藍の糸―着物始末暦2 (ハルキ文庫 な 10-2 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437585

感想・レビュー・書評

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  • 字が大きくて読みやすい。
    お玉とおみつの関係がいいですね。
    ひとつずつのお話がつながっていくので、
    どんどん深まってきました。

  • 余一の不幸な生い立ちのために、お糸ちゃんとの中も進展しないが、それでも何か事件が起こるたび、少しずつ距離が近づくのが良かった。

  • 読み始め…16.1.29
    読み終わり…16.2.1

    着物始末歴の2昨目「藍の糸」です。
    題名からのとおり、藍色、藍染の着物をテーマに着物の始末屋余一が人情とともにひとつひとつ綺麗に始末していきます。

    ところで主人公って誰だっけ ? の問いに
    答えが出るまでに数秒かかる。。

    そのくらい余一さんは控えめで地味な存在。
    それでいてイケメンというんですからね。^ ^
    クールな余一。今後も楽しみです。

  • シリーズ第二弾。

    相変わらず登場人物達の我の強さに、“も~っ・・”と思いながら読んでいます。
    特にお糸と綾太郎のイタさ加減は、どっこいどっこいですな・・・頼むから成長してくれ。
    そして、モテモテ余一の千里眼ぶりが今回も冴えています。

  • 2015年9月19日
    シリーズ全巻読まなくちゃね。

  • 藍は身を守る。

  • 着物始末暦2。今回も綾太郎の話から始まってだいぶイライラ…二作目ということで、登場人物達も慣れてきて…人には色々な面があるとは思うけど、なんかみんな行動が同じなような…余一に惚れてるお糸の、親友のおみつまで余一に惚れてしまいどうなるのか。まあ余一はいい男なんだけど、もっと仕事描写も欲しいものです。 新キャラ千吉はこれからどう係わるのかな〜

  • 物語の方向性とか人物像が段々解ってきて、前巻より一層面白く感じました。着物の始末の技術とか難しさなど具体的な事には描写が無くて残念ですが、着物に対する人のさまざまな思いは良く伝わってきます。呉服問屋の綾太郎みたいな人って普通にいるよねぇ(笑)。悪い人じゃないけど器が小さいと言うか…。お玉お嬢様って賢いわ~。綾太郎に丁度いいんじゃない?^^

  • 着物の始末屋第2弾

    始末屋余一は、前作よりも人間味が出て来た様子。周りの人に慣れてきたからかなぁ。凄くいい。
    余一を取り巻く人達の色んな目線で描かれていて面白い。でも、綾太郎にもう少し可愛げや素直さが欲しいよぅ。
    なかでも、お玉とおみつの話が好き。おみつがお玉に対して健気で可愛い。お糸と余一よりおみつと余一がいいなぁ。

  • あっさり読めて面白いです。最初の巻は、なかなか人物が見えてこなかったですが、この巻で顔が見えてきました。今後の展開に期待♪

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著者プロフィール

早稲田大学教育学部(講談社文庫初期の傑作『古典落語』を編んだ興津要のゼミ)卒業。横浜在住。2007年、第2回小説NON短編時代小説賞で「寝姿指南」が最終候補になり、08年、「素見」で小説宝石新人賞を受賞。若き町医者を描いた初長編『刀圭』と、受賞作を含む短編集『ひやかし』が好評を集める。祥伝社文庫既刊に『江戸の茶碗』『酒が仇と思えども』。著書に「着物始末暦」「大江戸少女カゲキ団」シリーズ、『うき世櫛』『御徒の女』『神奈川宿 雷屋』などがある。

「2022年 『吉原と外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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