- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344031937
感想・レビュー・書評
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目をとじてキラキラを感じながら生きていく。
私も日々の生活の中で、しんどい時やいっぱいいっぱいの時こそ、そっと目をとじてキラキラの世界を感じようと思った。とても素敵な本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ツバキ文具店の続きです。
前作はとても面白かったのですが、
今作は、主題である代書の部分が自身の方に向けられているのが多く、
「代書屋」としては物足りなく感じました。
幸せになっていく過程は見ていてとっても楽しくなりますが、
正直、男性としてポッポちゃんのこの性格はちょっと苦手だな、と思っちゃいました。 -
安定の癒し空間。確かに良い人ばかり。だけど、理想郷を願うのは人の常ということで。
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この作品の前作『ツバキ文具店』も読んでいた。古都鎌倉界隈を舞台にしたホノボノ物語だった。
実は僕わ鎌倉には少し縁がある。およそ40年近くも前だけど、鎌倉に程近い場所に住んでいた事があるのだ。 バイクで朝比奈峠というカーブが沢山ある道を登って降りたところが鎌倉八幡宮なのであった。 そのまま湘南海岸へ出て江ノ島付近まで走って帰って来る、というミニツーリングを友人たちとよく遣った。ありゃバイクの話になってしまったな。たまにわ、ま、いっか。 -
まさか「ツバキ文具店」の続編とは知らずに読んだ。
「ツバキ文具店」はめちゃくちゃ良かったんだけど、TVの「ミツロー」が好きでなく、読んでても顔が浮かんで「も一つ」でした。
しかし、続編の設定が順当と言うかめちゃくちゃすぎると言うか、これから続編だけをTVで見るような人が出てきたらびっくりするだろうな・・・ -
ポッポちゃん再び。家族になったミツローさんとQPちゃんとポッポちゃん。今は亡き美雪さんに宛てた手紙には涙…
キラキラ、キラキラ。美しい光に包まれて、いつまでも幸せでいてほしい。
レディ・ババさんや男爵さんのその後は?さらなる続編を期待してしまう。 -
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『言いたかったありがとう。
言えなかったごめんなさい。』
ぽっぽちゃん、守景さん、QPちゃん、バーバラ夫人、パンティー、男爵、お帰りなさい。
ツバキ文具店の続編です。
読み終わってホッとしたあったかい気分に包まれています。
ちょっと前に、菅さんの文具に関しての本を読んだばかりだったので、文具に対する知識を少しだけ持って読むことができました。
まだまだ物語が続きそうな予感。
続編を期待です。
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『ツバキ文具店』の続編
続編が出るとは思っていなかったので、続きを読むことが出来て良かったです。
家族が増え、『おいしいね』と言い合える大切な人が出来たぽっぽちゃん。代書屋としてはもちろん、一人の女性として、母として、大切な人と一緒にいたいという気持ちから、どんどん凛々しく成長している姿が伝わってきました。
『ツバキ文具店』同様、日溜まりのようなあたたかさに包まれたような、読み終えたあと、ぽかぽか癒されました。鎌倉の風景がとても綺麗です。
その後のぽっぽちゃんを読みたいです。 -
「ツバキ文具店」の続編。
前作で知り合い仲が深まり始めた主人公の鳩子とモリカゲさんの関係性が変化したところから物語は始まる。
とても幸福なストーリー展開なのだけど、モリカゲさんにはシングルファーザーになったことにとても悲しく辛い理由があって、鳩子は彼の過去ごと抱きしめることで乗り越えていく道を選ぶ。そこに鳩子の強さと懐の深さが垣間見えて、代書の仕事を通してさまざまな人たちのさまざまな事情に触れてきたからこその選択なのかもしれない、と感じた。
バーバラ婦人やパンティー、男爵など、鳩子と関わる人たちも引き続き個性豊かに登場するのだけど、それらの人々にもそれぞれに大きかったり小さかったりの変化があり、大切な人との出逢いによって人生が変化していくことの奇跡のようなものを感じる。
鳩子の代書屋の仕事、モリカゲさんのごはん屋さんの仕事、QPちゃん(モリカゲさんの娘)と鳩子のやり取りなど、どれもとても温かい。
時折鳩子が書いた手紙(代書のものや鳩子が自分で誰かに書いたものも)が出てくるつくりがとても素敵。
そこに今回も鎌倉の観光やグルメ情報が程よく織り込まれていて、やはり今回も読んでいて鎌倉に行きたくなった。
人と関わって、誰かと一緒に生きていくってすばらしい。と、素直に思えるような作品。 -
ツバキ文具店の続編。
鳩子&ミツロー&QPちゃん=はるちゃん
心温まるストーリーは健在!
