- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062748926
感想・レビュー・書評
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初読
春児の胡同での修行が実を結び、
入廷するやいなや出世していく様子は楽しく。
だかしかし、娘時代の西太后の婚約者、
栄禄の描写が酷くて女としては西太后、可哀想!モードに
くそ〜〜〜栄禄め〜〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい良かった。
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文秀は選ばれし者として官史となり、一方春児は占いを信じて向上心から色々な人達との出会い家族、男根を絶ち演劇の道で腕を上げる。政治は西太后が観劇と飽食に明け暮れながら自分の世界の中で国の行く末を嘆いている状況で周りは守旧派と改革派の対立が進んでいる。春事は西太后の前で難しい演劇を演じる機会を得て評価をされ、文秀は守旧派と改革派の狭間で生きる。この2人の行く末は??
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第2巻では西太后が主人公の一角となり、その存在感をあらわにした。
本巻とウィキペディアを読んで西太后が悪女かどうかについて考えてみた。
・浪費家の類ではある
・東太后や同治帝が西太后による暗殺とあるが断定する材料は少ない
・西太后の没後に辛亥革命が起こり清国滅亡となる
・清末期の清軍は決して強いとは言えない
・西太后より取り巻きが悪い
西太后への見方が少し変わりました。しかしあの癇癪は良くないと思う・・・
第3巻が楽しみです。 -
感想は最終巻。
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2回目
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官史と宦官それぞれの立場で出世していく文秀と春児。
皇帝派と皇后派という立場場まともに会話すらすることができない。
この2人が数々のしがらみを超え、衰弱していく清国を立て直していくのだろうか。