- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575524185
作品紹介・あらすじ
忍者の里の頭領娘に生まれたものの、里を抜けだして普通のOLとなった陽菜子。上司の和泉沢から告白されたことで、今度こそ忍者としての自分と決別し、平穏な幸せを摑もうと決意する。しかしその矢先、同居人の穂乃香が何者かに襲撃され――。恋と使命との狭間で、忍者OLに最大の試練が待ち受ける。隠密お仕事小説第3弾!
感想・レビュー・書評
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楽しく読めて良かった。このシリーズは、軽く読めてしかも楽しいので好き。
和泉沢と陽菜子はくっつくのかしら笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ3作目
前作の終盤に和泉沢からの告白があって、その後から
和泉沢との関係を一歩進めるのか、忍者に戻るのか、それとも?な選択肢の中で陽菜子が下した決断は……
前作同様に、柳がまたIMEにちょっかいをかけてくる
今回はアフリカのODA関連の情報
海外との交渉ということで、外務省の人間も当然関わってくるわけで……
惣真の厳しさの理由
罵倒して否定しながらも陽菜子に関わる理由
前作で穂乃香の想いを知ったが故に、陽菜子が和泉沢を選んで里とは関係のない生き方を後押しする姿にちょっと裏がある事を感じるものの
陽菜子に幸せになってもらいたい気持ちは本物なんだと思う
大河内の来歴は陸軍の中野学校でしたか
確かにそれなら色々と納得ができる
塚本に関しては、1巻の終わりの描写があるので容易に想像できる
ただ、柳の思惑というか、理念というかはちょっと思っていたものと違った
弱点があってもそれを活かす上司や組織はいいよなぁー
それに比べて、里の考えは……
と思っちゃうけど、それでも惣真は惣真で考えているようで何より
冒頭で陽菜子に選択を迫るところから始まるわけだけど
まぁ、2択を突きつけられて3つ目の選択肢を作り出すのは定番なので予想通りと言えばそう
予想外なのは惣真の反応かな
忍びを捨てて和泉沢と共に生きるというのも陽菜子にはもうできない選択
和泉沢とようやく両想いである事を認識できたのに、別れを告げる構図は悲しい
陽菜子が守りたいモノは、会社の理念であり、和泉沢であり、穂乃香や惣真でもある
しかし、和泉沢がこのまま諦めるとは思えないんだよなぁ
正体をバラす流れか?とも思ったけど、何のために皆を守る選択を決意したのかを考えるとない選択肢でしょうね
柳の理念もそう悪いものでもないし、続きが気になっちゃうなぁ -
最後の数ページはすごい胸がキュッとなったから表現はとても上手なんだけども、なんでそんな物わかりいいの和泉沢。
なんで守りたいものと自分の感情をどちらしか選べないのかわたしには全然わからないんだけど、その結末を選択する陽菜子とその葛藤だけはなんか理解できちゃうのがまた不思議。
なんでこんなに感情移入できるのかわからない作品なんだけど、キャラがしっかりしてるからでしょうか
2022.5.2
68 -
忍者OLシリーズ第三弾。不器用にながらも自分の生き方を模索していた陽菜子。
告白されたことで普通に生きることが良いことなのかと迷い始める。
半人前ながらも迷い戦い続ける陽菜子の生きる道とは?
ラストの展開から続きがどうなるかとても気になる作品 -
忍者OLシリーズ第三弾。忍びを捨てて和泉沢とくっつくのかと思ったら、穂乃香が襲われた。自分が守りたい人を守る、そう決意する陽菜子。まだまだ、どう展開するかわからない。
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自分が眠かったときに読んだからかもしれないけど、第二弾を越えなかったかなっていうのが第一印象。
自分の体調にも寄るのかもね。 -
暇つぶし。
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好きなイラストレーターさんの表紙絵に惹かれ、きまぐれにこの巻だけ買って読んだけど想像以上に面白かった。主人公の葛藤の描写も意外に重く、サクッと読める中になかなかのスリル感と嬉しさと悲しさと感情の起伏があって良かった。続きがとても気になる。