忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)

  • 明日香出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756913012

感想・レビュー・書評

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  • とても分かりやすく、頭にスラスラ入ってくる。

    この本ではスタート地点が35歳前後となっている。

    若いとその分リスクに対応しやすいということなので、勉強がてら投資
    にチャレンジしてみよう。

    この本をバイブルとして、コツコツとやっていくことに決めました。

  • ファイナンシャルプランナーによる積立投資の指南書。
    そもそも投資のコストはリターンの減少に直結する。
    ところが、旧態然の証券会社は手数料で儲ける。
    つまり我々のリターンとは…考えるべくもない。
    そうなると著者が紹介する「販売手数料ゼロの投資商品」がベストの選択になりうる。
    そして、手間要らずでリスクを減らす効果もある「積立投資」。
    この2つが組み合わさるのは自然な流れだろう。

    詳しい内容は本書で。

    カンチュンド流の解説は、クセが無いわけではないが非常に分かりやすい。
    また、タイトルにある「7000万」は、インパクト勝負と考えれば、読み手が固執する必要はない。

  • インデックス投信に積み立てでコツコツ資産を増やしていく。
    必要なのは、自動積み立ての仕組みと、年1回のバランス調整。

    仕組みは確かに簡単。
    でも年率5.5%の運用が本当に可能なのかがどうしても気になる。

    リーマンショックに大震災、ギリシャ危機等、日本・世界経済の力強い成長の兆しがなかなか見えない中、「世界は成長していく」ということを信じられるかどうか。(アメリカ株式は200年間で6.7~7%/年だった)


    「5.5%」以外のところは、私のようなかじり始めの人間でもとても納得して読める良書。

  • 積立て投資の本ですね。

    えーっと、まぁ普通の本と大して変わらないですが、積立を前面に押し出しているのが特徴でしょうか。いまのような市況、10年に1回の相場が数年後ごとにやってくる市況では機能しない気もします。積立自体は非常に良い戦略ですが、年に数回云々ってやつは安定的に成長する世界でしか通用しません、かといって投毎日チェックする暇がないのも然り。

    現状最も効果的なのは積立を利用して債権と通貨で持って、株式市場は暴落時だけ買うことだと思いますね。先進諸国が10年スパンの不況を繰り返しつつも成長していく時代は終わったので。また、新興国についてもまだまだ自発的に成長していくには早いと思います。先進国がリスクを抱えるだけで輸出が滞り、悪影響は免れません。チェックスパンを上げれば積立で株式に投資するも有りかとは思います。

    ノーロードのインデックスファンドに関しても手数料1.5%は高過ぎます。海外の証券会社でETFを買えば年率0.4%です。積立は出来ませんが、細目に買えばいいでしょう。

    そんな感じ。

  • 投資信託だけでなく、全体の投資含めてちゃんと考えないといけないな〜と。あまりにお粗末過ぎて情けなくなるわ(´・_・`)

  • 投資信託を毎月5万円、ボーナス時に20万円ずつ積み立て、35歳から65歳までの30年間で、7,000万円の老後資金を捻出するという内容。最初に決めたポートフォリオに基づき、自動的に積立される仕組みをつくり、年に1回、運用の成績を見て、資産配分を見直すという方法を提案している。

