独白するユニバーサル横メルカトル

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925109

感想・レビュー・書評

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  • 「デブを捨てに」の読メ友さんのコメントに触発され再読。やっぱ凄いや。「無垢の祈り」映画化は楽しみ。見逃さないようにしなきゃ!

  • 2007年度このミステリーがすごい!1位。
    僅かではあるが国内、海外の幾つかのホラー、スプラッターものを読んでいる中、今作は個人的にハマり所は特に無かった。初めて手にした平山夢明だが、とても気にはなっていたので別作品に再チャレンジしたい。

  • アンソロジー本『異形コレクション』に掲載されたものを中心に集めた短編集。とにかく後味が悪いどころか、読んでる最中も顔をしかめながら読むといった感じの話ばかりでした。それでも結局全部読んでしまったところがこの本のスゴイさなのでしょうが、もう一度読む元気はないです…。

  • とにかくグロテスクで読むだけで疲れました。

  • 独特な雰囲気の短編集。

  • 「ダイナー」の衝撃続きで初期の短編集を読んでみた。まぁ、予想はしてたけど、殺戮、グロ、猟奇のオンパレードで、朝の電車や夕飯前はさすがに食傷ぎみになってしまった。執拗な調査(なのか知識なのか)に裏打ちされた展開は、おっ、と期待させつつ、やはりダイナーのような満足感は得られず。表題の「独白するユニバーサル〜」は、地図からの独白という見せ方が面白かったが、結末が意外と素直だったかなと。いや、意外と結末が優しいのは、特徴というか、あえてのパターンなのかな?

  • はっきり言うと嫌いな作風。
    表題作の発想だけは高く評価する。

  • 平山夢明氏の近未来暴力推理小説とでも呼ぶべきとんがった小説『独白するユニバーサル横メルカトル』を読了。
    伊藤計劃のと馳星周がミックスした感じとでも言ったら良いのか、未来の日本を舞台にしたバイオレンスがただのグロい暴力シーンの再現だけではなく、様々な事件の仕組みの中での思いがけない展開に驚かされる。かなりえぐい表現が多くR18な感じの短編が八編展開されるのでかなり読み応えがあるのだが不思議な面白さ故、飽きずにぐんぐん読み進める事が出来た。

  • 面白いけど・・・グロすぎて★2で・・・。

  • 表題作は地図がペラペラしゃべるわりには犯罪の動機にも、具体的な犯行も触れられず肩すかしな感じ。他の話も全体にグロさのわりにストーリーが肩すかしな印象。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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