4時間半熟睡法

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894513549

感想・レビュー・書評

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  • 短時間で効率良く熟眠するためのコツがわかり易くまとめられた本。
    文章量が少ないので短時間で読み終われます。

    p.30 このデータを根拠にして私がオススメしているのは、以下のような方法です。
    ■ウィークデー(月曜~金曜)の5日間は「4時間半」の睡眠で乗り切る。
    ■土曜、日曜のどちらかで「7時間半」の睡眠をとって、体を回復させる。
    ■土曜、日曜のどちらかはパフォーマンスに支障がない「6時間」の睡眠にする。
    → まずは実際に3週間試してみよう!

    p.33 私の提唱する方法と、1日8時間の規則正しい睡眠をとる方法を比較した場合、1年で約50日間の時間を節約できる計算になります。この方法を50年間実践すると役2500日間を節約をできる計算になり、睡眠時間も含めれば、人生が約10年長くなる計算になります。
    → 8時間睡眠は長い気がするけど、6時間睡眠と比較しても1年で約15日も時間を増やせるので有効ですね。

  • 90分の倍数で寝ると良い,寝る直前は体温を下げるなど,既に良く知られている話をあるが,週に1度は6時間,7時間半寝る日を設けるなど新しい発見もあった。
    経験に裏付けされたデータが示されているので,自分が既にもっている睡眠に関する知識と照らし合わせて検証してみるのに良い一冊。

  • 睡眠時間のとり方は参考になります、睡眠不足の時でも前向きになれます

  • 寝だめをするときに理想的なのは、起床時間を変えずに、就寝時間を早くすること。
    なぜならコルチゾールの分泌サイクルも崩さずに済むし、就寝時間を早くしても、成長ホルモンの分泌は寝てから3時間なのでしっかり分泌される。

    睡眠時間を決める際のポイントは、睡眠の開始時間を0時からずらさないこと、そして起床時間を6時からずらさないこと。
    決まった時間に寝て、決まった時間に起きるようにすること。
    決まった時間に寝起きをしていると、成長ホルモン、コルチゾール、メラトニンといったホルモンの分泌や、体温の調節が、決まった時間に合うように調節されるようになる。
    睡眠の質がよくなる。

    朝はお腹が空かない。
    なぜなら、夜中にコルチゾールが出て、血糖値を上げてしまっているから。
    ただし、コルチゾールは起きた瞬間にどんどん下がってしまう。
    コルチゾールはあくまで朝起きてからほんのしばらくの間のエネルギーしか作り出すことができない。
    朝食は絶対に摂るべきだ。
    なぜならコルチゾールから出たエネルギーが尽きた時に、朝ご飯から摂取したブドウ糖が使えるようになると、エネルギーの切れ目がなく、効率の良いエネルギー消費ができるから。
    では朝食に何を食べればよいか。
    これはすぐにエネルギーに変わりやすいものがベストなので、たんぱく質、脂質よりも、糖質系のものをとるべき。
    つまりパンやご飯。
    大事な午前中にバリバリ仕事をしようとしているビジネスパーソンは昼食の前にエネルギーが切れてしまうのを防ぐ為、しっかり朝食を摂ろう。

  • [江戸川区図書館]

    図書館の何かのコーナーに出されていたので抜粋読み。とりあえず個体差はあるものの、6H寝れば最低限の機能(日中の作業効率の低下の回避)は確保できるらしい。ただそれでは結局短眠(時間節約)とは言えない時間量だし、よく言われるように睡眠サイクルは90分だということで、下記のような提案がされていた。

    ■実現可能な睡眠サイクル
    90分の睡眠サイクルを考慮した上で、月~金は限界の4.5時間、土日どちらかでしっかり7.5時間と最低限の6時間。

    ■豆知識
    起きるゴールデンタイムは5時~8時半、睡眠コアタイムは0時~6時。

  • ・一日 6時間の睡眠がベスト。忙しい場合には4.5時間で週末にまとめてとるなど
    ・寝る 3時間前「食事」。2時間前「運動」。寝る1時間前「入浴」
    ・体温が1度下がると眠くなる。だから寝る前に手を暖かくして体温を下げている。

