白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104331

感想・レビュー・書評

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  • 財前め〜!
    この本を読んでからというもの病院の裏側を予想せずにはいられなくなった。

  • 山崎豊子作。
    (一〜五巻)

  • 財前さんはなんだかんだで憎めない(2008.12)

  • これはおもしろい。分野は違うけど、大学院に進学する自分にとってはなんだか身近に感じられる話です。
    確かな実力を持ちながら、力があるが故に指導教官に寵愛されない助教授財前が、教授になるべく選挙運動に奔走していく様が描かれています。

    自分の人生を左右する就職試験にしろ何にしろ、人生というのは東教授の次の言葉に要約できると思います。
    「人間が人間の能力を査定し、一人の人間の生涯を決める人事そのものが、突き詰めてみれば必ずしも妥当でない、残酷な、そして滑稽な人間喜劇なんだ―、」
    嫌な世界ですね。

  • 傑作です。

  • ど・どろどろしぃ。。。

  • 人間の欲望が渦巻いている。
    みんながみんな、こういう医者ばっかりだとは思わないけど・・こわい。

  • 実はこのドラマも見たことないので何の先入観もなく。
    なるほど、開業医はそんな風に見られているのか。。など汚い知らなかった世界など・・
    なかなか面白そう♪

  • まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

  • 大学医学部の腐敗したシステムがテーマの小説。

    そのテーマが気になり、購入。

    けど、まだ。w

  • かの有名な話題作です。

    今日、改めてドラマ最終回を見ましたが、やっぱり泣いてしまいました。

    数々の作品を生み出した作者の偉大さを感じずにはおれません。

  • ちらりと最近のドラマで見た記憶を相混ぜながら読破。

  • 裏工作、根回し、かけひき、政治、票集め、お金、同窓会のつながり、派閥、助教授と教授、利益相反、おもてとうら、夜の集まり、会合、学会、後釜、後押し、学閥。

    政治とはなにか、組織とはなにか、いろいろ勉強できます。
    ジャーナリズムのにほいを感じる山崎豊子の文章ここにあり!!!


    「かちりと引金を引くように双方の言葉がぶつかった。それは形のない、音のない引金であったが、双方が対い合い、正面きって相手の胸に照準したような、冷たく武装された言葉だった。」

  • 10月初旬読了

  • ドラマ見てない・・・けどこの間テレビで取り上げてて、なんだかおもしろそうだと読み始めました。かなりおもしろい!続きが気になる。070912

  • 遅ればせながら。
    ドラマ等まったく見てないので、中途半端にしか役者が頭に浮かばなくてやだ。笑
    でもストーリー自体は面白い。古臭くならないところがすごいと思う。
    日常生活では味わえない世界のお話。
    だから面白い。
    (07/07/30)

  • 2007.07.19

  • ちょっとー、面白いんですけど!!昭和40年發表の作品やとは思えない現實感。「廊下の片隅にある電話機の受話器を取ってダイヤルを回す」とか「タイプライターで打たれた招聘状」とか、出て來る女性&くつろいでる男性が大抵着物姿やったりとか(着物で病院に來て診察の度に帯解くなよ!)、たまに「え゛〜っ」となるようなシーンはあるけれど(笑)。女達の勘が良過ぎです。ケイ子といい佐枝子といい、本のあらすじと照らし合わせると、恐い位男達の将來を不氣味に言い当ててます。何で君にそんな事が分かるんだ!Σ( ̄□ ̄;)と思わず突っ込みたくなる。(200706某日)

  • 結構昔の小説ですが、全く古さを感じない物語展開です。
    山崎豊子の作品をどれをいつ読んでも、あまりの面白さにあっと、言う間に引き込まれてしまいます。
    前半の教授選から後半の医療裁判まで、怒涛の展開です。
    最近のドラマ、昔の映画も見ましたが、やはり原作が一番ですね!

  • ドラマも好き!
    医療の実態を暴いた衝撃的な物語。
    裁判物としてもおすすめ。

  • もちろん5巻まで そろっています。
    名作ですね。
    ドラマより小説のほうが想像力フルに使って読めるので好きです。

    (1~5までありますが 1のみのupです)

  • 全五巻。

  • 全5巻

  • ドラマが終わった後にすぐに読んだが、たぶん今まで読んだ中で一番専門用語の多い小説だったので読むのが困難だったが、人の生きる道を教わった感じがした

  • TVを見て原作を読みたくなって買った本。時代背景は少し古いが本当に面白かった。

  • 財前くんの最期がね・・・
    この人も人間なんだよねって。
    思った。

  • ドラマ化された作品ですが、絶対、本の方がお勧めです。テレビは内容が随分省略されています。
    作者の山崎豊子さんは、他の作品もそうですが、その本を書くにあたって、すごく詳細にいろんなことをお調べになっているようです。
    この本も、医療の世界に携わることのない人間にはわかりずらい裏事情等が満載で、その中で起こる流れにのまれる人や、立ち向かう人のそれぞれの生き方を克明に捉えた秀作だと思います。

  • ほんとに面白い。
    全巻一気に読みました。医学用語とか裁判の所は少し難しかったけど、そんなの気にならない程。
    読み終わった頃にちょうどドラマが始まってましたが、やっぱり原作には到底かなわないですね。

  • 20070224

  • わたしは唐沢版財前しか知らんですがとにかくドラマをみてハマりましたo命を扱う医療の現場で欲と欲、そして正義がぶつかりあうさまは不謹慎だけど面白いですo
    財前好きだ…なんだかんだいっても天才だからなぁo

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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