にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 707
レビュー : 150
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163247403

感想・レビュー・書評

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  • 今からジャニーズの一員になることがあろうかと考えたり、電車で武将OLに出会ったり。俗世間をイノセントに旅する歌人・穂村弘が形而下から形而上へ言葉を往還させながら綴った“現実日記”。ほんのり笑って、時に爆笑。フジモトマサルのひとこまマンガ+カットでニヤリもプラス。長嶋有・名久井直子ペアの「偽ょっ記」収録。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。
    「BOOKデータベース」より

    やっぱり何日かに1回の日記にプッと吹き出す.これは止まらない.

  • あっという間に読了。面白くて声を出して笑った。ちょっとリラックスできたような気がする♪続きも読みたい。(天使ってだあれ?)

  • 佳代って奥さん?かなあ
    天使って一体。
    夏期学習帳の旧字体と旧仮名遣いにどきどき、くらくら
    ずーと読んでて急に現代文に戻ったときの倒錯感、どっちがほんとだ?みたいな
    「表現の動機が自己の拡大欲求のみである場合、実際に書かれたものがそれでも人類にとって価値をもつ可能性はありますか」
    女性百貨宝鑑いいなあツボだなー
    賞味期限切れた瞬間真っ黒くなる牛乳こわい笑
    ずっと叩いてたら手、かゆくなるなる笑
    天使は奥さんのことだったら素敵だなあと思いながら。

  • 日記形式の面白ネタ(?)集。どれも短くて(中にはつぶやき程度のも)サクサク読める。「『お~いお茶』の謎」とか「大富豪のビスコ」とか、妄想系のが好き(いやほとんど妄想なのかもしれないけど。現実との境界が分からない)。あと、個人的趣味で「武将OL」もいいね。ヒグラシの鳴き方と日本三大珍味とイチローの背番号は調べちゃったよ(笑)。フジモトマサルさんの絵もいい(イタチか何かかと思ったらヤブイヌらしい)。

  •  穂村さんの相変わらずの空想っぷりと、日常に潜むちょっとした違和感への敏感さ、観察眼の鋭さがたくさんつまっており、日記と詩の間をゆらゆらと揺れているような感じがして楽しかった。

  • 俗世間をイノセントに旅する歌人・穂村弘の
    くすくす笑えるうそ日記。
    挿絵はフジモトマサルのひとこま漫画。

    こういうのすごい好きですね…!
    新刊を棚に並べていて、にょにょにょっ記の
    フジモトさんの表紙が気になって
    仕方なかったのですがやっと読めました。
    すごく好み…!
    とぼけた感じとくだらない感じの中に
    たまにシニカルな文章もあって…

    個人的には天使との会話も好きなんですが
    「8月22日 濁点
    濁点が打てる言葉と打てない言葉がある。
    沢山打てる言葉の例:
    ずがっどざわやがゴガゴーラ」(P58)

    …どうでもいい…!
    すごくどうでもいいんだけどとても面白い…!

    あと不思議で好きなのは

    「3月1日 牛乳 
    カップに唇をつけたとたんに、
    牛乳が真っ黒になって驚く。
    反射的に時計を見ると零時。
    賞味期限が切れたのだ」(P130)

    不思議で可笑しいのに詩的…
    ちょっとなくもない感じが良いですね…
    こういうことを日々真面目に考えている
    人が私は大好きです。

  • 2015.3.4
    なんだろう。このじわじわくる感じ。
    よくもまぁ次々とこんなに出てくるもんだな。
    日々面白い視点でいろんな事を見ていたら、毎日不思議発見で楽しいだろうなぁ。

    禿げイコール毛むくじゃら、なんですよ。
    いくら丼
    うこん
    クワガタ捕り

    いーなー(笑)

  • 天使は誰?

  • ニヤニヤがとまらない本。

  • どうすれば山崎努のようにかっこよくなれるんだろう。
    「お~いお茶」の異なる「お」の字にはドラマがあるのではないか。
    「毛穴のない女」とはなんぞや。
    安寿と厨子王に似ていると言われた。
    スリープモードが怖い。
    布団でこっそり女言葉の練習をする。
    「女性百科宝鑑」には女性が生きていくためのすべてが書いてある。
    そしてときどき天使とおしゃべりをする。
    どこまでほんとかわからないエッセイ。
    装丁:名久井直子 装画:フジモトマサル

    脱力系ですねー何も考えずに笑って読めます。
    空想がどこに飛んでいくかわからない。
    岸本佐知子のエッセイ?にちょっと似ている感じ。
    スリープモードの話にとても共感した。怖いよね!

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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