぶんまだ出る
というか終盤から雑というか、なんか...
悪の教典のときも思ったけど、この作者は最後まで書くのに飽きるのかな?
まあ話は複雑でなく伏線もほぼないので深く考えずに娯楽的に読める
のでそういう気分の時にオススメ
たくさん本を読んでいますね。かんそうを楽しみにしています(*^^*)
たくさん本を読んでいますね。かんそうを楽しみにしています(*^^*)
私は怖すぎて読み終わって人にあげました。
私は怖すぎて読み終わって人にあげました。
『黒い家』は読了後、本自体が呪われている気がして、すぐに...
『黒い家』は読了後、本自体が呪われている気がして、すぐに手放しました笑。『クリムゾンの迷宮』も喰人鬼が怖くて、すぐに手放しました笑。