1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001593

感想・レビュー・書評

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  • 安定のハルキ。BOOK3はいらなかったかな。

  • 村上春樹を初めて読んだ。
    面白い。一気に引き込まれた。

    天吾と青豆の2人の視点が交互に行き交うのだが、きっとどこかでお互いの共通点があるのだろうな。
    ジムのトレーナーをしつつ、殺し屋をする青豆。
    塾講師をしつつ、小説家を目指す天吾。
    2人とも二足の草鞋を履いている。

    青豆はスポーツドリンクの会社にて親友を亡くし、天吾は母を亡くしている(どういう経緯で亡くなったかは不明)。

    青豆には、老婦人と護衛の男、警察官の女あゆみ。
    天吾には、編集者小松、ふかえり、先生、人妻。

    ここからどう物語が動くのか楽しみ。

    今の所、2人とも時空の歪み的なものを

  • 遅ればせながら、村上春樹のこの名作を読んでます。
    物語は、主人公の女性「青豆」と男性「天吾」の視点から交互に進行します。彼らはそれぞれの偶然の出会いから、その後の人生に大きな影響を与える出来事に身を投じていきます。
    相変わらず、描写は独特であり、物語の雰囲気を繊細に表現してます。また、登場人物たちの心の揺れ動きや内面の葛藤も丁寧に描かれていて、共感できる部分も多いです。リアリティとファンタジーの融合していて、非常に引き込まれる作品です。まだ、物語の全容がわからないので、これからの展開が楽しみです。

  • 面白くて1日で読み終わりました。

    2人の視点で交互に描かれるタイプの小説は、それだけでもう読み手側に両者がいつ交わるのか興味を持たせる効果があると思う。なのでこの手法はずるいよなぁとは思いつつまんまと次も読まざるを得ない気にさせられている。

  • 読みやすく、そして面白い。なぜか分からないけどワクワクもする。続きが気になる。

  • 青豆と天吾のラブストーリー?
    ではないよなぁ。牛河さんは、ねじまき鳥にも出てました。ちょっと可哀想ではあった。感想のポイントがずれてました。

  • 全巻読了。世界の終わりに並ぶ春樹のマイベスト。会えそうで会えないもどかしさがGOOD。

  • 何の前知識もなく読みました。
    青豆と天吾、最初は全く共通点が見つからない2人の人生に徐々に同じワードが出てきたりして、この先どう繋がっていくんだろう、繋がるんだろうか、とワクワクしながら楽しみました。
    2人の人生を通して、自分自身も1Q84のクエスチョンを解き明かしていくように事実が一つ一つ紐づいて見えてくる感じも、読み進めるのを止められない理由でした。
    ストーリーは小説ならではの設定を感じつつ、思っていたより現実味があって日常とは少し違うスリリングさがあった気がします。
    当たり前ですが、私とも全く違う青豆・天吾のことが自分が体感しているように思えるのは絶妙な比喩表現で、世の中にあるなんとなく誰もが感じたことのある感覚に例えられているからなのかなと思いました。想像力を鍛えられる作品だと思います。

    まだ1だけでは序章という感じなので、とにかく先が気になる作品でした。

  • ジョージオーウェルの流れから、もう一度読みたくなって再読。ほとんど内容を忘れていたので、こんなにヤマギシとかエホバに似た宗教団体が出てきたっけ、と驚いた。
    村上春樹を読む時は、彼の文章をただ摂取していく感じになる。脳の栄養にしている気がする。淡々と描かれるのに奇妙なことが起こっている、といういつもの感じ。これこれ〜!と脳が喜んでる。

  • 長そうで後回しにしてたけど思ったより読みやすいし面白い。続き気になる

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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