- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591152409
感想・レビュー・書評
-
読みやすい。
様々な作家の短編集のため、自分の好きな作家を探すきっかけに。
内容もおとぎ話の現代版のため、入り込みやすい。
読書初心者にもおおすすめの一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろな作家の短編集。
-
色んな作家さんと出会えた1冊
-
6篇全て面白かった。正直な彼女と夢のあとが特に好き。リアルでヒリヒリする。
-
プリンセスを題材にした6人の作家によるアンソロジー。「歩く12人の女」が現実と元のお話を上手くリンクさせていて読みやすかった。「鍋かぶり」はぶっ飛んだ設定でちょっと笑ったけど面白かった。
-
6人の小説家さんの話をお得に読めた感じがします。
特に好きなのは
歩く12人の女
あの人は海を捨てた
の2つかな?
歩く12人の女
手作りをモットーとして衣類を製造してるお店に
色々な営業マンが一緒に作ろうと言って提携しようと提案してくるけど、絶対に手作りをやめないと決めているおじいさんと一緒に働く12人の女の人たちの話。
心温まるし、素敵な結末だった。
あの人は海を捨てた
学生時代5年間住んでいた地域を大人になって訪れて色々と思い出したり再開する話。
主人公の気持ちになって見ていたので辛かったり悲しくなることもあったけど、最後は良い終わり方だった。 -
「古今東西に伝わるさまざまなプリンセス・ストーリーを、現代に置き換えたとしたら、どんな物語になるのでしょうか? 人気の女性作家六人が、それぞれが選んだ題材をもとに物語を書き下ろすアンソロジー集。女性ならではの優しさあり、はたまたぴりりとする毒もあり、個性豊かで小気味良い物語が集まりました。
寺地はるな×鉢かづき姫
飛鳥井千砂×踊る12人のお姫様
島本理生×ラプンツェル
加藤千恵×エンドウ豆の上に寝たお姫様
藤岡陽子×乙姫
大山淳子×眠り姫」 -
古今東西のプリンセス・ストーリーをモチーフに現代の女性たちを描いた、切なく小気味良いアンソロジー。
短編だけど、どの話も一冊読み切ったかのような満足感があり、どんどん惹き込まれていった。童話に出てくるような可愛いらしいお姫様ではなくて、強くてしたたかな現代版のプリンセスを感じさせる物語だった。「ラプンツェルの思い出」「あの人は海を捨てた」「夢のあと」が好みだった。