- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098502851
感想・レビュー・書評
-
あぁ、既刊本まで全部読んでしまった…。続きが気になって仕方がない。フリーレンの過去が明かされるにつれて、彼女の持つとんでもない魔力も明らかに。フリーレンの師匠、そしてシュタルクのお兄さん。追憶から物語が形作られていくという類稀なストーリー展開は、読者をどっぷりとこの世界に引き込んでくれます。物語全体に漂う物悲しさはそのままに、あちこちで差し込んでくるシュールな笑いも本作の魅力ですね!それにしてもこの世からいなくなってもなお残り続けるヒンメルの存在感とイケメン感ときたら。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
断頭台のアウラとその配下との、三者三様の戦いが終わり、また一行の旅が続く第3巻。魔力に対する魔族の「誇り」という概念が面白い。2巻で少し触れられた「欺く」というワードがこういう形で活かされてくるとは。短いエピソードでフリーレンの辿った過去や仲間との思い出が描かれていく構成が、ますます作品世界を深いものにしていきます。新たな仲間の参入なるか?の次巻が待ち遠しいな。
-
すき〜
魔族との闘いはもちろんだけど、その後の旅もおもしろい〜
たまにくるシュールなツッコミがいいよね笑 -
魔王を倒した勇者一行のメンバーだったエルフの魔法使いのその後を描いた作品。
正月休みに既刊の3冊をまとめて読んだ。連載では読んでいるものの単行本でまとめて読むと連載時には読み逃してたり忘れてたりして改めて気づくことも多い。
序盤の年単位で時間が経過していく感覚が好きだったんで、シュタルク登場以降の展開はちょっと普通になっちゃったなぁという感じだけど、ギャグも含めてちょっとローテンションな雰囲気は良い。 -
シリーズ第3段。
フリーレンの歴史が少しづつ明かされる。
大切な人を亡くしても思い出はすぐ側にある。
生きていることも、いないことも、日常の一部だと思えるようになれるのなら、それは残された者にとっての救いだ。この物語はそれを応援してくれているように思える。 -
表紙はグラナト伯爵領における主要人物が揃った日常の一コマ風なのだけど、背景の違いによって相容れぬ世界に住む存在なのだと示しているかのよう
断頭台のアウラを相手に立ち回るフリーレン。一方、フェルンとシュタルクは首切り役人と一対一の勝負
フリーレンだけが大立ち回りをするのではなく、弟子組の二人にも見せ場が有るのは良いね
血を操る魔族に模倣する魔族。どちらも簡単に打倒できるような相手ではないのに、それなりの勝算を持って戦っている二人の姿が頼もしい
どちらも研鑽と経験を糧に魔族を凌いでいる
だから師匠筋のフリーレンは更にその上を行くのは道理な訳で
まさか一生を掛けて相手を欺く技法を身に着けているとは思わなかった。そりゃ、見たままを土台に相手の強さを測る魔族相手には最高の搦手となるわけだ
ただ、この相手を欺く技法は加減を間違えれば自分すらも欺いてしまう
ここで見たままに騙されず、「なんとなくだ」なんて言葉でフリーレンを鬱蒼とした森の中から引きずり出したヒンメルは素晴らしいね!
というか、この作品で一番格好良い登場人物は誰かと聞かれたら迷いなくヒンメルだと答えられるくらいにヒンメルは勇者然とした人間だね
旅に出たばかりの時点では”勇者の剣”を手に入れて本物の勇者になることを目指していたのに、いざ自分には”勇者の剣”を抜けないと知っても志しを変えず、むしろ本来の勇者の役目である「魔王を倒す」という点を第一目標に掲げ直した上で「そうすれば偽物だろうが本物だろうが関係ない」と言い切れるのは思わず憧れてしまうような心の強さですよ
北側諸国で出逢った僧侶のザイン。彼が新メンバーとして加わる感じなのかな?
これにて新勇者一行はほぼ固まった印象。ただ、ザインが僧侶枠に収まるなら、フェルンが魔法使い枠で戦士枠がシュタルクになってしまわないか?
だとするとフリーレンは勇者枠?それとももっと別の何かとして旅を続けることになるのだろうか? -
フエルン・シュタルク対リュグナー・リーニエ、フリーレン対アウラに決着が付くと、後は冬山遭難したら変態武道僧で、破戒僧と息をつく暇もない。
と思ったら青春の甘酸っぱい誕生日だし、快調です。
相変わらず日常の中の小ネタ小ギャグが楽しいからいいか。でもミミックに食われかけて怖いよー暗いよーがないのが寂しいぞ。 -
最の高の最の強
-
エルフの魔法使い、新たな仲間と新たな旅
勇者一行にいた魔法使い・フリーレン。
魔王軍の残党で大魔族でもある
七崩賢・断頭台のアウラと衝突。
その中で、フリーレンの史実が明かされていきます。
悠久の時の中で、彼女が抱いた感情とは――
物語は、現在と過去が交錯していく。
英雄たちの“真実”を紡ぐ後日譚ファンタジー!