吉村萬壱のおすすめランキング

プロフィール

1961年愛媛県生まれ、大阪府育ち。1997年、「国営巨大浴場の午後」で京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、『クチュクチュバーン』で文學界新人賞受賞。2003年、『ハリガネムシ』で芥川賞受賞。2016年、『臣女』で島清恋愛文学賞受賞。 最新作に『出来事』(鳥影社)。

「2020年 『ひび割れた日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉村萬壱のおすすめランキングのアイテム一覧

吉村萬壱のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『臣女 (徳間文庫)』や『ボラード病』や『ボラード病 (文春文庫)』など吉村萬壱の全85作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

臣女 (徳間文庫)

684
3.33
吉村萬壱 2016年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

めちゃくちゃよかったです。 妻がでかくなっていく、「おもしろ話」だと思い読んでいたら、めちゃくちゃ深い夫婦愛の話でした。 ウンコの行が長いですが(笑)、最... もっと読む

ボラード病

673
3.59
吉村萬壱 2014年6月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小学五年生の大栗恭子視点…いや、途中で判明するのだが、現在30歳頃の恭子が小学五年生の頃を回想しながら書いている手記という形で物語は進行する。 そもそもど... もっと読む

ボラード病 (文春文庫)

501
3.56
吉村萬壱 2017年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 著者は芥川賞作家の吉村萬壱さん。震災から復興した町の物語、ディストピア小説等の触れ込みがあり、怖いもの見たさで手にしました。  物語は、主人公の恭子が... もっと読む

ハリガネムシ

480
2.74

感想・レビュー

何がよいのかまったく分からないまま終わった。気分が悪くなった。人の汚れた部分、嫌われる部分をあらわにしているけど、だから何、と思ってしまった。 もっと読む

ハリガネムシ (文春文庫 よ 25-2)

357
3.06
吉村萬壱 2006年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

良くも悪くも、暴力と汚物の描写が気持ち悪かった、という印象です。不快感を湧き上がらせるというのは、それだけ文才を感じるということでもあります。起承転結とい... もっと読む

死者にこそふさわしいその場所

308
2.92
吉村萬壱 2021年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初の苦悩プレイは良かったけどそれ以外はちょっと合わなかったな。 もっと読む

クチュクチュバーン (文春文庫)

237
3.34
吉村萬壱 2005年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「クチュクチュバーン」「国営巨大浴場の午後」「人間離れ」の三作を収録しています。 「クチュクチュバーン」は、人びとが異形へとすがたを変えていく世界の... もっと読む

臣女

227
3.60
吉村萬壱 2014年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夫の浮気をきっかけに、巨大化していく妻。妻はストレスが背中に出やすく、夫の浮気を知ってからは胴体が長くなり、骨が隆起し、どんどんどんどん巨大化する。もちろ... もっと読む

CF

222
3.51
吉村萬壱 2022年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この作品のテーマは、「責任の物質化、責任の無効化」難しいテーマなんですが、著者の独創的な感性と、大衆性を上手くマッチさせて、とても読みやすかったです。加害... もっと読む

哲学の蠅

197
4.00
吉村萬壱 2021年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川賞作家の随筆。 これが著者の体験に基づいているのなら、人間的にあかんやろ、という内容ばかりなのですが、なぜか引きこまれていきます。 いい人間にならな... もっと読む

ひび割れた日常——人類学・文学・美学から考える

193
3.54
伊藤亜紗 2020年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人類学、文学、美学それぞの観点が交錯するリレーエッセイ。 「三人寄れば文殊の~」というが、同じ災厄を経験した世界中の人々から、コロナと共存する智恵はきっ... もっと読む

クチュクチュバーン

158
3.36
吉村萬壱 2002年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

出会いは偶然。 友人とのLINE、勢い余った予測変換で突如現れた「クチュクチュバーン」 クチュクチュバーンとは。何。調べたらそういうタイトルの本があるやん... もっと読む

生きていくうえで、かけがえのないこと

140
3.80
吉村萬壱 2016年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

生きていくうえでかえがえのないこと、をテーマに選ばれた25の動詞。それについて書かれたエッセイ。多分時々繰り返し開きたくなると思う。読みやすく、面白かった... もっと読む

虚ろまんてぃっく

136
3.51
吉村萬壱 2015年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

行列 「クチュクチュバーン」的不条理リアリアズムをシンプルに。寓意がちょっと鼻につくも、吉村ワールド全開で、気持ちいい(悪い)読書感が楽しめた。後ろ見ちゃ... もっと読む

前世は兎

134
3.51
吉村萬壱 2018年10月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

訳わからなかったけどおもしろかった!現代の何かを批判しているのかなーと思って読んでた、パルスは原発事故のことかなとか 後味悪くなくて平和だったのは真空土練... もっと読む

流卵

126
3.50
吉村萬壱 2020年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ヘンタイ! ヘンタイ! ヘンタイ!——選ばれた民として、新人類への進化という向こう側の世界に行かなければ。中2男子の性の目覚めがもたらす官能と陶酔。 86... もっと読む

臣女(おみおんな) (徳間文庫)

115
3.67
吉村萬壱 電子書籍 2016年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

愛やら夫婦やら、古くからの刷り込みで美化したものを思い描きがちだが、現実はいつだってグロテスクな側面を内包したものだと思います。 丸ごと愛する、思い合うと... もっと読む

独居45

106
3.20
吉村萬壱 2009年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

記録 もっと読む

バースト・ゾーン: 爆裂地区

99
3.50
吉村萬壱 2005年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最後まで読むが面白くない。 もっと読む

バースト・ゾーン: 爆裂地区 (ハヤカワ文庫 JA ヨ 3-1)

99
3.50
吉村萬壱 2008年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

エロ・グロが苦手な人は、読まないほうがいい作品。 著者の吉村氏が語っていた、「人類といういきものを、宇宙人が眺めた場合、人間はすごく残酷で危険な生物... もっと読む
全85アイテム中 1 - 20件を表示

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