職業としての学問 (岩波文庫 白 209-5)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003420959

感想・レビュー・書評

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  • 難しい。
    何度も読まないと正しく内容をとることは出来ないと思う。
    読み取れた範囲だけでも、自身にはない考えたが述べられていたので、購入した価値があった。

  • 兄弟本「職業としての政治」もオススメ!!

  • マックス・ウェーバーの本初めて読みました。ページ数の少ないこういった書籍は情報量が少ないためか読み解くのが難解だったりする。アメリカ人の生徒の在り方は歴史が浅いゆえまさにと思った。実際は読み終えて内容が頭に全然残っていない。また今度読み直したいと思いますw

  • 時は第一次世界大戦後低迷のドイツ。青年たちは神が死んだ世界において自分の人生に惑い、自分のやるべきことを明確に示してくれるカリスマ的な指導者を欲していた。勿論、この講演を聞いている青年たちにとってウェーバーはカリスマ的な指導者だった。その青年たちの脆弱さ、困難な時代と向き合うことから逃げ出している風潮を厳しく非難し、情熱を持って日々のザッヘ(ここにおいては学問)に打ち込むことを叱咤激励する内容。
    このように、カリスマ的な指導者に熱狂することなく自身の決断を大事にするように説く、優れた思想家の存在がありながらも、その死の直後からナチス・ドイツの台頭を合法的に許してしまった歴史がなんとも皮肉的。魔術から解放された時代という意味でも現代に通じるものがある古典。難解な内容だが、目先の話ではなく、ウェーバーが講演で青年たちに伝えたかったことをきちんと読解したい。

  • 熱い講演録。

  • 読んでおいて損なし。2時間で読める。

  • 読了したものの、いまいち内容が理解できていない。部分部分でかなり説得的なことが書いてあるなぁという印象が残ったのみ。

    邦語訳にもかかわらず、指示語が多いのが難解に感じる一因か?自分は原典などを読んでいないのでこれについてはなんとなくの印象。

  • 20110223読了。
    マックス・ウェーバーの講演の書き起こし。
    職業としての学問の道として、アメリカとドイツの違いの紹介。
    学問の道を極める際には一つの分野に集中し、よそ見しないこと。
    教師は指導者であってはいけない。一方的な話し手である教壇において、ある特定の考え方に偏るような公平でない話し方はできうる限り行わないこと。

    といったことについて述べてる。

  • ウェーバーが学生に向けて行った講演がもと。話の構成が複雑で非常に読み辛かったが、あとがきで訳者はそれがウェーバーの特徴だと評していた。内容は、学問の限界や教師の本分など。学問に携わる方はもちろん、学ぶ側の学生にとっても新たな発見があるはず。

  • 「たとえばある写本のある箇所の正しい解釈を得ることに夢中になるといったようなことのできない人は、まず学問には縁遠い人々である。・・・いやしくも人間としての自覚のあるものにとって、情熱なしになしうるすべては、無価値だからである。」というウェーバーの学問に対する真摯な姿勢に惹かれました。学生時代、一時は学問で身を立てようか迷いましたが、結局公務員という道を選びました。しかしながら、学問はやる気さえあれば生涯やることができると思います。

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著者プロフィール

1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は、本書に収められた講演(1919年公刊)のほか、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1920年)など。

「2018年 『仕事としての学問 仕事としての政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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