(借.新宿区立図書館)
戦前篇ということで時代の雰囲気が感じられる少々変わった作品を期待。確かに時代としてはエロ・グロ・ナンセンスなどや独特の暗さなど感じられるが、中には少々グロ度の大きい作品も。普段から変格ミステリを読みなれている人には良い刺激なのかもしれないが、今の私にはちょっときつかったかも。最後の中国作品一篇と受容史は興味のある人にはいいのだろう。あと漱石・谷崎・川端の作品が取られているのは興味深かった。
それと福岡市の行舟文化という出版社で出している行舟文庫というのがどういう背景で出版活動をしているのか気にはなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年7月4日
- 読了日 : 2022年7月3日
- 本棚登録日 : 2022年6月27日
みんなの感想をみる