塩の博物誌

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487800131

作品紹介・あらすじ

人間の生命活動に不可欠な塩は、「白い黄金」とも呼ばれた。塩漬けという保存・調理法、魚と浸透圧など塩の生物学、「塩税」「塩の行進」など塩をめぐる政治と歴史のエピソード、塩田、塩の道、塩の神話と伝説、塩に関する世界の諺ほか、博覧強記の化学者が総合的な「知の塩」を提唱する。

感想・レビュー・書評

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000018505

  • フランス語・日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語で出版されているベストセラー『 塩の博物誌 』をご紹介します。国際的な化学者ピエール・ラズロが、塩をめぐる様々な知識の旅へ読者を誘います。
      
    本書の冒頭には、日本の読者へのメッセージを掲載。海水から生み出される日本の塩についても言及。産地ごとに異なる塩の味には、ワインと同様に、産地の個性が刻まれている…と言うのが著者の見解です。
     
    塩の生物学、塩の政治学、塩をめぐる神話と伝説 etc…。各章の内容も多彩。様々な視点から塩について述べられており、学術書というよりも、塩についてのエッセーと言うべき一冊です。
     
    塩をめぐる知識の旅を味わった後は…。ぜひ“わじまの海塩”を活かした料理を味わっていただきたいです。塩の味わいは料理の風味を豊かにし、読書は人生の風味をより豊かにしてくれるのではないでしょうか。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    人間の生命活動に不可欠な塩は、「白い黄金」とも呼ばれた。塩漬けという保存・調理法、魚と浸透圧など塩の生物学、「塩税」「塩の行進」など塩をめぐる政治と歴史のエピソード、塩田、塩の道、塩の神話と伝説、塩に関する世界の諺ほか、博覧強記の化学者が総合的な「知の塩」を提唱する。


    内容(「MARC」データベースより)
    塩漬けという保存・調理法、魚と浸透圧など塩の生物学、「塩税」「塩の行進」など塩をめぐる政治と歴史のエピソード、塩田、塩の道。塩の神話と伝説、塩に関する世界の諺ほか、総合的な「知の塩」を提唱する。

    目次
    第1章 塩漬け―食品保存の知恵
    第2章 塩の生物学―海と有機体の謎
    第3章 塩の政治学―税と権力の源泉
    第4章 塩の知識―知れば知るほど
    第5章 塩の収穫―農産物か、鉱物か
    第6章 塩の運搬―遊牧民と定住民
    第7章 塩をめぐる神話と伝説―古今東西

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