すべてのマンションは廃墟になる (イースト新書)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781651132

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは煽っているが、管理組合について基本的なことが具体的に記載されている。
    マンションを買うということについて、あらためて考えさせられる。ローンを払い終わったときには築30-35年物件。資産価値はないよなあ。

    この本を読んでしばらくして「ガイアの夜明け」で、湯沢のマンションが50万とか80万とかで販売されている特集を見た。本を読む前なら、温泉もついてる!安ーい!となっていたかもしれないが、読後は管理費や入居率が気になって気になって。

    >不動産の価値は九割が立地で決まる
    >最寄り駅とそこからの徒歩分数、間取りと面積、価格の3要素

    区分所有法
    ノンリコースローン

  • 管理費等の3年分払うと、マンションを引き取るビジネス。
    管理組合が落札して転売する。
    分譲マンションには出口がない。
    パワーカップル=夫婦二人で年収1400万以上。
    マイホームはできるだけいいものを、と思うのでギリギリの物件を買ってしまう。
    管理費滞納が3割を超えると廃墟化する。
    理事長が管理組合を私物化する例。
    しっかりメンテナンスする以外に出口はない。
    資産価値が500万を切ると、意識が向かなくなる。
    管理組合が法人化すれば、落札して所有者になれる。
    不動産をタダであげるサイトが注目を集めている。
    1000万以上で売れるときに売る。

  • 読了:2019/10/21

    今までの本と言ってることは同じかなー。
    マンションはいずれ終わりがやってくる。厄介なのは、分譲マンションには何百、何千人の区分所有者がいること。区分所有者たちの意思統一ができなければ、ただ老朽化に任せるしかない。

  • 高齢者たちが寄り添って時間を過ごす施設になる
    温泉付きリゾマンは入りたくなる風呂じゃなくなります
    固形物が浮いてたらどうする?
    有料粗大ゴミとしてのマンションがすでに出始めている。
    横領された修繕積立金。やる気ない管理組合。利益相反行為。出口戦略のない老朽マンション。自主管理は廃墟の入口。明るい話のない内容だった。

  • タワマン買った人は読まないほうが良いね。

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著者プロフィール

住宅ジャーナリスト。1962年京都府生まれ。同志社大学法学部および慶應義塾大学文学部卒業。1980年代後半からマンションの広告制作や販売戦略立案などを手がける。現在は、一般ユーザーを対象にした住宅購入セミナーを開催するほか、新聞や雑誌などに多くの記事を執筆している。著書に『2025年 東京不動産大暴落』『すべてのマンションは廃墟になる』(ともにイースト新書)、『マンションは日本人を幸せにするか』『限界のタワーマンション』(ともに集英社新書)、監修に『コロナパニック最前線 不動産大暴落がはじまった』(宝島社)など多数。

「2020年 『激震!コロナと不動産 価値が出るエリア、半額になる物件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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