おうちのありか ~イエスかノーか半分か (3)~ (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524028

感想・レビュー・書評

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  • 読了。今回は、計がカッコよかった。居場所を守るために、潮を守るために抗って……。サクサクと一気読みですが、お家でしか読めない。

  • 夢中で1から読み始めて3まで読了です。
    ストーリーがよく出来ていて、飽きず、中弛みもせずに一気に読めました。
    お約束のハッピーエンド。
    あえて言うなら、度々描かれる過激なシーンがもう少し少なくてもいいかな。
    お互いが大好きなのは、よくわかってます。
    あと、プライベートの大好きな週刊誌記者に気をつけてね。
    いつまでお幸せにってエールです。

  • 感動した。
    まさか、こんなに泣けるとは。

  • 苦手な濡れ場が多くて困った

  • 潮のバックボーンが見えた今作。なんとなく、潮って掴みどころがない印象で、いつも、平坦というか…フラットというか。いや、内に色々あるけど、熱っぽくないからそうみえたのかな。今回、潮のことが知れてよかった。計のことが無条件で大好きで、本当に想ってる。そして、計もさらに強くなっていく。あ〜、2人が出会えて良かったね、と心から思わせてくれる作品でした。

  • イエスかノーか半分かシリーズの3作目。
    映画も小説も、2作目3作目と続くにつれて惰性になっていくよねー・・というのが定説だけど2作目同様いい方向に裏切ってくれた。
    潮の出自がまさかの・・・ちょっと風呂敷広げすぎじゃない?とも思うけど。
    計の王子様度ハンパない。

  • 潮の過去、二人に訪れる突然の別れに号泣でした。
    エッチなシーンはいらないって思うほど、ストーリーが良かった!
    また、1巻で出てきた議員さんが良い味出してます。
    こういう過去のちょいキャラが出てくる作品って大好きです。

  • 後半、終始泣きそうになるほど引き込まれる。
    国江田計の軸がぶれないのが、読んでいて安心出来る

  • 2020/10/31-11/05

  • 読書仲間さんからお借りした本。

    あらすじ通りの内容…
    やっぱりなんとかなるのさ(^_-)-☆

    都築の仕事のキャンセルが続き
    局アナの国江田に出馬の噂がチラホラ。
    本人、全く寝耳に水の話で何で自分が選挙?と
    内心腹を立てていたが…。

    実は都築は大物政治家の息子。
    家庭のゴタゴタで家を出たが
    縁を切ったと思っていたのは自分だけで
    父親の秘書が自分を連れ戻すために裏で動いていた。

    国江田を守ろうとした都築の判断と
    都築を取り戻そうとした国江田の行動。
    お互いがお互いに自分の居場所。


    これぞ王道のBL( ・`ー・´)+キリッ(笑)

  • 潮が親父の秘書に「あいつ(計)巻き込んだら殺す」的なのを「本気で」言う場面、行くなよってどうやってでも伝えたいけどどうしようもなくて計が潮と別れちゃった場面、計が奮起してがっつり根回しして潮の実家に乗り込む場面。ぜんぶ山場でした!男前な受けだいすき!本音漏らすの下手くそな攻めだいすき!ありがたや!
    でまた言うけどプロのえろの引き出しはどうなってんの…?すごいね…ひとつとして同じえっちがないよね、体位とかだけの話ではなく。

  • 今回は潮の出自についてのお話。
    自分たちではどーしようもできないような大きな力で引き裂かれてしまって、どうなるんだろう、どうなっちゃうんだろう、と泣きそうになりながら見守っておりました。
    受なのに王子様のごとく潮を助けに来ちゃう計が格好良すぎた。前回でアナウンサーのしてのお仕事にやりがいを見出してちょっと強くなった姿を見た後だったから、余計に格好良かったな。

    えっちシーンも甘々でちょう満足。
    ちゃんと幸せに辿りついてくれて本当良かったです。

  • 計カッコいいよ。よすぎるよ。

  • ギャハヒー❤︎

    なんという幸せな物語❤︎

  • 不穏な始まりでどうなるのかと思いましたが、このシリーズは気持ちよくスコンと落としどころつけてくれて好きです。

  • ラブラブ

  • シリーズ3作目。
    今度は、いつも計を支えてくれていた潮がお家の事情に巻き込まれます。別離の予感を打ち消すかのように計を求め抱く潮に切なさが込み上げました。
    帯の言葉がすごく胸にきましたね。計は一度はアナウンサーを辞めることも考えますが、この場所を失いたくないと全てを取り戻すために動き出します。潮の実家に乗り込んで啖呵を切るところは本当にかっこよかったし胸が熱くなりました。惚れ惚れします。
    潮のお家のことはたくさんの複雑なやりきれない思いがあって。最後の手形のところはじんわり涙が込み上げてきます。
    そんな中でも竜起や計のお母さんの軽快な会話がクスリとさせられてよかったです。
    今回のイラストもとっても素敵でした。

  • きみが家路に迷ったら、今度はぼくが迎えに行こう。
    この帯の一文が、読後の心に沁み込みました!

    アニメーション作家の潮と猫かぶりアナウンサーの計の、シリーズ第3弾。
    お付き合いを始めて2年になる二人は、期待を上回る舌好調ぶりで笑わせつつも仲の良さを見せつけてくれました。
    ほんとに計を中心にした周囲とのやりとりは相変わらず面白くて、この絶妙な持ち味にやられてしまうんですよね。
    テレビ局内部の事情にも精通していて、ライブ感あふれる描写も魅力です。

    そんなテレビ局内部のことや衆院選の裏事情も、もちろん面白かったのですが、でも今回は何といっても潮の知らざれる生い立ちにびっくりでした…
    違うバックグラウンドばかり想像してたのでw
    それに、てっきり計が衆院選に引っ張り出されての騒動だと思ったりもしていたので、あっと言わせる展開ですごく引き込まれました。

    そして、いつもは潮の優しさや男らしさに感動していたけど、今回は計の潔さ、かっこよさにぐっときました。
    潮に甘えて癒されているばかりの計じゃないんですよ!
    自分を捨ててでも大切なものを守ろうとする潮もステキだけど、そんな潮を守ろうと挑む計の姿もまたカッコよくて…!
    胸アツでした。
    互いが互いにとってかけがえのないものだと、ひしひしと伝わってくるような展開でした。

    彼らを取り巻く人々も本当に魅力的で…w
    今回も皆川くんがイイ味出してて爆笑でした!
    計のお父さんとお母さんもちょっと天然で、計は愛されて育ったんだなと思わせてくれます。
    江波先生や、西條もアクが強くてインパクトあるキャラで、一穂センセは本当に人間を描くのが上手いな~とつくづく思ってしまいました。

    エロ的にも、計と潮がホテルでHする場面が絶品でしたw
    Hの間、ずっと計が缶ビールを描写してるところなんかすごく萌えました…アルコール度数とかwww
    こういうラブラブな場面からの、切ない展開がよりいっそう切なく感じられてうるうるしちゃいました。

  • さすが計。潮を取り戻す手段が、計でなければできないことだったのが良かった。焼き直しとかどこかで見た設定というのも悪くはないが飽き飽きしていたのも事実なので、唯一無二というのはいいなーと実感。このシリーズ、まだまだ続いて欲しい。

  • 国江田さんも都築も、お互いが好きすぎる感じがすごく出てて、読んでてうるっときました。シリアスな展開だったけど、途中に挟まる竜起との漫才にほっとさせられます。

    今回も国江田さんめっちゃ男前でしたね~。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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