    分かりやすく、投資信託を初めてみようかなという気になった。

  • 評価が高い通り、非常にわかりやすく、どうしていけばいいかについて書かれた本。世界経済がこれからも拡大していく前提にたって書かれている。

    ・金融危機に直面する中で大切なのはこの後に何が起こるのか、どんな変化を誘発するのか、大局的な流れをつかむこと。より豊かになりたいという「健全な欲求」が存在する限り、世界経済のパイは拡大していく。
    ・65歳から90歳までに必要な金額。月35万とすると、35×12×25=1億500万円。年金受給額を月10万とすると1億500万―10×12×25=7500万円。この金額が資産として必要。単純に資金を積み立てるなら今35歳なら月20.8万必要。投資をし、許容できるリスクをとることで運用の収益率をあげていける!!
    ・積立投資4つのプロセス①利用ツールの決定 投資信託を選ぶ
    ②投資戦術の決定 組み合わせる ③積立窓口の決定 ④金融商品の決定
    ・投資信託の特徴 リスクの分散、リスク総量を抑える、売買単位が低い 月数万で世界に分散投資ができる。
    ・投資においてはいかにコストを抑えるが死活問題→ノーロードファンド
    ・日本にいながらにして、世界の株式や債券に投資できる。
    戦術 「毎月5万、ボーナス20万で」①組み合わせを造り、②地域別に投資し、③世界に収益の機会を求める。
    ・ノーロード、インデックス、給与口座からの引き落とし
    これが証券口座の条件。満たすのはマネックス、フィディリティ、ジョインベスト、カブドットコムの4つだけ。
    ・ポートフォリオパターン3つ
    ①ビギナー型 日本債券30%日本株式20%海外株式(先進国)30%海外債権20%
    日本債券ファンド DLIBJ公社債オープン短期 STAM国内債券インデックスオープン MHAM MMF
    日本株式ファンド インデックスファンドTSP STAMTOPIXインデックスオープン ニッセイTOPIXオープン
     
    ②均等型 日本債券20%日本株式20%海外株式(新興国)20%海外海外株式(先進国)20%海外債権20%
    海外株式先進国 PRU海外株式マーケットパフォーマー STAMグローバル株式インデックスオープン 年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)
    海外株式新興国 STAM新興国インデックスオープン

    ③積極型 日本債券20%海外株式(新興国)28%海外海外株式(先進国)32%海外債権20%
    海外債権 年金積立インデックスファンド海外債権(ヘッジなし)
    STAMグローバル債券インデックスオープン PRU海外債権マーケットパフォーマー

    ・貯める割合と貯まった割合は違う。
     ファンドにより成績が違うの当初の投資割合と資産割合にずれが生じる。年に1度ボーナスの20万を手動で投資し、バランス調整を行う。リ・バランス リスクポジションを調整すること。

    ・ファンドの価格が下がることについて、価値は下がるが購入価格が下がっているメリットもある。
    ・現役最後の10年運用ルール 安全資産部分(国内債券部分)を2倍にする。
    ・リタイア後 引き出しながら、運用は続ける。
    ポートフォリオ割合は変えないように引き出す。ポートフォリオに対する割合で引き出すことが合理的。

    その他
    ・ETFは購入単位が高い。
    積立投資のメリット9か条
    ①1回あたりの投資額が少ない②最初から引き落としないお金と思える③投資が必ず続けられる④金融商品の値段が気にならない⑤相場を予想したい誘惑から逃れられる⑥投資でストレスを感じない⑦自然と投資元本がつみあがる⑧常に新鮮な気持ちをキープできる⑨費やす時間が0になる。

  • 資産運用
    手取りの三分の一を資産運用に回す。


    投資信託:40000円/月

    提携預金:20000円/月
    60000円/ボーナス
    2年定期預金 金利0.16%

    株主優待:2000円/月
    6000円/ボーナス

  • 10分で読めてしまう。

  • 積立て式の投資信託の解説本。

    私個人、社会人3年目で小銭が貯まり始めてきたので、
    「預金では勿体ない。でも投資に時間と労力をそんなに割くつもりはない」
    と考えているので、本書はまず個人的なニーズにマッチしていると分かった上で読んだ。

    ポートフォリオ型の商品選択をし、月々5万円自動で積立られる仕組みを作り、年1回ボーナス月にリバランスをおこなう。そしてこれを何十年も続ける・・・。
    商品・地域・時点を分散した投資がいかにリスクヘッジされているか、預金引落の積立て型がいかに長期運用に適しているか、平易な文章で理解しやすい。
    具体的な実施方法も紹介されており、その際の注意点も分かりやすく記述されていて、使える。

    シンプルで合理的かつ簡便な投資方法の導入書として過不足ないのではないだろうか。

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