- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086800662
作品紹介・あらすじ
璃子が近所の文具店に持ち込んだ、書くことのできない万年筆。行方不明になった父が残したものだ。文具店の青年・遥人は、その万年筆専用のインクを探してくれるというが、彼の周りには奇妙な生き物がいて!?
感想・レビュー・書評
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文具店で働くことになった女の子のお話。恋愛ものかと思うが、そこまで進んでない感じがする。
2021/11/24詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おー、なんか好きな雰囲気。遙人のマイペースなかんじもいい
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2016-08-14
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いなくなった父親、就職できない自分。
なかなかにハードな状況ですが、文具屋の店主によって
色々といい方向へ?
連続短編集で、最初は父親の万年筆について。
2話目は火災によって別々に暮らしている夫婦。
最後は、行方不明になっていた父親について。
子供の嘘は、どうしてばれてしまうのでしょう?
それほど親がきちんと見ている、という証拠かと。
わだかまっていたものが解れ、良かったね、ですが
背後に父親の不器用な優しさが見え隠れしていますw
地の特訓に付き合ってくれた時点で
いい父親、ではあると思いますが。
2話目は、バイト仲間の境遇。
やってきたお客さんと同じ状況なのに、見知らぬ他人。
そうそうこんな事なかろうに…と思っていたら。
座る席が埋まれば、自ずと残りがもしや、と思いますが
展開的に面白かったです。
貴金属を溶かすのには、かなり時間がかかるかと(笑)
そして最初から引っ張っていた、父親の失踪。
見つかったけれど…でしたが、この状態になった人は
こんな感じになってしまうのでしょうか?
漠然としか分かりませんが、確かに怖い。
それが知り合いなのか、知らない人なのか。
少しでもすがれる、分かる情報があるというのは
どれほど大事な事なのでしょう?
ここからやり直し、の裏事情が出てくるわけですが
そこに居てくれるだけで嬉しい、になったようです。
そして最大の謎である、店主の事。
先代店主の発言は、本当なのか痴呆なのか。
どちらに転んでも、かなり面白いですw -
控えめで素直な璃子が可愛い。素直過ぎて妖が突然見えても動揺もしないんですが、ハルの明るさと似合っていて良かったです。ほのぼのしてくる可愛い内容。
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2017.9.28読了
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【収録作品】第一話 思い出の万年筆/第二話 封筒のなかの真実/第三話 短冊に願いを込めて
雰囲気はいいが、既読感がある。 -
万年筆を買ってみたくなりました。こういう町の文具店懐かしくて好きです
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まあ、普通に楽しむ程度のものとして見るならいいけど、読み応えはない。