- Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)
感想・レビュー・書評
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最高だった。
映画を観た後にすぐに外に出たくないのと同じように、読み終わった後はしばらく何もしないでこの本のことを考えていた。
下巻の後半はAudibleなのに他のことができなくなるくらい没入できた。
SFや宇宙に興味がある人なら間違いなく楽しい本。ナレーターさんもストーリーと合っていて本当に良かった。
この本はネタバレなしでは何も書けない、というか何も知らずに読んだ方が絶対に面白いと思う。
2026年の映画化が楽しみだ。
多分その時には私の頭は良い感じに内容を忘れるだろう。
Audibleにて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢と現実がリアルに入れ替わる中、使命が友情に変わった瞬間に涙がぶわっと出た。
グレースがプロジェクト・ヘイルメアリーのクルーになるまでの経緯は非情なまでの合理主義なのに、異なる惑星間のグレースとロッキーがびしょびしょなウェットな関係を育む過程はこっちも顔から水が漏れてしまった。
グレースの最後は少しだけさみしい気もするけど、生涯一教師な宇宙ヒーローというのも悪くはないのかな。
どんな状態でもダイハードなグレースとロッキーに100万いいねを贈ります。
そして翻訳の小野田和子さんに最大の讃辞を贈りたいです。-
dridawさん、おはようございます(^^)
この本、とっても面白そうですねっ!
『ダイハードなグレースとロッキーに100万いいねを贈ります...dridawさん、おはようございます(^^)
この本、とっても面白そうですねっ!
『ダイハードなグレースとロッキーに100万いいねを贈ります。』の一言にグッときました!
いま未読本の嵐の最中にいますが、
この本いつかかならず読んでみます(^^)2022/05/17
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面白かった。ロッキーと二人でミッション達成して別れた後、まだページが残ってる。なるほどそういうラストか!これはこれで良い終わり方だった。
紙面ではわかりにくいところあり、早く映画観たい! -
主人公は孤独に追い込まれても絶望しないしモラルも失わない。なんとか知力、技術を駆使して窮地を脱出しようとする。海で漂流してしまったひとは食糧があるにもかかわらず、3日以内に死んでしまうのがほとんどだそうだ。それほどまでに心が体に及ぼす影響は大きいのだ。このつよつよメンタルはどうもリアリティーを損なうし、レム・ファンとしては噴飯物の設定もあるけれど・・・けれども!それを差し引いてもラスト10ページでは目がうるうるしてしまった。
それでも人間は大丈夫と訴える作者のメッセージは強い。それを素直に受け取れない自分は少し悲しい。けれど窮地に立ち向かう姿勢はやっぱり学ぶべきものがある。元気になりたい時に読む一冊。 -
壮大なスケールの嘘と緻密なディテール。
基本構造は「トラブル発生→解決」のループなのだが、異星人ロッキーとの友情が物語をあたたかく豊かなものにしてくれていたし、過去と現在を交互に繰り替えす構成も単調さの回避に成功していた。
主人公が宇宙船に無理やり乗せられるシーンが好き。
#audible -
面白かった!
スピード感と、孤独と、
異星人とまさかの心通わせる過程が。
言葉が違っても
吸気の組成が違っても
たくさん寝なくちゃいけなくても
生きてる温度が違っても
心は通じる、って事が、その過程が、
どんどん先を読みたい気持ちにさせられました。