またまた面白くって、ほっこりするお話でイッキ読みでした。 -
ぽっぽちゃん、幸せな人生を歩んでいっていて良かったです。
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前作ほど没入できなかった。
代筆業を始めて3年、よく言えば経験値が上がったんだろう。何ら葛藤や悩む時間もなく、紙も筆記具も迷いなく決めて依頼人に成り切って書く。流れ作業的になった感じがして残念だった。タカヒコ君の母の日のお話がなかったら、評価は低かった。先代とは血縁もありながら家族になれなかった主人公が、あまりに出来すぎた家族を演じていて絵空事すぎた。 -
男爵〜
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うーん、なんかしっくりこない。
鳩子が純粋すぎるから?周りの人たちが優しすぎるから?
新作が出て、告知読んでたらなかなか事件が多く楽そうだから、読んでみるかなぁ。 -
ツバキ文具店の続編。
ツバキ文具店は独身?新婚?時代あたりに読んで、こんな穏やかで丁寧な暮らしがしたいなと思った作品。
具体的な鎌倉のお店や名所が当たり前のように出てきて
思春期に読んでいたら、きっと鎌倉で住む未来を想像して憧れるだろうなと思うほど、そばに感じられる作品だった。
今回のキラキラ共和国は、
私自身が子供を産み環境が変わったこともあり
ただ単純に丁寧な暮らしに憧れることはなく。
小学生の子供がいて、
ジャムやお茶やおやつづくりなんて、やってられないよなぁなんて思ったり。
でも作品としての空気感は変わらず、好きな小川さんの世界のままだった。
ただレディババがその後登場しなかったのが未消化。
強烈なインパクトだし、鳩子のルーツにあたる人なのに、
1回きりの対面で終わるなんて。このままなのかな。 -
昨年読んだ本でベスト3に入る本、「ツバキ文具店」の続編。 TVドラマにもなってましたね。 先を読みたい気持ちと読み終えたくない気持ちを合わせ持ちながら読了。 いきなり出だしでポッポちゃんが結婚するのには唐突な感じを受けました。 でも、鎌倉というところ、ポッポちゃんの仕事である代書屋、そしてポッポちゃんを取り巻く人達(ミツローさん、バーバラ婦人や男爵)の醸し出す雰囲気に癒され、優しく温かい気持ちにさせてくれる一冊です。
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キラキラのおまじない
家族のあたたかさ
おいしい食べ物
ほっこり -
肌に合いません
気持ち悪くなった
今 目の前の 小さな部分にこだわり 家族を慈しむ
それを表現する言葉と文字と書く用紙と郵便にこだわる
いかにも小説家くんです とか
素人女性にありがちな こだわりを集めたかのよう
設定は、鎌倉の文具屋で代書も受けて生活している、結婚したばかりの女性が主人公
女性にはお勧めするけど 残念 -
結婚したくなった〜
結婚は、1+1じゃなくて、相手の家族も過去も全部感謝して、愛することなんだ -
幸せな日々にほっとすると共に唐突な展開に少しざらつきが残る。
男爵のその後、レディババのその後、お母さんと呼ぶQPちゃんが呼んだのはどちらなのか。
鳩子にとってはどうでもいいこととなっていたけれど私の中ではそんな風には流せないので共感できず。でもベルグフェルドのハリネズミを今度買ってみたいな。 -
小川糸さんのワールドに浸って、ひたすらふんわりほっこり、そして母親との関係についてもなんだか解消されていくような‥
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本当にこの物語のような世界がある気がする作品です。
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ぽっぽちゃんが幸せになってるー!
ミツローさんの実家のシーン良かった!.
けれど 前妻の日記…とか なんかちょっと え??ってビックリだったな.
まだまだ続きそうな感じー. -
夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、
大切な人への最後の手紙…。伝えたい思い、
聞きたかった言葉、承ります。鎌倉を舞台にした
代書屋の物語。「ツバキ文具店」の続編。 -
登場人物がファンタジーでわからず、諦めて皆さんの感想を見たら続編なのですね。前作を読んでからまた読んでみようと思います。