  • 良い本だったとは記憶している。
    効率の良い睡眠時間とか。

  • 中々ためになる内容

  • やってみる

  • 興味深い本です。
    夜勤の多い自分には、どうなのかな?って感じですが、非常に魅力的な内容になってます。
    内容については他の方が、詳しく書かれているので、そちらを参考にしてください。

  • 著者は祖父・父と三代80年間睡眠の研究をしている世界一の睡眠の専門医。本書の主なテーマは「睡眠時間はどこまで削れるのか」「出来るだけ短い時間で、深く眠るにはどうしたらよいのか」「仕事・勉強などで最高のパフォーマンスを発揮できる短眠熟睡方」である。

    (本書に記載されている実証済みの結論)
    ・睡眠時間はレム・ノンレムサイクルの90分の倍数でとる。6時間が理想。
    ・4時間半熟睡法 ウイークデー 4.5h*5日。土日は片方が7.5h、片方が6h
    ・睡眠のコアタイムはam0~6時。この間に眠る。
    ・体温が下がると眠くなる。>寝る前に体温を上げる。
    ・寝る前に体温を上げる>食事・お酒3h前、軽い運動2h前、入浴1h前まで。
    ・成長ホルモンは寝付いてから3h大量分泌され睡眠の後半は出ない。
    ・ホルモン分泌は体内時計が管理。体内時計は25hだが朝日を浴びた瞬間に24hに修正される(~am10までに浴びる)
    HP> http://www.sleepmedicine-tokyo.com/
    twitter> https://twitter.com/takuroendo

  • 睡眠は難しい。
    自分に合ったベストの睡眠を今も模索中。
    睡眠も、結局「十人十色」で、「個人差」ということを
    考えていかないと、と思っている。
    早朝にランニング、そしてジュースという食生活が、
    一般的な睡眠方法にはとてもじゃないけれど、
    合致するとは思わないから。

    <本から>
    「レム睡眠」、主な役割は心のメンテナンス

    レム睡眠の特徴は、寝入り(睡眠の半分)に短く、
    朝方(睡眠の後半)になると長くなる。

    夢をほとんど見ない「ノンレム睡眠」の主な役割は、
    カラダや脳の休憩、身体の成長など。

    ノンレムの特徴。寝てから3時間の間に多く出る。

    毎日「6時間」の睡眠を確保しさえすれば、眠気もなく、
    パフォーマンスが落ちない。

    ウィークデー(月曜~金曜)の5日間は「4時間半」の
    睡眠で乗り切る。
    土曜、日曜のどちらかで「7時間半」の睡眠をとって、体を
    回復させる。
    土曜、日曜のどちらかはパフォーマンスに支障がない
    「6時間」の睡眠にする。

    「短眠法」を実践したいなら、ウィークデーは「4時間半」、
    土曜か日曜に「7時間半」寝る方法がベスト!

    「手足」がラジエーターのような役割を果たすことで、体温を
    急激に下げ、眠りに入ることができる。

    成長ホルモンの特徴は、寝ついてから3時間の間に大量に
    分泌されて、睡眠の後半では出なくなる。

    夜中の3時過ぎからコルチゾール(「脂肪」やブドウ糖の
    かたまりである「グリコーゲン」を代謝して、エネルギーに
    変える)が活躍して、生きるのに必要なエネルギーを
    生み出している!

    朝日を浴びた瞬間に、人間の体内時計は25時間から
    24時間に修正されるようになっている。

    朝日はメラトニンが分泌されている午前10時までに
    浴びる!

    寝つきがよくなるのは、アルコールが体温を下げるから。
    寝酒をすると、ものすごく寝つきがいいかわりに、すぐに
    目が覚めてしまうというのは、アルデヒドが交感神経を
    刺激するから。

    質の良い睡眠をとるため、お酒を飲むのは寝る3時間前
    までにしよう!

    睡眠のコアタイム(午前0時から午前6時)を意識して、
    規則正しい睡眠を組立よう!

    効果的な仮眠は、15分が目安。

    私が夜9時過ぎに実践していること。
    部屋の照明をすべて間接照明に切り替えること。
    なぜかというと、夜9時過ぎると、メラトニン(眠くなるホルモン)
    の分泌が始まるから。

    夜は強い光を浴びないようにしよう!

