安楽死を遂げた日本人

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 418
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093897822

感想・レビュー・書評

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    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/514433

  • タイトルを読むだけで気が重たくなって読みたくないなぁと思ったけど読んでみた。安楽死、尊厳死、緩和ケア、延命治療など命や生きることについて考えさせられた。

  • 日本ではあまり議論されていない死の選択について、とても丁寧に取材されたノンフィクション。
    欧米各国では安楽死を認める法律が制定されている国も多い。この本では、日本人が持つ死生観と欧米のそれとの違いを扱いつつ、日本における死のあり方をもっと議論するべきだと主張しているように感じた。
    実際に、安楽死を選び実現した日本人の方がどのようにそこにたどり着いたかと同時に、たどり着けなかった、最終的に選ばなかった方が何を思ったかも描かれている。
    死の選択は個人に委ねられている部分は多分にあるものの、関わる家族や医療関係者とも、意思を分かちあう必要がある。
    近しい人が、自分が、近い将来命が終わることを知った時、一体どうすることが一番幸せなのか、自分の願いではなくその人の意思を尊重できるのか。その瞬間になるとおそらく冷静な頭では考えられない。多分本当は日頃から自分はどう生きたいのか、死ぬ時にどうありたいのかを考える機会が、もっと頻繁にあると良いのだろうなと思う。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:490.154||M
    資料ID:51900463

    安楽死の選択、生きる選択、日本という国で安楽死を見つめるとともに、世界における“死”に対するとらえ方も考えてみましょう。
    (統合薬学分野研究室 岩崎綾乃先生推薦)

  • 自分は現在のところ安楽死は考えていないが、尊厳死は望んでいる。
    この本で驚いたこと。この本で描かれている内容から感じる幡野広志の人柄と、ほぽ日の記事から感じる人柄が全く異なったこと。自分でも接する人によって人柄が変わると思うが、今回の落差は大きかった。

  • ふむ

  • 本を読み始めた時から、死に関するテーマは強い関心を持っていた。自分の本棚には「法医学」「ホスピス」「エンジェルフライト」「救命医療」「災害死」といったテーマの本が並んでいる。

    今回の本については、「NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ」を見て衝撃を受け、もっと知りたいと思い手に取ったものである。
    https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190602

    本書にある丹念な取材と率直な描写により、テレビでは見えなかった当事者の葛藤、死生観、動機などを知ることができた。自分のなかでより深く考えることができるようになったのは間違いない。

    末期がんに侵された場合、自分は安楽死ではなく尊厳死、もしくはセデーションを選ぶだろうな、と思う。苦痛を和らげ寿命に身を任すのは、自分、家族、関係者ともに納得感が一番高い逝き方だろうと考えるからだ。

    自分は最後をどのように迎えるか? 選択するうえで欠かせない。本読みを趣味としてよかったと再確認できる一冊。

  • 安楽死を遂げた日本人。宮下洋一先生の著書。生きる自由と死ぬ自由、とても難しい問題だけれど、心身共に追い詰められて絶望して死にたいと思う気持ちは尊重されるべき。世界では安楽死が認められている国も増えているし、日本でも安楽死を選ぶ人が安楽死できる社会が来る日はそう遠くないと思います。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2020年 『外国人ぎらい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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