- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062990257
感想・レビュー・書評
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もちろん(汗)殺人事件は起こるのですが、作者から読者への一番の“課題”はタイトルの〇〇〇〇〇〇〇〇を当ててみろ、というもの。
無人島に集う人々、事故で顔を損傷したため常に仮面をつけている島の主、密室、ミステリー作家、弁護士、医者、二重人格、と横溝 正史? アガサ・クリスティ? なんて思いながら読んでたら、なんだよ、おい!(汗) という予想外の展開に、笑っていいのか、呆れるべきなのか。(^_^;)
うんうん、確かに作者からのヒントはたくさんあって、途中で、あれ??これって??とは思ったんですよ・・・・。
えげつなさにも程がある、と眉をひそめる人が多いでしょうか。
私は、最後に明かされた〇〇〇〇〇〇〇〇〇にぷっと笑ってしまったので、はいはい、許してあげましょう、だったんですが。 -
南国モードが面白い。これ、図書館ではタイトル検索ができないかも。
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150429読了。
すぐ読み終わる。
ネタの宝庫だが、ある事実一つで論理的に解決されるというのは好み。 -
タイトルを当てさせるという斬新なミステリ。孤島や仮面の男といった古典的な手法に、まさかの真相を結びつけた(伏線もちゃんとある)ところがすごい。渚がドイツ文学専攻ではないことくらいしか私には見抜けなかった(そのせいで、彼女を疑ってしまった)。バカミスだけど、しっかりしている。
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この真相は分からなかったな。かなりあからさまだったのに、大事なところが覆われていた。もっと書き込んで見抜かれるか見抜かれないかギリギリのラインまで挑戦したら、綾辻行人に迫るカタルシスを食らわされたかも。
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文章が軽い。
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いろんなところで話題になってた本書だけど、
読み終わっての感想は人を選ぶなと思った。
ミステリーマニア受けを狙った作品。
表紙と文体で軽さとネタ感を演出しながら、
意外と本格ミステリーしてるねというギャップで
うるさ型のミステリーマニアを
ニヤニヤさせた勝利とも言える。
読む側だったミステリーマニアが
書いてみたミステリーという印象で
途中挟まれる読者はこう思ってるんだろ
的なネタが、ミステリーマニアに
よくわかってんじゃねーかという
ツボにずっぽりハマったんだろうなと。 -
タイトル当てという新しいジャンルのミステリー。
想定の斜め上でした。
表紙にだまされた感もあります。
嫌いではないが、次どうするの?