「空腹」こそ最強のクスリ [Kindle]

著者 :
  • アスコム
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感想・レビュー・書評

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  • 1日2食は正しかった!
    おとなになってから1日3食だと調子が悪くなって、1日2食に変更。
    周りからは変人扱いされたときもあったけど、年齢より遥かに若く見られるのも、これが原因かもしれないとこの本を読んで思った。
    著者提唱の16時間の空腹時間、これからチャレンジしてみます!

  • 最近自分の体の衰えや不調を顕著に感じるようになり、何か手はないものかと思っていたところ目にして、気になり買ってみた。

    本書の主張は、とにかく食事の回数を減らせ、と言うことに尽きると思う。
    朝昼晩の三食や間食、不規則な食事のタイミングによって、内臓がそれを処理するために四六時中働くことになり、それが体に負担をかけている。ひいては老化や疾患に繋がってくる。
    10時間の空腹で内臓脂肪が分解されだし、16時間の空腹でオートファジーという細胞更新が始まるので、生活の中で意識して空腹の時間を作っていくことがいい。のだそうだ。
    胃から大腸までの食べ物の移動を見ていると、長いと一日近く費やしているのには驚いた。

    生活の中に取り入れる際には継続を優先して提言している。
    睡眠時間を挟めばより空腹期の活動時間を減らせるし、最悪小腹が空けばナッツ類や野菜ジュースなど飲んでもいいとか、出来れば毎日の習慣にしたいが無理のない範囲で続けていくことが重要なのだと感じた。

    また個人的に嬉しかったのが、食事の時は何を食べてもいい、という点。糖質制限とか、脂質をとるときはどうのこうのとか、細かな制約があるとどうしても億劫になってしまう。
    もちろん本書でも糖質の取り過ぎは良くないとか、食事内容についての注意もあるが、まずそういった各論に入る前に、健康のための習慣を身につけて、意識が高まった段階でそれぞれに手をつけるのはありだと思った。

    個人的な感覚として空腹期間が長い時は割合体調も良くなる傾向があるのは以前から感じていたが、こうして説明されるとなるほどと言う気がした。
    これを基に更に突っ込んで調べたいと思った。

  • それほど深く理解するつもりがなければ、悪い本ではないと思います。16時間のファスティングというのは実用的ですし、オートファジーについての言及があったのは良かったです。
    自分としてはあまり新しい情報がなかったのが残念です。主張は近いので、「世界最新の太らない体」の方が良かったです。
    あと、気になったのは、コレステロールに関する説明が不正確(LDLコレステロールが増えると血液ドロドロ、というようなちょっと古くて間違った解釈)、ファスティング中に我慢できなくなったらジュースを推薦してる点(ジュースは高血糖→高インスリンになるので、ダメなのでは?!)、論文の引用などが全然なくて根拠のない断定口調なところです。
    ということで、主張は概ね同意ですが、本としては★2つ。

  • 1日3食が食べ過ぎの可能性があるというのが、理解できました。
    16時間の空腹時間を作ることで、オートファジーという仕組みが働き、古くなったタンパク質が新しく作り替えられます。
    オートファジーによって、古くなったり壊れたりした細胞が内側から新しく生まれ変わります。

    空腹の時間を作ることで、内臓の疲れがとれて、体をリセットすることができるようになるということでした。

    医学的な根拠は本書の中で説明されていますが、私は16時間の空腹時間の確保を2年ほど続けています。
    体調は明らかに良くなっていますし、それが何よりの証拠であると思います。
    本書で書かれている内容は、間違いありません。

  • 実際に本書にある空腹をつくる習慣を実践していますが、無理なく痩せるし、仕事にも集中できるようになり、良い効果が出ています。
    この効果なのかは不明ですが、大きな病気は今の所していません。
    ナッツ類、サラダ、チーズ、ヨーグルトは食べて良いとのことなので、慣れるとそんなに辛くなく習慣化できます。

  • これは斬新だ。確かに食べすぎたり飲みすぎたりすると、充電満タン!とはならず、どこか疲れが残った気がするのは胃腸の疲れゆえか。時々試してみたい。

  • 断食の有効性を教えてくれる本。本書は1日のうち16時間程度何も食べない時間を過ごす時間を作ることで、それが様々な生活習慣病の予防になったり健康増進に繋がったりすることを教えてくれる。断食によって引き起こされるオートファジーという体のはたらきで、体内の古い細胞が新しく作り替えられ、それが様々な病気を予防したり、アンチエイジングに繋がったりするとのこと。この手の情報について勉強したことのある身としては特別新しさは感じない。個人的には石原新菜著『「空腹の時間」が健康を決める』の方もおすすめしたい。

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  • ・1日3食はそれだけで食べ過ぎている。特に日本人はパンや米などの糖質を摂り過ぎているので、それが肥満につながっている。

    ・1日睡眠と合わせて16時間ほど空腹期間を設けることで、内臓や肝臓を休めることができるし、健康にも良い。週1日でも効果があるし、素焼きナッツであれば少量を間食しても良い。空腹期間を設ける生活は軽めの筋トレと並行して行うことがおすすめ。腕立てや体幹、スクワットなど。

  • 睡眠をはさんで16時間食事をしない時間を作る。

    食べてもいいもの
    ・ナッツ類
    ・生野菜サラダ
    ・ヨーグルト
    ・チーズ

    週末だけでもいいのでやることで胃腸の調子をと問えることができる。
    コーヒーを飲むならブラックコーヒー。
    豆乳はあまり良くないらしい。
    筋トレも行うとよい。

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著者プロフィール

青木 厚(あおき あつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病 クリニック院長。 自治医科大学附属さいたま医療セン ター内分泌代謝科などを経て、2015 年、 青木内科・リハビリテーション科(2019 年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、 高脂血症、生活習慣病が専門。 インスリン離脱やクスリを使わない治 療に成功するなど成果を挙げている。 自身も40歳のときに舌がんを患うも 完治。本書の健康法を実践し、がんの 再発を防いでいる。著書『「空腹」こそ 最強のクスリ』(アスコム刊)は40万 部を超えるベストセラーとなる。

「2022年 『青木式 すごい「感冷」健康法  細胞の活性化が健康と若返りを同時に叶える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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