「空腹」こそ最強のクスリ [Kindle]

著者 :
  • アスコム
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感想・レビュー・書評

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  • 結局人類は、
    「空腹に慣れており」、「満腹に慣れていない」
    のだ。

    人類(というか生命)の歴史は、飢餓との戦いの歴史である。
    本質的に生命は飢餓に対する耐性を獲得してきたのであり、獲得出来ない生命は絶滅して来た。

    三食満足に食べられるようになったのは、高々、100年程の事であり、今の状況こそが特殊である事を認識すべきである。

  • 少食が健康であることは少しずつ理解してきていて、実際に夕飯後次の日の昼まで何も食べないなどのプチ断食を始めて1か月くらいが経つ。だが実際に正しいやり方ができているのか、またそのプチ断食には体にとってどんな効用があるのかということに関してはほとんど知らなかった。そのことから本書を手に取った。

    まず、1日3食も取ることは消費しきれないカロリー摂取になりやすく、胃腸や肝臓に負荷がかかるため体に悪い。江戸時代ごろまでは肉体労働者以外は1日2食が一般的だった。もしも健康な食事をしたいなら、「何を食べるか」よりも「食べない空腹の時間」をいかに作るかが重要だ。食後10時間で肝臓の志望が使われ始め、16時間で体内の古い細胞を修復するオートファジーが働く。これによって様々な病気やがんのリスクを抑えられるという。

    本書でおすすめしているプチ断食は8時間睡眠+8時間空腹という16時間の断食だ。断食というと大変なイメージがありそうだが、例えば20時に夕食、22時から6時まで寝て、次の日の朝食を抜くだけで実現可能である。人によって様々な生活スタイルがあるため、時間配分は自由に行ってよいのだそう。私も毎日同じ時間に夕飯、就寝ができないので、16時間空腹にすることを意識して食事の時間配分を変えている。大切なのは長く続ける事。そして空腹時以外の食事は何を食べても良い。空腹時にどうしても我慢できない場合はナッツ類(とくに無塩、素焼きのもの)であればいくら食べてもokとしている。

    少食生活を始めて1か月だが、空腹の時間がなんだか快適に思えてきた。今まで1日3食の生活をしてきた事が今では不思議なくらいだ。もっと他の本も読んでより正しく健康的な食習慣にしたいと思う。

  • 早ければ30分くらいで読み終われるくらい読みやすい。
    16時間断食を行うことであらゆる身体的メリットを享受できるというもの。

  • わかっていたことだけど、改めて読むと心に響く。即実践!

  • オーディオブックで拝聴。
    「オートファジー」を活用した健康維持の提案。
    賛否あるようだが、週一回でもよい、ナッツやサラダは食べてもよい、筋トレはすること、など、決して無理強いはせず、リスクも示した上で要素として取り入れる選択肢を提示していることに好感を持てた。
    週一で16時間断食試してみようと思う。

  • 毎日三食を食べることを何の疑いもなく続けてきましたが、半日断食するだけで様々な健康上のメリットを得られると知り目から鱗でした。

    しばらく朝食を抜いてみます。

  • 自分の不調が食べすぎからきていることに気づかされた一冊でした。
    空腹の感覚を取り戻し、そして体調も本来の健康に近づけたいと思います。
    ためになる一冊でした。

  • わかりやすい。
    16時間の空腹の時間を作る。

    オートファジーのことそしてミトコンドリアの働きが
    すっきりと纏められていて納得。

    方法も載ってました。

    できそうです。
    良いことばかりではなく注意が必要な場合のことも書いてあるのが良かった!

  • 逆流性食道炎の症状が良くなった

  • 16時間食べない時間を設けることで内臓を休ませるということでした。
    そのことが繰り返し述べられています。読みやすく作られているので時間がかからず読み終えることができます。
    当面本書に書かれている断食術を試してみようと思います。

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著者プロフィール

青木 厚(あおき あつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病 クリニック院長。 自治医科大学附属さいたま医療セン ター内分泌代謝科などを経て、2015 年、 青木内科・リハビリテーション科(2019 年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、 高脂血症、生活習慣病が専門。 インスリン離脱やクスリを使わない治 療に成功するなど成果を挙げている。 自身も40歳のときに舌がんを患うも 完治。本書の健康法を実践し、がんの 再発を防いでいる。著書『「空腹」こそ 最強のクスリ』(アスコム刊)は40万 部を超えるベストセラーとなる。

「2022年 『青木式 すごい「感冷」健康法  細胞の活性化が健康と若返りを同時に叶える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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