  • 忙しいビジネスマンにはぜひ読んで欲しい4時間半でしっかりおこなう熟睡法について一家3代で睡眠研究を続けている著者によって書かれた本。
    人間にとって適している睡眠時間は6時間~7時間半と説明しているうえで話が展開されているのがミソです。

    本のページ数は160ページほどでイラストや表を使ってわかりやすく書かれているのですぐ読めてしまいます。

    すでに睡眠法について勉強されている方にとっては少し物足りない内容かもしれませんが、基本をしっかりと押さえてくれたうえで紹介されているので、入門書としてはピッタリだと思います。

    実際に自分は読み終わった次の日は4時間半で非常に目覚めが良かったので、この1冊で学習したことを引き続き実施していきたいと思います。

  • この本で提唱する方法で最も説得力を感じたのは、「毎日4.5時間睡眠にするわけではない」ということだ。筆者は、
    ・ウィークデーは4.5時間睡眠にする
    ・休日は、足りない睡眠を補うために、6時間x1と7.5時間x1の「休養日」を作る
    ・睡眠のコアタイムは0時〜6時で、この間に4.5時間の睡眠をとることが望ましい
    というプランを紹介している。

    私も今週から実践し、結果が出たらここにまた記録したいと思う。

  • どうしたら質の良い睡眠を確保できるか。

    どうしたら、眠らずに活発に動けるか。


    解りやす過ぎ。

    この睡眠法を取り入れてから、
    寝つきがとっても良くなった。

    必要な睡眠時間は個人差があるので、何とも言えない。

  • 睡眠のとり方について、知っておくと便利なことが書いてある。生活を規律するのに役立てられればいいが・・・。

  • 著者が医者であり、医学的実証に基づいて書かれた本です。

    前提として、6時間の睡眠をとることが一番健康にも良くて、仕事などのパフォーマンスも高くなることが医学的に実証されているようです。
    逆に、ナポレオンなどが実践していたとされる3時間の睡眠では、細かい作業(PCを使うなど)において間違いを起こす可能性が高くなることが実証されています。

    そうした中、忙しく働く中で自分の時間を生み出し、かつパフォーマンスを高く保つためには4時間半の睡眠が最も良いというのが著者の主張です。
    この手法が理解しやすく、試してみたくなりました。

  • 睡眠に関する基本的な知識から、効果的な睡眠の取り方、睡眠への導入の仕方などが、研究データをもとに初心者向けに分かりやすく書かれている。既に知っているものが多かったが、たまに目から鱗の情報もあった。後半はほとんどステマになってしまっているのが残念。

  • ショートスリーパーになることよりも、熟睡する方法を勉強したくて読みました。

    本当に不眠で悩んでる場合には効かないけど、入眠までの時間を短くする工夫という意味では役にたつ。

    本の中で紹介されているものと同じ商品は買えなくても、同じ成分が入ったほかの食品を探してみたりする工夫ならできるので、1つでも日常で使える知識を吸収できたことは嬉しいです。

    ただ、睡眠時間を短くはなかなかできませんね笑
    昼間の15分仮眠をとろうとして気づいたら夕方!とか・・・・・・職場なら15分仮眠できそうですけど、家でソファにもたれかかってたら普通にただのお昼寝です。

  • 著者はスリープクリニック院長。以前に“3時間熟睡法”という類の本を読んで、どうも頷けなかったけれど、この本はいいかも。「睡眠時間はどこまで削れるのか」、「できるだけ短い時間で、深く眠るにはどうしたらいいのか」、「仕事、勉強などで最高のパフォーマンスが発揮できる短眠熟睡法」、興味があれば、是非。ちなみに、本の最後は快眠グッズ特集。

  • 睡眠に関する本。2009年。睡眠を研究していてクリニック院長を務める著者が書いたもの。90分サイクルが睡眠の基本とは良く知られているが、3時間では睡眠が不足しているという研究結果が示されている。タイトルの4時間半とは、たとえば、ビジネスパーソンが平日に4時間半の睡眠で生活をし、週末に7時間半、もしくは、6時間などの睡眠をすればよい、というもの。ここでも90分サイクルは基本となる。週末にある程度睡眠時間を取れれば、平日の少し不足しているような状態もすぐに回復できるらしい。人間の体はよくできている。
    ほかに記載されているのは、太陽光による体内時計の調整やセロトニン、体温、朝食の話などなど。睡眠グッズについてもふれている。30分くらいで読める内容なので、ちらりと参考にするにはもってこいの一冊。

