- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990257
感想・レビュー・書評
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こりゃひでぇ。こんなに下品で節操がなく、読者をバカにしたミステリーは初めて読んだ。ショッキングさでいえば『六枚のとんかつ』と同じくらいのくだらなさだ。だがしかし、それがいい! ちゃんとミステリーしているところはミステリーしているし、そして最後の最後でタイトルが明かされるのだが、そのくだらなさに思わず体中の力が抜けてしまう。続編っぽいのもあるみたいだから、読んでみようかな……。
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第50回メフィスト賞受賞作。
ネットで知り合ったアウトドア趣味の人々が孤島でオフ会を行い、その最中に失踪や殺人事件が発生。作中人物のミステリマニアが語るようにベタな展開ではあるが、解決編ではやられた!と吹いた。
ワンアイデアのバカミスだけど、非常にメフィスト賞らしい作品でけっこう好き。 -
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薄い本だけど、何ページあるんだろう?
と思ったのが悪かった。
最終頁をめくった時、○○○○○○○○の部分が見えてしまった。
はじ...薄い本だけど、何ページあるんだろう?
と思ったのが悪かった。
最終頁をめくった時、○○○○○○○○の部分が見えてしまった。
はじめまして。
上の文章を読んだとき、大笑いしてしまいました。
それは災難でしたね。
最終頁読んじゃうと、面白いも何も、すべて分かっちゃって、もう読む気なくしますから。(笑)2015/09/17 -
koshoujiさん、コメントありがとうございます。とんだ災難でした。それがなければもっと楽しめただろうに・・・。
笑いが取れたので、良し...koshoujiさん、コメントありがとうございます。とんだ災難でした。それがなければもっと楽しめただろうに・・・。
笑いが取れたので、良しとします。
ありがとうございました。2015/09/18
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軽くて、話がテンポよく進む。
ラノベのようだけど、文章表現がしっかりしていて違和感なく楽しめた。
島に到着して主人公が南国モードに変わる。
なぜはしゃぎまくる人になるのか最初はよく分からなかったけど、オチを知るとそういうことかと納得。 -
バカミスではあるが騙された。メインのトリックは有りがち。そこにいやらしいスパイスを入れ面白く仕上げている。ネタがネタだけに読む人によっては大嫌いになるだろう作品。
タイトル当ても曲当ても解らなかった。 -
まあ・・・・なんとなくわかるかもしれませんが、いわゆる「バカミス」な感じのノリで。話し言葉とかがいちいち軽いのはそういうものだと思って読めばあんまり気になりません。それでいてミステリミステリした骨子も割とちゃんとしてるので「きれいにまとまってるユーモアミステリ」という印象。
もちろん「○○手術直後と昔から剥けてるそれとでは傷跡とかじゃなくて色合いとかでそもそも区別つくだろう」とかいろいろツッコミどころもあるんですが、そういうところは「まあバカミスだから」と楽しむのが正しい読み方な気がするw -
賛否両論ごもっとも。個人的な好き嫌いで評価しちゃっていい作品だと思う。私は好きだった。特に、題名がw タイトル当て=トリックですね。最近のちょっと売れた作品はすぐ映像化されるけれど、この作品は不可能なので、読書の娯楽を提供してくれている点でも○。
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前代未聞のタイトル当て本格ミステリー。かなり斬新でインパクトがありましたが、結局タイトル当てはおまけ程度だったので、これに関してはやや肩透かし気味でした。
物語は典型的なクローズド・サークルものですが、作風はとにかく軽いですし下ネタも多くて品がありません。メインの大仕掛けも下ネタが絡んだ「これぞバカミス!」という感じのトリックでした。
しかし、パズルのピースがカチリと嵌まる爽快感と、そこから派生するロジックは質が良く、意外としっかりしたミステリーで好感が持てました。