木山捷平のおすすめランキング

プロフィール

木山 捷平(きやま・しょうへい):1904-68年。岡山県生まれ。東洋大学中退。はじめは詩を書いていたが、1933年、太宰治らと同人誌「海豹」を創刊し小説家としても才能を開花させる。ついで保田与重郎の「日本浪漫派」に参加。終戦間際に満州にわたり現地招集を受け苦労した。この体験をユーモアまじりに書いた「長春五馬路」がある。帰国後、不遇の生活を送るが1956年、「耳学問」でユニークな庶民派作家として注目を集める。日常のつましい哀歓を軽妙に描きつづけた。1963年、『大陸の細道』で芸術選奨文部大臣賞受賞。

「2024年 『駄目も目である 木山捷平小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木山捷平のおすすめランキングのアイテム一覧

木山捷平のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『教科書名短篇 家族の時間 (中公文庫)』や『鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選 (講談社文芸文庫)』や『芥川賞候補傑作選 戦前・戦中編』など木山捷平の全101作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

教科書名短篇 家族の時間 (中公文庫)

117
3.77
中央公論新社 2021年4月21日 本で見る

感想・レビュー

『握手』は実際に中学の授業で受けました。 当時は特に何も感じなかったけど今読むとすごくいい話だと思う。大人からの無償の愛を受けてる間は、その有り難さに気づ... もっと読む

鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選 (講談社文芸文庫)

79
3.85
木山捷平 2001年8月9日 本で見る

感想・レビュー

タイトルからして、なんて風流で涼やかな、と思いつつ手にしたものの、風鈴が鳴る理由に意表を突かれました(笑)この外し方が木山捷平節なのではないでしょうか。そ... もっと読む

芥川賞候補傑作選 戦前・戦中編

70
3.40
アンソロジー 2020年4月10日 本で見る

感想・レビュー

太宰と織田作、中島敦だけ読んだ。 もっと読む

木山捷平全詩集 (講談社文芸文庫)

61
4.00
木山捷平 1996年1月1日 本で見る

感想・レビュー

講談社文芸文庫20周年記念の復刊の中の1冊。こういった本は常に買える状態にしていて欲しいと思う。表紙のカラーがオレンジで中々良いです。 もっと読む

氏神さま・春雨・耳学問 (講談社文芸文庫)

61
3.64
木山捷平 1994年6月3日 本で見る

感想・レビュー

井伏鱒二の知己、木山捷平。未読でしたので、作風に通う所があるかしら、と期待しつつ初期短編集と謳うこの文庫を手始めに。 井伏鱒二と比べると、空気感と云うか... もっと読む

木山捷平 (ちくま日本文学全集 040)

51
3.31
木山捷平 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

ちくま日本文学全集040 もっと読む

白兎・苦いお茶・無門庵 (講談社文芸文庫)

41
4.00
木山捷平 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

さつま揚げは美味い。 だからといってさつま揚げの行商はまあ儲からないだろう。 しかし木山捷平という男はそれをやる。 それゆえ木山捷平の小説は面... もっと読む

井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど (講談社文芸文庫)

36
3.73
木山捷平 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

はじめましての作家さん 文章にユーモアと情緒感があり ほんのりした男女の機微 読後ほっこりした優しさがある 今まで読んだこと無かったのが と〜っても残念!... もっと読む

ちいさこべ・山月記 (21世紀版・少年少女日本文学館)

36
3.60
山本周五郎 2009年3月20日 本で見る

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/703476 もっと読む

酔いざめ日記 (講談社文芸文庫)

35
木山捷平 2016年1月9日 本で見る

感想・レビュー

しかし高かった… もっと読む

長春五馬路 (講談社文芸文庫)

34
3.92
木山捷平 2006年4月1日 本で見る

感想・レビュー

木山捷平の小説は色んな意味でしょうもない。 それは日常生活をリアルに感じさせるからだと思う。 日常生活は基本的にはしょうもない。 充実した日常... もっと読む

朴 (百年文庫 91)

33
3.50
木山捷平 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

朴とは素朴の朴なのか?新美南吉の『嘘』ではまさに素朴の正反対のような少年が主人公である。本書のタイトルは意味深、というかよくわからない。61/100 もっと読む

少年少女日本文学館 ちいさこべ・山月記 (17)

29
3.63
山本周五郎 1986年11月1日 本で見る

感想・レビュー

「山月記」が読みたくて借りた、児童書。 さすが、児童書、難しそうな語句にほとんど意味が付いてるので読みやすい。 反面、知ってる言葉にも意味が付いてるの... もっと読む

大陸の細道 (講談社文芸文庫)

24
3.40
木山捷平 2011年3月1日 本で見る

感想・レビュー

私小説。 昭和19年暮れから満州に開発公社の広報として渡った文士の 苦労やら現地での友情を描く。 渡満したのは昭和19年の暮れで、到着したら、や... もっと読む

日本の旅あちこち 新編 (講談社文芸文庫)

23
3.33
木山捷平 2015年4月11日 本で見る

感想・レビュー

旅なれば越中褌も洗いけり紐とおしつつ妻をおもへり  木山捷平 「もうとつくに還暦をすぎた男が/汽車に乗つて北海道を行く時/噴火湾は荒れて船は一艘も... もっと読む
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