  • 眠るにもノウハウがあるんだということを再認識。50歳過ぎると時間は貴重。何とか実践して人生の充実につなげたい!
    ・睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がある。1セットが90分周期なので、90分の倍数で寝るとスッキリ目覚めることができる。
    ・眠り方のパターン
     ・ウィークデーの5日間は4時間半の睡眠で乗り切る
     ・土日のどちらかで7時間半の睡眠をとって体を回復させる
     ・土日のどちらかはパフォーマンスに支障がない6時間睡眠にする
    ・グリコーゲンを代謝してエネルギーに替えるコルチゾールの分泌を考えると午前5時半から8時半の3時間が起床のゴールデンタイム。
    ・飲酒して寝つきがよくなるのはアルコールが体温を下げるから。しかし、飲酒後3時間するとアルコールはアルデヒドという毒に変わり、交感神経を刺激して体温や心拍数を上げる。
    ・この時間に寝ているのが効果的という睡眠のコアタイル(午前0時から午前6時)を意識して、規則正しい睡眠を組み立てよう!
    ・睡眠の質を向上させるアミノ酸として「グリシン」が注目されている。(味の素「グリナ」)
    ・「カプシエイト」は快眠とダイエットに効果がある!(味の素「カプシエイト ナチュラ」)

  • 4時間半睡眠法の理論、科学的根拠あり
    これを参考に実践する
    ただし、6,7時間寝たほうが良いと書かれている本も読んで比較する

  • 睡眠の生理、最適な睡眠時間、睡眠の質を上げるテクニックなどが網羅されています。
    一般向けの睡眠の参考書として十分な内容なのではないか思います。

  • タイトル通りの内容。
    快眠グッズの紹介も。

  • 1日の睡眠時間は4時間半でケッコウ。そんな生きている時間を増やしてくれるありがたい技の注意点は、以下の通り。

    ・週5日は4時間半、2日は7時間の睡眠
    ・昼休みは15分の仮眠
    ・起きたら、朝日を浴びる

  • 睡眠に関する知識が比較的わかりやすく解説されていて、読みやすかった。また、1ページ1ページがスペースに余裕を持たせて記載されているので、眠いときや活字が苦手な人でも読みやすいと感じた。

  • 仕事をしている日常に、
    いかに勉強時間を組み込むかというときに
    睡眠のとり方は重要です。
    ものすごくそれを分かりやすく
    またスッキリと理解させてくれる本です。

    勉強しているみなさんにおすすめ。

    15分仮眠は効果的ですよ!

  • 熟眠できる睡眠時間としてどこまで削れるのかがテーマ。
    ・6時間半から7時間半が最も体に負担がかからない睡眠時間
    ・効率の良い睡眠時間は
     - 平日は4時間半
     - 土日のどちらかは7時間半
     - もう片方は6時間
    ・睡眠中に「コルチゾール」が分泌され、脂肪、グリコーゲンをブドウ糖に分解してエネルギーとする
    ・夜になると「メラトニン」の濃度が上昇し、眠たくなる。メラトニンはサプリやナイトミルクで多く摂取できる
    ・就寝前に「グリシン」を摂取すると寝ている間に体温が下がり睡眠の質が向上する

  • 4時間半睡眠

    たしかにいけるかもしれない
    毎日は厳しいが、睡眠時間がとれないときは使おう

    ときどき確認のために読むか?

著者プロフィール

遠藤拓郎 (えんどう・たくろう):著医学博士・スリープクリニック調布院長。元慶應義塾大学医学部特任教授。女子栄養大学客員教授。東京慈恵会医科大学卒業、同大学院医学研究科修了、スタンフォード大学、チューリッヒ大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学。東京慈恵会医科大学助手、北海道大学医学部講師を経て、現在スリープクリニック調布院長。 祖父 (青木義作) は、小説 『楡家の人々』 のモデルとなった青山脳病院で副院長をしていた時代に不眠症の治療を始めた。父 (遠藤四郎) は、日本航空の協賛で初めて時差ボケを研究。祖父、父、息子の3代で90年以上、睡眠の研究を続けている「世界で最も古い睡眠研究一家」の後継者である。スリープドクターとして、テレビやラジオなど多くのメディアでも活躍中。

「2023年 『脳と心を癒して心地よく眠る 和の花もようのぬり絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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