甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801094

感想・レビュー・書評

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  • 全編に渡って見えない殺人者を
    追い求める…というストーリー
    いつもより犯人特定に手間取る天才医師と
    それを支える助手君のやり取りは安定だ
    でもやっぱり長編としてはかなり短く感じる

  • 追っている天久鷹央シリーズ。

    鷹央が死亡宣告をした男が犯人!?
    本当に死んでいたのか、それとも生き返ったのか。その謎を中心に事件が動いていく。

    自分の中では、犯人はこの人だろうな、という予測は立っていたけれど、決めてがなく、この人が犯人だとして動機は?DNAの謎は?を考えながら読み進めた。
    早く謎を知りたいという思いがありはしたが、最後まで読まなければ謎が解けないという面白さ。
    二転三転しながら最後まで分からないのは、ミステリーとして面白いと思う。
    医療の知識がなければ分からない謎なので、医師ならではの視点。

    鷹央と小鳥。いいコンビになりましたよね

  • DNAが一致するってことは
    一卵性の双子がいるんだろうなぁ
    と思っていたけど
    まさかキメラ遺伝子が
    キーになっていたとは思わなかった。

    キメラ遺伝子ができる過程を知ると
    少し悲しくなるけど
    自然の摂理って凄いと思う。

    毎度隠されたトリックに驚かされる。

  • 数年前死んだ男の遺伝子が殺人現場で見つかる事件。
    キマイラ遺伝子。
    おもしろい。

  • 今回は完全に予想が外れたな。
    でも、一般人の予想が外れるように仕込んでいるのだろうと予測していたので、その意味では想定通りかも。
    いずれにせよ毎回特殊な医学的事例を利用してくれるので、飽きずに読むことができます。

  • 最後の方まで、トリックや犯人が思い当たらなくて夢中で読んだ。
    終盤はさすがに犯人になる得るのはあの人だけだろうと予想はついたが。

    鷹央の性格や人間性にまで迫って知れて、またまたこのシリーズの魅力にとりつかれた。

  • 長編も結構良いですね。
    知念さんの作品というのもあり
    読みやすくサクサクと読めました。
    シリーズ通して今回は割と苦戦気味? 
    といった印象。相変わらず好きなシリーズです。

  • シリーズ長編第3作。
    今作では東京23区内で女性を狙った連続殺人事件を起こしている連続殺人鬼”真夜中の絞殺魔”を追うことになる。
    しかし、殺人現場の遺留物を調べるとすでに死んでいるはず男のDNAが検出された。そして、その男の死亡確認を行ったのが鷹央だった。
    二転三転する展開がとても面白く先が知りたくなって一気読みすることができた。

  • シリーズの中でも結構上位に入る

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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